そうだ、共学に行こう！?〜女性の地位向上にむけて｜掲示板スレッド

ジェンダーギャップ指数の内容を見ましたが、この指数自体を向上させることが、女性の幸福度向上につながるようには思えません。
日本の場合、”政治的発言力”という項目が特に点数が低いようですが、女性政治家の人数が少ない事や、女性の政治家による発言が少ない事と、女性の声が政治に反映されているかは全く別問題です。有権者は女性の方が数が多いのですから、男性政治家だろうと女性政治家だろうと、女性の支持を得られなければ政治家にはなれません。
また、女性の健康・生存という項目で、世界でも平均寿命がトップレベルの日本女性がなぜか40位になっているのが意外だったのですが（1位の国が39か国ある）、Indexの算出の項目が2つだけで、そのうちの1つの、”出生時における男女の比率（女子が多いと比率が高い）”というのが７割を占めています。これは、一部の国のように、男児を選好する国で、女児が間引かれてしまうような事が有ると点数が低くなる、という事でしょう。しかし一方で、貧しさから、女児の方が金になるからと男児を間引くような国も存在し、そういう国は点数が高くなるという皮肉もあります。（英文のレポートを見れば国の顔ぶれは分かります）
経済参加率にしても、日本のように、結婚したら生活の口座を一つにする家庭が一定割合ある国と、個人主義で、それぞれのお金は完全に別管理という国では、実際に女性が使えるお金は違ってきます。
等々、女性の幸福度の指標とするには、あまりにも意味が無い数値と言わざるを得ません。

「社会に出て働こうとしない限り」日本の女性は幸せ、だと私は考えますし、そういう意見の方は多いように思います。
次に、「社会に出て働きたい」女性は、マイノリティーだから無視してよいのか、についてはどう思いますか？
それによって、ジェンダーギャップ指数の見方も違うでしょうね。

そもそも、ジェンダーギャップ指数は、女性の幸福度の指標ではありません。女性の参画度の指標です。
日本人は奴隷の平和にも甘んじることができる国民性なので、幸福度が高ければ参画度が低くてもいいのかもしれませんが、欧米の民主主義先進国では考え方は違うと思います。

＞次に、「社会に出て働きたい」女性は、マイノリティーだから無視してよいのか、についてはどう思いますか？

社会には出ないで家で専業主夫したい、という男性はいるはずだけど、日本では風当り強そうだよね。
社会に出て働きたい女性の声は受け止められつつあるけど、専業主夫になりたい男性はその存在自体がないことにされている気がする。

だからどうすればいいんだ、と言われてもよく分からんが。

ちなみに、身近な若手研究者が、結婚して専業主夫になった。
正直ちょっと羨ましかった。

教育の世界にいなかった外からきた雇われ校長が学校の象徴になってしまう御三家という優しい世界。

男女共同参画の目標は全ての分野におけるものだから、国も実績を上げるために後押しするべきだ。
本来女性の割合は教育界全体では多いのに、女性のトップが少なすぎる。
成績上位校に男子校が多いのは男尊女卑の思想が伝統になってしまったから。男女共同参画にも物言えるトップ校の校長の誕生が待たれる。

啓蒙主義さんとは課題認識が違うのかな？
わからなくなりました。
人口減少期の労働力確保が目的の１つですから、専業主婦の幸せは確実に減ると思います。
専業主夫など考慮の外だと思います。

一方で働きたい女性の支援は目的に沿うので拡大するでしょうね。

女性の社会進出と男女平等を同列に考えている方が多い気がします。