NHK連続テレビ小説【花子とアン】｜掲示板スレッド

連休中、皆さんどのようにお過ごしでしたでしょうか？
いよいよ梅雨も明けて夏本番です。
体調に気を付けて、楽しい夏を過ごしましょうね。

家族とレジャーで出かけていて、昨日の録画をやっと見ることが出来ました。
史実とはいろいろ違いますが、このドラマなりの整合性をとるように色々工夫されているようですね。
蓮子が「友人のところに行くと言って行方不明」と新聞に書かれ、はなの家に記者が押し寄せるシーンがありましたが、史実では「親戚を訪ねる予定で東京に行くと言って行方不明」となっていますので、絶対にはなの家に記者がおしかける騒動は無かったと思います。

このドラマは史実に基づいた「フィクション」です。
文字通り脚本家が自分の「想像の翼」を存分に広げて、同時代に生きて少なからず接点のあった二人の偉大な女性を、史実よりもっともっと近い存在（腹心の友）として描いています。
史実のエピソードを、赤毛のアンの世界と重ねるように物語として再構築するという手法を使って、まだまだ女性の地位が確立されていない時代にいながら懸命に自分なりの生き方を貫いた女性たちを比較しながら描くという意図があるのでしょう。
ただ、その世界観があまりにも現実（史実）とかけ離れすぎたり、物語上整合性がとれていなければ、興ざめしてしまう人が出てくるのも、しょうがないと思います。

蓮子の駆け落ちの描かれ方を見ても、当時の左翼的社会運動や人権問題などの背景をできるだけそぎ落として、生き方として重要な根幹である「女性の本能」を際立たせようとしたかったのかもしれません。
しかしその結果、少女マンガや昼ドラのような印象になってしまいましたが・・・。
でも当時の二人の一番中心部分の心理を探れば、きっとこのような純粋で本能的な想いに惹かれあったからこその結果なのかもしれませんし、この事件を読み解く側面ではあると思います。
でも、美輪さんの歌やスポットライトや羽根が降り注ぐ演出、翌朝の布団や赤い肌襦袢など、かなり演出上のつっこみどころ満載でしたけどね（笑）

大河「龍馬伝」なども、これと同じ手法で描かれていて、史実では晩年の一時期しか親しく接点のなかった龍馬と岩崎弥太郎が、さも若いころからから同郷で親しく交流のあったツレのように描かれていました。（同郷で幼いころニアミスのように多少の接点があったことは事実なので、そこを想像の翼で広げた結果、ああいう物語が生まれたのでしょう）
初めてあのドラマで龍馬を知った人は、きっと二人は本当に若いころから親しかったと信じて疑わないかもしれません。
近代史の史実を再構築しなおしたフィクションの典型ですよね。

こういうドラマは、フィクションとして純粋にドラマを楽しむだけでも面白いと思いますが、一歩踏み込んで史実はどうだったかを考えつつ、いろいろツッコミを入れながら見るというのも、一つの楽しみ方だと思いますよ。

意見の違う人の書くことにいちいちイラっとするのだったら、掲示板ではなく、仲の良い友達と話せばいい。

それから、昨日の書き込みを読み直して、ちょっと気になったのですが・・・・
新しいアンチスレ、あのスレをたてたのは、ここでの否定的な意見を見たくない人ですね。
そういう意見をスレごとに分けたいという目的で立てたものだと思います。

でも、申し訳ありませんが、少なくとも私は、あのスレには賛同していませんので、引き続きこちらに思うままを書かせていただきます。
私は、どんな意見であっても、意見を発する「人」を評価することにつなげません。
それは、今までもやっていません。
どうかみなさん、フリー掲示板という特性をご理解いただいて、お互い配慮しながらここを楽しく有意義なものにしませんか？

私はスレ主ではありませんが、スレタイに書いてあるように「ネタバレなし」という約束事以外は、どのような意見も特に問題ないと思うのですが・・・

宇田川先生の眉毛が濃くなっていました！　前の眉毛の方が好きでした。役者の山田真歩が気に行ってそのまま帰宅したとスタジオパークで語っていました。
実際には喫煙しないのに、たばこの持ち方から吸い方まで色々研究したらしいです。たばこではないけれど肺に煙は入ってしまうとか、大変そうです。　　

兄やんの賀来賢人は、ご存じの方多いと思いますが、賀来千賀子の甥です。目が似ていますよね。小・中・高と暁星学園を経て青山学院大学出身らしいですよ。

兄やんが、小学校から暁星〜からの青学、と聞いて突然興味がわく私は生粋のエデュラーだわー(笑)

ドラマを楽しんでみている方とドラマを攻撃するのを楽しんでいる方とでは、やはり相容れないかな。
棲み分けが必要とかそこまでは考えていないですが、嫌な思いをして、こちらのスレから遠のいた方もいるということを心に留めておいてくださるとうれしいですね。

朝15分のドラマですから、さらっと楽しめればいい者としては、
帝大生も青いわね～、兄やんも蓮子さんへの思いと職務とで辛いわね～、とたたたんを見ています。

兄やんの蓮子さんへの思いは妹を思うようなものだと思いますけど、それでも辛いと思います。
兄やんの字が上手で意外でした。
当時は手習いをしっかりやっているんですね。

兄やんが手紙を玄関口に挟んだのを記者が手に入れたらどうしよう～と気をもみました。

ツッコミは攻撃じゃないんですけどねえ。
その違いが判らない人に配慮しないとここに書き込めないというのは、正直ちょっと辛いです。