とと姉ちゃんにつっこみ、ドラマの展開に好感の持てない方｜掲示板スレッド

私は木村多江さんもともと苦手でした。ただ、あぁいう感じの人もお芝居には必要だと思ってました。でも、もう見たくもないです。あの薄笑いってなんなんでしょうか？　お嬢様育ちだというおっとりした感じを出したいの？　まさか、寒～い人柄を表したいわけでもないでしょう？

今日の綾さんへの対応などを見ていて思ったのですが、常子はじめ登場人物のキャラ立てをしないから変なドラマになっちゃっているのかなぁと。

常子も、リベラルで、内面はやりたいことにはのめり込むようなタイプだとしたら、出版社をやめようと（たぶん女の自立？のために）と思うのも納得出来る。

それが
何にも興味がなく、ただ家訓を守るために働いているようだから、なんでお世話になった出版社をやめる？　と反感かっちゃう。

要するに、脚本がダメなんですが。

お嬢様育ちでおっとりだと、カーネーションの千代役の麻生さんがとてもお上手でしたよね。反感買うどころか、かわいいお母ちゃんで皆大好きでした。
そして強い娘がドーンと守ってくれましたよね。

あれ？糸ちゃんのほうがよっぽど「とと姉ちゃん」だわ。糸ちゃんは気性の激しい、でも心底娘思いのお父ちゃんの血をしっかり受け継いでいてたくましくて頼り甲斐ありましたよね。発想も素晴らしかったし一本太い芯が通っている女性でした。同じような時代の女性ですよね。仕事が大好きでミシンを愛おしく眺めているシーンや初めて触った時の嬉しそうな顔や寝ても覚めてもミシン動かしていた姿。本当にこの仕事が命だったんだなとわかりました。

常子はただ名前だけの「とと」で、お金稼げばいいという考えに描かれており大橋さんごめんなさいです。
仕事に愛着もあったもんじゃない。面接でも「お金が稼ぎたいんです」と堂々と言ってました。
（あぁそれなのに美子のお小遣い稼ぎの件では、お金お金っていつからそんな子になったの？と矛盾した発言あり。あなたを見ているからでしょう。と言いたかった）

雑誌を作りたいと言ってもただ偶然見つけた求人、そんなに雑誌作りにのめり込んでいるでもないのになぜかいきなり目覚める。

暮らしの手帖に繋がるお話も全く出てこないまま・・
毬子はひたすら文句たれだし、常子はおせっかい（おはじきではない）ババアだし。素敵なアイディアを持った姉妹たちには見えないです。もう半分過ぎたけどどうなるの？てかまだ半分も残ってるのかーーー・・・
早く大阪制作の「べっぴんさん」が見たいよー。

「暮らしの手帖」という影響力のある雑誌を作った人物が主人公ということで、ヒロインにはもっと人間的な温かさや、細やかな生活の営みに対する愛情があるところを期待した。
これでは世の中の流行に乗って、その場その場の思いつきの発想で世間受けしそうな題材を扱い大ヒットした〜みたいな印象しか持てない。

お気の毒な綾さんご一家。

普通なら、恩返しに、広いお家に一緒に住みましょうとなるはずですが、今のまりこのメンタルではダメでしょう。

なんでとと姉の友達と一緒に住まなきゃいけないの？

家賃くらい貰ったらいいのに！

あーっ、子供がうるさいからなんにも書けやしない！

くらい直接綾さんに言いそうです。

美子は子供に、あっちに行ってお姉ちゃんと遊ぼ、と気を遣いそうですが、

かかは困った顔を作ってはいるけどそこにいるだけ。

常子は、まさか、電車動いてるわよとは言わないでしょうね…。


今日の怒り心頭セリフは

綾さんが帰ったあとの、かかのセリフ

元気そうで良かったじゃない

と

まりこの

女は損だ〜の不平。

同い年の男子が皆戦争に行って散華なさったのをいったいなんと考えているのか、馬鹿者！と怒りに震えました。

ひどい演技ですね。　綾さんの苦労話を聞いても、顔色一つ変えない小橋一家。

それとも、とんでもなく鈍感、他人を思いやる気持ちゼロ、極端な利己主義という人格設定、演出なんでしょうか。

そもそも、綾さんは戦争で未亡人になり、実家は火事で焼失し、父親もなくなり、となっても、戦前はかなり大きいお屋敷に住む一定の財産を持った家系のお嬢様だったんですよね。そんな人がいくらなんでもあんなに行きつくところまで行くものでしょうか。　いくらでも頼る人はいるでしょう。　親戚やご両親のお知り合い、嫁ぎ先だって、可愛い孫にあんな暮らしはさせませんよ。　

ただただ常子に施しをさせるためのエピソードのような気がして、朝から本当に気分が悪かったです。

昔、火垂るの墓のドラマをみた記憶があります。
松嶋菜々子さんが従姉妹？の子ども2人を預かる話。
最初は優しく接していましたが、いよいよ食べ物がなくなると勤労奉仕に出る自分の子に多くを与え、居候の子どもたちにはお粥の上澄みだけ。

居候の男の子が見ている側で、御釜に残った僅かなおコゲを松嶋菜々子さんが無表情で食べるシーンがありました。鬼気迫るものがありました。

小橋家は意地悪な歳とった女の子集団みたい。戦争の悲惨さも何も伝わらない。

脚本も酷いし、演技も酷いし、演出も酷い。

皆さんのおっしゃる通りすぎて・・このままNHKに読んで欲しいです。
皆さん、ご自分のご意見をNHKに送られたらいかがでしょう。
私は我慢ならない時に３回ほどメールをしました。
ただ一度も返信は来ていません。

「まれ」の時は丁寧な返信がきました。返信の内容はこじつけで笑えましたけど
、今となっては笑い話、まれは笑い話にできるドラマだったのが救いかも。

「とと」は戦争の話をあまりにも軽くしかもでたらめに扱いすぎているので笑い話にはできませんし怒りすら沸いてきます。

「あさが来た」では賛美のメールに対して（返事はいらない内容だったにも関わらず）お褒めを頂き嬉しい、スタッフに伝えます、とお返事を頂きました。

もしかしたら「とと」は批判殺到で対応できないのかも・・

さっき書き忘れましたが
常子が綾に対して「恩返し」したいからといって
向井おじさんにもめんを分けてもらうというのも相当図々しいと思いました。
恩返しは自分の力でしなよ。
なんで人様の苦労を横取りするの？
常子の、何一つ苦労せずに恩返しを果たそうとする神経が信じられません。

役者たちはやってて変だよと思わないのでしょうか。