NHK連続テレビ小説【花子とアン】｜掲示板スレッド

字も読めない文学や教養とは全く縁がないものと、小さい頃から、そういうものに囲まれて当たり前のように育った人間とでは
基本的にあわないでしょう。


それでも、お互いが愛しあい、お互いの良い所を尊敬しあう気持ちがあれば、
長所を見習いあいながら徐々に仲良くなることもできたでしょう。
炭鉱王も蓮子様に叱られながらも、蓮子さんの趣味を理解し、自分も見習い、応援したかもしれません。
飲食が駄目だといわれれば、知らなかったごめんと謝ったでしょう。
自分の子供にも、向上することだからと、却って教えてもらって有難いと思ったでしょう。


この炭鉱王は、自分がお金持ちになったというプライドがありますし、
お金ですべてが手に入ると思い、お金があることだけが偉いと考える人。
単純な人ですし・・・。
しかも、周りの人々も、蓮子さんへの劣等感や僻みが凄くて、炭鉱王を煽るので、ますますその気持が助長されてしまいます。
これも今でもよくある話。


蓮子さんもこのような価値観の人々にはあったこともないし、理解できないと思います。
価値観が理解できないのは、お互い様。蓮子さんの価値観だけが悪いとされるのはかわいそうな気がします。


お金を払っているのは、私だという言葉にすべてが込められているような気がします。
お金を払えば何をしても良い、お金をもっているものが偉い。
お金も払えないくせに、お金を自分で稼げないくせにという考えでしょう。
このような方も、今も非常に多いですね。
お金を払っているのだから、いうことを聞けということですね。


それはそうなのだけれど、でも、何か違う間違っていると自身は感じますから、蓮子さんには、とても同情しますし、
この考え方から、抜け出さなければならない、抜け出すために花子も、蓮子さんも今後奮闘するのでしょう。


「お父」は確かに小物で理想ばかりだったけれど、其の意志は、花子さんに受け継がれ、花ひらくと思います。
お父の教育は無駄ではなかったおもいますし、「おっ母」も、たけしの父に想いを寄せられながら、お父を選んだのは、其の理想に少なからずも共感していたからだと思います。自分達は無理だけれども、花には、自分たちのようにならずに、頑張って欲しいと思っていると思います。

炭鉱王、悪い人じゃないと思うけど、ものすごく不器用そうですよね。
そして、蓮子さんも不器用な人です。
不器用同士のちょっとしたボタンのかけ違いで、うまくはまれば、もう少し二人の仲は何とかなりそうなんですけどね～
いかんせん外野が悪すぎです。
筒井真理子さん、本当にお上手です（笑）

炭鉱王さんも蓮子さまに自費出版の費用をポンポンと出して差し上げますし
東京や京都に好きにお出かけさせていますし
将校などの白蓮ファンとの妄想・恋愛ゲームも見て見ぬふりしてくれますし、、

蓮子さまも自ら炭鉱王さまにお妾さんをあてがったりしていますし、、

ちょっと、オーストリアのエリザベートみたいな
面白さがありますよね。
格は違いますけど。

宝塚あたりで舞台化すると面白い？
でも主役が女性じゃﾀﾞﾒか。

＞でも主役が女性じゃﾀﾞﾒか。

では、エリザベートみたいに東宝ミュージカルでやるのは、いかがでしょう？
涼風真世さんと村井国夫さんあたりで・・・

涼風さん、自称・昔妖精・今妖怪・・ですよね
面白いですね！

でも帝劇より明治座の方が似合いそうかも。
東宝で明治座って難しいかしら？
最近は帝劇もジャニーズやユーミンで軽量になってますよね。

明治座の細雪は東宝の製作だったはず。
むしろこっち系ですかね？
それなら仲間さんで、そのままいけそうかな。
女中頭役は、賀來千賀子さんとか？

炭鉱王の生活

東宝の舞台にしても良さそうですね。
白蓮さんはかなりドラマチックな人生でしたけど、
意外と映画やドラマが少ないのはいじりにくいお血筋だから？

薄毛のおかん様、まさにボタンの掛け違いですよね～
「みみずの女王」のくだりだって、
「わたくしが読みましょうか？」みたいな一言があればいい夫婦になれたかも。
まぁ厳然たる史実があるので仕方ありませんが…
蓮子さんに同情するのも、もちろん有りです。

この時代の文盲率ってどのくらいだったんでしょうね。
炭鉱王が文盲であることを恥じて切なそうな顔をすると、
ルース・レンデル著「ロウフィールド館の惨劇」がよぎります。