適性検査型入試で合格した生徒たちが大活躍!「本物体験」いっぱいの大学附属校

城西大学附属城西中学・高等学校
城西大学附属城西中学・高等学校(以下、城西)は都立中高一貫校に準拠した適性検査型入試を実施しています。「都立中志望者が挑戦しやすい私立校」の入試情報を、中学1・2年生の合格体験記とともにお届けします。

大泉準拠の出題も!試験本番で「温かい気持ちになった理由」

城西の適性検査型入試の内容は、以下のようになっています。

「適性検査Ⅰ」課題文を読み解き、自分の考えを適切な日本語で表現する力を測ります。

「適性検査Ⅱ」算数・社会科・理科の知識を活かして資料やグラフから読み取ったことを問います。

「適性検査Ⅲ」理数領域(主に算数)の思考力を評価します。都立大泉高等学校附属中学校の出題に準拠した形式での問題です。

こちらの入試について、お二人の生徒に振り返っていただきました。

城西大学附属城西中学・高等学校の生徒
中学1年生の渡部結衣さん(女子バレーボール部)
城西大学附属城西中学・高等学校の生徒
中学2年生の下西眞乃啓くん(ハンドボール部)

受験シーズンの思い出を教えてください。

渡部さん 学校が終わったら毎日塾で夜の10時ごろまで勉強していました。大変な時期でしたが、城西の受験に来たとき、生徒会の方が応援メッセージを書いたカイロをくださって、最後まであきらめず真剣に取り組むことができました。

下西くん 塾と家庭での勉強を頑張りました。勉強は、塾で出された都立対策の問題を中心に行っていました。受験当日の思い出は、 僕も応援メッセージが書かれたカイロをもらったことが印象に残っています! 心が温まり、やる気が出ました!

難しい問題はありましたか。

渡部さん 適性検査Ⅲは文章に書いてあることを自分で図にして理解しながら読まないといけない問題でした。全体的に表現力や読解力が必要なテストだと思います。

下西くん 準備をしっかりできていたので、特に難しいと感じることはありませんでしたが、適性検査Ⅰの国語の問題は、何度も文章を読み直して考えました。身近なものに関連づけて考える問題だったので、イメージを広げていく想像力が必要でした。

行事は楽しい+α!友達がいっぱいできる環境

入学してからの学校生活についてもうかがいました。

学校の学習に関する長所を教えてください。

渡部さん こまめに学習内容を確認できる小テストがあって、しっかり基礎固めができます。そして、英語検定や数学検定などの過去問を配布してくれたり、英語検定は講習もあり、そうしたフォローを受けることができるのもとても良いと思っています。

下西くん 朝学習で行っている英語や数学の小テストは、自主学習を行ういい機会になってくれています。普段の授業はわかりやすく、問題演習を多く行ってくれるので、内容の理解が深まりやすく助かっています。

城西大学附属城西中学・高等学校の授業風景
城西の授業は対話活動を重視。「教えてもらう」のではなく「自ら学ぶ」生徒が育ちます

学習以外の学校の長所を教えてください。

渡部さん 体育祭や学園祭といった行事を生徒が主体となって行えることです。先生中心ではなく、生徒が中心となって行い、生徒同士で良い人間関係を作り上げることができます。そのなかで、行事を成功させるために必要なことなどを考え、判断力や豊かな思考力を身につけることができると思います。

下西くん 部活動の種類がたくさんあり、いろいろな活動にチャレンジできることも魅力の一つです。また、普段の学校での学習や体験だけでなく、研修旅行などでの学校外の活動でも、「楽しむ」ことや「遊ぶ」だけでなく、「学び」や「発見」があるプログラムがとても多いのも、良いところです。

城西大学附属城西中学・高等学校のダンス
体育祭はお子さまの成長過程が見えるイベントです

入学してからの思い出を教えてください。

渡部さん 中学1年生の宿泊行事であるサマースクールが思い出に残っています。自然体験を通じて五感を使うことで、普段ではできない経験ができました。今後は学校行事や授業でリーダーシップを取り、人前で話すことのできる中学生・高校生になりたいです。

下西くん 勉強について分からないことがあったら教えてくれる友達や、一緒に汗を流す部活の仲間ができて良かったです。文武両道を重んじながら、自分の趣味が楽しめて、友達がたくさんいる。そんな学校生活をこれからも送っていきたいです。

城西大学附属城西中学・高等学校の中1の自然体験
自然体験を通して、五感を刺激し、人間関係も育むことができる!

受験生にメッセージをお願いします。

渡部さん 勉強しても成績が上がらず、悩んでいる方も多いと思います。ぜひ肩の力を抜いてリラックスしましょう。そして、勉強の仕方を見直してみてください。原因を考え、発見し、改善することも適性検査型入試が必要としている力の一つだと思います。

下西くん 最後まで諦めずに粘り強くがんばってください! 城西は勉強もスポーツも楽しめて学校行事もたくさんあります。素敵な学校生活が待っているのでぜひ来てください!

適性検査型入試で合格した生徒の学校での活躍

ここからはお二人の先生から「適性検査型入試で合格した後」についてお話をうかがいます。数学科の関口信太郎先生、国語科の佐藤菜々美先生です。

適性検査型入試で入学した生徒と他の入試で入学した生徒との違いを感じる場面はございますか。

関口先生 適性検査型入試で入学した生徒は、物事の見方や捉え方の視点が多角的だと感じます。疑問を持つ着眼点が面白く、応用発展問題への好奇心や興味がほかの入試形態の生徒よりも強いと感じます。分からないことがあると、自分なりの考察を考えたうえで質問に来てくれたりして、問題解決においても意欲的な姿勢で取り組んでくれています。

佐藤先生 適性検査型入試で入学した生徒はさまざまなことに興味関心をもち、より「楽しみながら」積極的に行動していると感じる場面が多くあります。正解や答えをただ待つのではなく、自分でも試行錯誤しながら「なぜそうなるのかを探求したい」という意欲を強く感じます。その姿勢が「学びの楽しさ」につながっているのではないかと思います。

入学した生徒に貴校の学びを通して、どのように成長してほしいとお考えですか。

関口先生 城西では「体験型の学習」が多くあります。触れるからこそ知れることはたくさんあります。数多くの体験や経験を通して、新たな自分の才能に気づく。発見を通して探求心や好奇心を育てる。そんな日々を過ごしてほしいと考えています。

佐藤先生 何事にも積極的に挑戦できるような人物になってほしいと思います。本校は「体験型の学習」を重視しており、机上だけでは得られないさまざまな知識や経験などを、五感を通して養います。自然を実際に感じ、日本の伝統文化を体験し、さまざまな国の価値観に触れる体験などを通じ、自己を豊かに育んで欲しいです。そして、この予測不可能な未来社会において、自分に自信を持って国際社会に羽ばたいていくことができる人に成長してほしいと思っています。

城西大学附属城西中学・高等学校の能体験
文化的な体験機会もたくさん!
城西大学附属城西中学・高等学校の稲刈り体験
教室の外だからこそ得られる学びも

生徒の進路実現にかける貴校の思いを教えてください。

関口先生 中学校では「オーストラリア海外研修」などの体験学習、高校では「探求学習」や「αゼミ」などの取り組みを通して、これからの社会で必要とされる力を育む活動を大事にしています。多様化していく現代社会で活躍するために、生徒一人ひとりの個性を伸ばしていきます。進路指導においても、目標達成するために必要なことをともに考え、生徒にとって最善の選択ができるようにサポートします。

佐藤先生 本校は「JFGLP(JOSAI Future Global Leader Program)」を掲げ、豊かな人間力・語学力・国際感覚を身につけ、グローバル社会に貢献できる人物の育成を目指しています。多くの社会的課題を解決に導くために必要な探求力を養い、未来社会で世界を舞台に活躍し、グローバル社会に貢献できる人になって欲しいと思っています。

編集後記

サマースクール、京都での農村民泊体験、オーストラリア海外研修など、自分の五感を刺激し、多くの気づきと発見がある城西。学びの意欲が高まるきっかけは人それぞれ。本物に触れる機会が多い城西は、まさに成長が期待できる環境です!

イベント日程

イベント名 実施日時
中学入試説明会 1月13日(土) 14:30~