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【2514528】もう、疲れました

投稿者: spiritless   (ID:LrDJBPkRNIg) 投稿日時:2012年 04月 21日 14:45

町の片隅で、小さなピアノ教室を開いています。教えて20年余になります。
まったく練習してこない生徒に、疲れ果ててしまいました。

レッスンで弾ける状態にして、それをキープするようにすることだけを
課題にして帰らせますが、家でまったく弾かないので、
すっかり忘れて、翌週やって来ます。
もう一度同じことをして帰らせますが、やはり翌週には忘れています。
毎週、その繰り返し。
そんな感じなので、リズムや拍数、音楽記号もあやふやです。

弾けそうにないのなら、せめてどんなことを習ったか、
そのページを見るだけでもいいから、見てきて という課題に替えても
やはり本を開くことすらしてきてくれません。

そのような子が、一人や二人ではありません。
(きちんとして来る子の方が多いですが)

その現状をお母さんにご連絡しますが、
「練習しないんですよね~。先生には悪いと思ってるんですが。
 先生のお宅で練習させてもらえませんかね~?
 これでも、娘は音楽は好きなんで続けさせたいんです」

指導者セミナーへ行っても、
「子どもは褒めて育てましょう。
 今の子どもたちは忙しいのだから、レッスンへ来ただけでも
 『よく来たね』と褒めてあげましょう。
 反省すべきは私たち指導者です。今のニーズを知り、もっと勉強しましょう」

飽きないようなテキスト研究、音楽遊びに、コーチング。
ありとあらゆる勉強は今も続けています。
でも・・・何かこれって間違ってない?とふと思うときがあります。


自分はこの仕事に向いていないのだろうか、もう時代遅れの先生になったのなら、
廃業しようかとさえ考える自分がいます。


長文すみません・・・ このスレ、もしかすると荒れてしまうのかな。
でも、教える側・教わる側の皆さんのお気持ちが知りたくて書き込んでみました。
気力が落ちてしまって、レス出来ないかも知れませんがお許しください。

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  1. 【2559678】 投稿者: グールド♡  (ID:AY4RDlBbPv.) 投稿日時:2012年 05月 29日 22:54

    スレが閉められた後ですが、心当たりがあるので書き込ませてください。

    ここに書いていらっしゃる方はみなさん少なからずピアノまたは楽器の技術習得についてご存じでいらっしゃいます。

    つまり「毎日楽器の練習をする」ということ。

    当たり前のことで、だれも疑問に思いませんよね。

    でも、全く楽器と無縁の人生を送ってこられたママたちは(あってもリコーダーや鍵盤ハーモニカ程度、そういう方もいらっしゃいます)、毎日練習しなくてはならないなんてご存じありません。

    だって今時のスイミングやバレエやサッカーだって、毎日練習なんかしません。
    行ったときにその場でレッスンして終わりです。
    それでも泳げるようになる、踊れるようになるんです、ある程度は。
    もちろん上を目指す方は別ですが。

    そういうその場限りのレッスンと同様に考えていらっしゃるお母さまって結構いらっしゃいますよ。

    初めてのレッスンで説明されていらっしゃったとしても、本当には理解されていないかもしれません。
    「別にプロになるわけじゃないから毎日練習しなくても…」と。
    お子さんもいろいろなお稽古ごとのひとつとして習っていらっしゃるなら、なおのこと、練習する時間なんてないと思います。


    私の知人の中学生になるお子さんは趣味で習っていらっしゃって、でも練習しないので、ずっとレッスン中おしゃべりしているそうです。
    お母さまは「反抗期だけど、レッスンには行くの。学校とも家とも関係ない先生と他愛ないおしゃべりすることで、とってもリフレッシュできてるみたいだから、それでいいかな」と。
    きっとその方の先生はヤキモキしていらっしゃるかもしれません。
    でも、そういう方もいらっしゃいます。

    生徒または親が先生に求めるものはいろいろです。
    その辺をじっくり話し合われてみてはいかがですか?
    「真面目に練習している○子ちゃんと比べたら、お金をどぶに捨てているようなものですけど、それで良いですか?」とか。

  2. 【2560213】 投稿者: バラード  (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2012年 05月 30日 11:47

    いろいろ読ませていただいて、私も
     ピアノを教える、ピアノを習うことの難しさ
     実感しました。
     
     スレ主さんもよい方向に結論出されている
     ようですし、グールドさんの書き込みも
     最もだと思います。
     
     よくよく両方の立場に立って考えてみたのですが
     まず、教える、習うことが、善意のサービスと
     謝礼という形なのか(昔はこれが多かったような)。

     ピアノ指導の教える/習う契約(一回いくらとか)なのか
     もし口頭約束だとしても、どちらなのかによって違いもありますね。
     
     善意のサービスと謝礼ならば、ほんとにお互いの信頼関係
     と話し合いですべて解決するはず。どちらか一方がNGなら
     やめましょうで終了ですね。
     
     もし、契約行為ならば、はじめに「誰でもウェルカム」なのか
     「誰かのご紹介などでほぼ信頼関係ありなのか」 
     
     あるいは「週1回いくらです。週に6日は40分以上練習してください
     無理のない範囲で課題を出しますので 次回までにさらってきてください」
     など はじめにお話するとか紙に書いてお渡しするとか。
     ご自身の経験とか、音楽力、教育方針話してよければ契約ですね。
      もっといいのは、カリキュラム想定とか、半年一年後の弾ける曲増やして
     目標お互いに共有して演奏力向上、進めることでしょうか。
     
     前提条件がくずれてしばし演奏向上がのぞめないなら退室、契約解除とか。
     
     もし誰でもウェルカムで何もお話ししてないなら、先生のほうから
     契約解除はできにくいですね。
     
     大家の先生のように、有望な子供しか教えないとか、ピアニスト
     しか教えないとかなると全然話は別でしょうけど、いずれにしても
     先生方も、自身の演奏技術、指導力、音楽力、個人の音のききわけ
     とか個性を見る力とか 日々訓練していかないとなかなかよい先生には
     なれないですよね。 人を教えることは大変です。

  3. 【2568100】 投稿者: このスレを読んで  (ID:N3ZBse93dNw) 投稿日時:2012年 06月 05日 13:49

    全頁を読ませていただいて 感想を持ちました。

    こちらに書き込まれた多くの方々の 何ともしがたい憤懣の原因は、まだまだピアノ人口は多すぎるという事なんじゃなろうか と。

    クラシック・ピアノって、実用(一曲満足に完成させたり 他人に聴かせたり 歌や他の楽器と合わせたり)出来るようになるまで 気がめいるような 先の見えない 終わりなき延々とした道のりが相当続くんですが、まあ その苦労をいくらか続けても 得られる楽しみが保障されない事さえ多く、都市部では音を出すにも十重に遠慮が必要で フラストレーションは凄くたまるし、合奏するにしても可なり上達しないと仲間には入れてもらえないから いつまでたっても孤独。

    どうせ 一生アマチュア・プレーヤーってわかりきってるんだったら、嫌がる子供にいつまでもピアノ習わせるのは止めた方がいい。絶対やめた方がいい。子どもにとって それは余りにも苦痛で 努力も報われなさすぎる事だから。鍵盤操作を知っとくと将来役に立つから??そんなレヴェルが欲しいなら、子供が中高生になり 自ら「習わせてほしい」と言って来てからで十分ですから。その時は ちゃんと自学自習できますから。「もうやめなさい!」と言っても弾きますから。

    日本の楽器屋と音大の企みで 長年にわたってピアノ人口ばかりがアンバランスにやけに膨張し、おおいに裾野だけは広まって まあそれはそれで恩恵を被った面も有るのかもしれないけど、もう いい加減気づいた方がいい。その アンバランスに膨張しすぎた裾野の部分を支え絡げているピアノ教師は 相当無意味にぐったりと疲弊しているか 週一の児童カウンセラー あるいはベビーシッターのような役目をさせられて これはサーヴィスなんだからと割り切り 作り笑顔で金を得ているか、なんですから。 

    保護者の皆さんには お子さんにちょいと西洋音楽をやらせようかという ごく幼少の最初の段階で、「鍵盤楽器を習わせるのが常套でしょう!」という 楽器屋によって作られた例外を許さないような全体主義的イメージに束縛されないでほしい。 特にアマチュアにとって 鍵盤楽器は 演奏するのに向き不向きが非常にはっきりした楽器のうちの一つなんですから。

    鍵盤のほかに ぜひ あまたある鍵盤以外の楽器の選択肢 あるいは 日本の伝統楽器の選択肢もぜひ考えてみてほしい。でも もし鍵盤楽器から西洋音楽に入ったならば、子どもに向いてなさそうと分った時 すぱっと他の楽器か歌に転向するか あるいは来たるべき時がくるまでレッスンを止めといてほしい。 その時期 絵画やスポーツ教室に通う方がその子にとってずっと良い場合だってあるのです。

    ここのスレに この様な事を書くのは全く筋違いなのでしょうが、なんで保護者の皆さんはピアノを習わせる事にしがみ付くのか(お子さんはしがみついてませんよね)?と居たたまれなくなり 一文投稿致しました。

    繰り返しますが 向いていないお子さんが ピアノの演奏に上達するには相当な無理があります。
    今すぐ稽古をおやめになって ソロ指向のお子さんならギター教室、仲間と睦みたいタイプならヴァイオリン等の弦楽器 分数フルート 歌 あたりをご検討になっては如何ですか。大きいお子さんなら金管とかも。 今からでは遅いのではないかと?? 全くそんなことは有りませんから。専門家になるのではなし。練習時間も楽譜も楽器の大きさも ピアノよりはずっとコンパクト。とにかく譜読みがピアノよりずっと負担が少なくて済むのです。教師も生徒も保護者もストレスが少なくて済むのです。中高大学には大抵ブラスやオケや合唱部が、社会に出ても 市民吹奏楽団や市民オケや市民合唱団がありますから、若い時から習っている人材は中堅どころとして一生楽しめます。  

  4. 【2568580】 投稿者: 激しく同意  (ID:qo66w1l7UBI) 投稿日時:2012年 06月 05日 21:00

    閉められた後ですが…

    同業者として是非直接お会いしたいくらい、お気持ちわかりました。
    大手楽器店で10年、自宅で10年近く指導しており、ついに決心がつきました。

    昔は、「長く続ける事が大事なお稽古ですからね。4年生位になれば、レッスンだけでも何となく弾けるようになりますし。」なんて言っておりました。

    っが、結局楽譜もろくに読めないと本人だって楽しくないし、同級生と差が出てくると楽しくない。

    もともと、入会費なし、月謝を良心的設定にしていたので、安易に始められる方が多かったので、考え直しました。
    入会時に「これは毎日練習しないといけないお稽古なんです。よくおうちで話し合ってきてください。」
    といい、入会費もしっかり頂くことにしました。

    スッキリしました^^

  5. 【2593750】 投稿者: 同業者とあるピアノ講師  (ID:vf4aKt6LNXo) 投稿日時:2012年 06月 25日 14:24

    初めまして。こんにちは。

    私も一緒な気持ちです。

    私も生徒は、練習してこない生徒が沢山います。

    勤めてる音楽教室では、「楽しい」と思わせるレッスンをということで、楽しいと思ってくれればいい親御さんが多いみたいです。

  6. 【2597043】 投稿者: spiritless  (ID:LrDJBPkRNIg) 投稿日時:2012年 06月 28日 00:39

    スレ主です。
    何となく閉めたあとにも、いろいろなご意見が続いているようで、ありがとうございます。

    その後も練習しない子は相変わらずですが、究極のピークを過ぎたのか、
    初めてスレッドを立てた当初ほど、精神的に追い詰められた気持ちはなくなり、
    (本当にあの頃は空虚な気持ちで押し潰されそうでした・・・)
    今は力を抜いて、それなりに頑張れています。

    ピアノを習う・教えることについて、立ち止まって考えてみる機会につながっていれば、
    スレッドを立てた甲斐があります。
    私自身もこれまでのことを省みるよい機会になりました。


    スレ主としては、私はお役御免いたしますが、
    あとに続かれる方がいらっしゃいましたらお任せしますので、よろしくお願いします。

  7. 【2658554】 投稿者: あすみ  (ID:5rN4Lz0g/HI) 投稿日時:2012年 08月 23日 07:08

    学校と同じで、宿題をしてこないからといって、その生徒だけ無視することはしませんよね?どんなにヤル気の無い子でも、先生というものは「あきらめずに指導」していくものです。ヤル気の無い生徒を差別したり、もう来なくていいよという指導者はいかがなものでしょう。

    習い事など、所詮趣味の延長線上でしょう。大人でも、忙しくて時間が無ければ、練習して来れません。だから?「ヤル気がないなら、もう来ないでください」と言いますか?

    音大やピアニストを目指す生徒さんは別です。趣味ではありませんよね?その生徒さんは大学の先生など特別な先生に習わなければいけません。あなたは音大受験生やピアニストに教えられるほどの先生ですか?質問内容から察すると、そうでは無いと分かります。

    音大やピアニストを目指す生徒さんはほんの一握りにも満たないのが現状でしょうし、もし途中でその道に進みたい!と生徒さんがいえば、あなたの手から離れて、その道のプロの先生に生徒さんをバトンタッチしなければいけません。

    だとしたら、残るは「趣味」の生徒さんたちなんですよ。その生徒さんたちがいるお陰で、あちこちに点在するたくさんの先生たちが食べていけるのですよ。ある意味感謝ものですよね。

    週に一度、音楽を、ピアノの好きな先生と一緒にピアノを楽しむのだってありだと思います。趣味って強要されるものではなく、ただ何となくでも続けていて、いつの間にか趣味の一つになっていた。なんてこと、いいんじゃないですかね。でも、お月謝払って、時間を作って習いに来てくれる生徒さんを差別したりするのはやめてくださいね。

  8. 【2658575】 投稿者: ウラジミール  (ID:uJEOC2onmXg) 投稿日時:2012年 08月 23日 07:48

    猫も杓子も…が、とりあえず習うことが間違い。
    disciplineの無い者は、やらんでよろし!

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