いえいえ独り言｜掲示板スレッド

今年度の入試でははじめて統一日になってますね。
統一日前期桐蔭は志願者層ダウンを懸念し、募集定員の三分の一弱しか合格させず、例年通り、以後入試で最難関残念組を狙うと、先日お聞きしました。

これでいくと前期は後期以上ともなります。
ただこの情報は私どもの中小では知るべくもありません。
いえいえさん、もしご存じでしたらお教え願いませんか。

「教えてください」さんの情報、すごく気になります。
と言いますのも、先日のプレテストの結果が前期英数専願で「C判定」だったので、塾の先生からは、「前期は挑戦してもよいが、それがだめだった場合は、中期・後期はあきらめ、別の学校にした方がよい」と忠告されたからです。
もし「教えてください」さんの情報のように前期が後期並となれば、限りなく大阪桐蔭が遠のいていくんですね・・・
大阪桐蔭は子供にとってどうしても行きたい学校なので、親としても塾の先生の忠告を聞かずに前期・中期・後期の３回受験させようと考えていたんですが、やはり無謀なことなのでしょうか？

●受験生の父さんへ
ここまでくると余計な情報はどうでもいいのです。ただ眼前の試験に全力注入できる環境を作ること、そのためには親が情報に振り回されてはいけません。
私は複数日受験は基本的に避けるべきと考えます。前期中期後期では前期専願が最も門戸が広い。ならばここへ全力を出すことです。ちなみに西大和、四科日程で残念だった者が三科で逆転合格は極めてまれ、清風前期理三残念が次に理三合格も同様に難しい。だから前期あるのみ。
次に奥の手。前期を受けて試験会場から出てきた息子さんをよく観察してください。ミスを含め「しくじった」という顔でやり残したことがいっぱいの様子。すべてを出しつくした表情。どちらでしょう。前者なら再受験は意味ありますが後者では無意味。ただ息子さんには「桐蔭受験は一回だけ」と言って二日目はこっそり別の学校とダブル出願。悔しくて仕方ない様子なら「実はもう一度チャンスある」と中期後期の受験票をこっそり差し出す。これで逆転合格はままあります。
ただプレの判定からみますとやはり前期一本勝負で攻めるのが基本でしょう。
●受験生の皆さんへ
「中三の英選が中二の英数。中二の英選が中一の英数レベル」といわれ、ここ三年は飛躍的に難易度が上がっています。中一Ｚ会全国模試ではベスト10に桐蔭６人（洛南に勝った）、ベスト100に13人（洛南は30人ほどで洛南の勝ち）。学校偏差値でも清風南海を抜いています。注目は数学。全国偏差値60が桐蔭校内偏差値50。私の知る限り過去最高でしょう。
なぜ英数を薦めるか。英選で入学した過去の教え子を見ての結果です。中一からクラブ活動も満足にできない（時間がなくて休むうちに気まずくなり退部）。クラスは友達というよりライバル。また教師がその関係に拍車をかける。こうして数年を送ると肝心の高一あたりから力が抜けてあっさり英数出身に抜かれるという傾向が強かったためです。
特待生は確かに全額半額各学年数名以内で存在します。でもたいてい高２あたりから名前が上位から消える。
英数の多くは勉強もしてるがクラブも。日曜日は友達の家で遊んだり。こんな体験が中三以降の一番大事な部分できいてくるのです。英数入学してのち「ＥＳ１に行っては」との誘いにも「人間関係悪そうだから」と英数の仲間と一緒にいる教え子も少なくない。
特待について。塾説明会では相変わらず某氏は「奨学生どんどん申請してください」どの程度いるんですか?
「思っておられるよりかなり多いですよ」なんてまだ言ってるようですね。校長も教頭も最近は我々にもとんとこの話題を出さないのに。某氏は教員でもなく、受験生を多く獲得することだけが仕事ですから「うそも方便（というより事実を知らない）」。私はまったく信用していません。どこでも私学は大変なのです。一人でも多く受験してもらいたいのが本音ですから。
閑話休題。あと１カ月。もう塾のプリントなんてさらりと。とにかく過去問。10年分を三度は解きたい。特に算数。桐蔭は入学しても数学命ですから、とにかく意表をつく問題が出ます。そのためにも特にここ数年分は暗記するほど繰り返したい。それから。小学校は休まない。先の英選、英数じゃないけど、子供は十分な遊びがあって、試練に耐える強さを持てるものなのです。
幸運を祈ります。
次回は晴れて桐蔭生となられたご父兄にお話ししましょう。あと一カ月、私も教え子に命懸けですからとてもここに来るゆとりはなさそうです。

他のスレもそうですが一学年辞退者含めても十人にも満たないような特待生論議より、受験生に意味ある詳報をお願いします。

意義ある論議をさんこと教えて下さいさんの質問は

「前期一本勝負で攻めるのが基本でしょう。 」

と、【1549328】 で回答されているような


今は、いえいえさん、神戸方面の一貫女子校の進路指導主任とか
中学受験学習塾からは離れられているのかも知れませんよ

月末まで勤務ですが昨日(21日)、長年務めた塾正式退職の手続きをしました。
中学受験指導最後の年、灘に私自身過去最多の子供を送り出せたことで(追加合格含み)一応のピリオドと出来ました。
さて今年の関西受験狂騒の一週間もほぼ終幕。いかがでしたでしょう。
全落ちしても明日はあります。教え子の一人も過去に全落ち、公立中学から東大寺、東大を出て某大学で気鋭の科学者として活躍しているのもいます。終わった過去を後悔しない。そこで得た教訓だけを忘れないで明日に生かすことです。
桐蔭の志願者減。実は予想の範囲内です。ただ現状の1・2倍程度かと予測してましたが。実は統一日実施にはこんな背景があるのです。夏あたりからどこの塾の模試を見ても志望校が三校まで。中には第二志望までしか書かないケースも多く、実際の私学受験総数は微減でもかなり各校の志願減少が囁かれました。動きの早いのは下位校でそれこそ「今年は最低点なんてない。受けてもらったらとる」なんて本気混じりの学校も続出。
それにつられ、中堅、上位校でも浮足立ちました。桐蔭はこれまでのように統一日以降で待っていれる情勢ではなかった。だから統一日、同日発表なのです。
早くから各塾の動向を注視、多くの受験者獲得が出来ないことは昨春以前から分かっていましたから、少ない志願でいかに質の高い子供を集められる日程を組むか研究に没頭されていたようです。洛南受験日ははずす。これで決まったようです。結論からいえばまだ最終分析には時間を要しますが、ほぼその戦略はあたったようです。ほぼ昨年なみか一昨年との間くらいの層は獲得できたようです。
後期英数合格のＴ君。星光には泣きましたが西大和四科合格。悩みました。
本人とご両親の希望で、同じく四年前、星光に泣き、西大和辞退し桐蔭入学した現高一の愚息と夜、少し時間をとってほしいと頼まれ、やむなく愚息と、その後輩で星光追加合格で桐蔭入学した某君交え塾で話しました。私は授業があり同席していません。その直後に「桐蔭にします。先生」と私に報告に来られました。
愚息や後輩が何を言ったかは知りません。ただお父様は「涙もあったから桐蔭でいきいき出来るんですよね」とおっしゃられたのが印象的でした。
今週末は召集日。やっと受かっても泣く泣く桐蔭に来てもその日から仲間。もう過去は振り返らない。そこで得た教訓だけは胸に、制服採寸にのぞんでください。縁のあった学校が、君に一番似合うと神様が決めたもの。きっとうまくいきます。「僕は西大和辞退だ」そんな誇りは何の役にもたたないよ。
今年のセンバツ、君は自分の学校の甲子園での雄姿を見ることになるでしょう。そして合宿。そのころにはすっかり桐蔭生となっているでしょう。
さてセンターも終わり、高校教員の立場であと少し、最後の踏ん張りが必要。うちの女子生徒たちはセンターで学校の予測を下回りました。ここからがいえいえ逆転講座の真骨頂が試されます。
次回は二次終了後くらいでしょうか。

上の方と同じ状況です。救いだったのは桐蔭が「行かせたい学校」だったことです。
釈然としないものも残りますが、本人は入学をとっても楽しみにしています。
どうかご縁があった学校が最良の学校でありますように。

後からなら何でも言えますよ
大学実績が出たから統一入試にしてもいけると誰かさんに入知恵され、フタをあけたら六割減
よいレベルが集められず来年またもとにもどす算段してるじゃん
素直に失敗でしたで再出発しましょ
済んでから実は予想してました、は、見苦しいな
最初に予想を言うといてよね