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投稿者: そこまで言って委員会 (ID:GbXpJovx0M2) 投稿日時:2010年 07月 02日 20:33
そこまで言って委員会をみてたら、田母神さんが、管さんの奥さんに叱られたと話してました。未だに、戦犯を祭っている靖国神社に参拝してるから当然だけど。彼は面白いけど、子供っぽくって成長しない人だね。
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【2540552】 投稿者: 平和はいかに失われたか (ID:L6tZ.jxutOg) 投稿日時:2012年 05月 13日 23:02
「平和はいかに失われたか」を読めば、どうして満州事変に至ったかが分かるでしょう。
あるいは「リットン報告書」や「紫禁城の黄昏」も。リットン調査団は満州事変を日本の自衛戦争とは認めなかったが、侵略であるともしていなかった。
当時北京にいた米国公使のジョン・マクマリーが、1935年になってから満州事変について分析した報告書を国務省に出した「マクマリー・メモランダム」が、『平和はいかに失われたか』(原書房)というタイトルで翻訳出版されている。戦前の東アジア情勢について重要な一面を知ることができる。
アメリカの中国外交代表者であるマクマリーは、ワシントン体制(1921年、中国の権益が他国に侵されないように現状維持する体制)を崩壊に導いたのは、日本というよりも、既存条約の性急な否認と破壊を繰り返した中国の革命外交とそれに迎合したアメリカ政府であり、満州事変はその帰結であったと主張している。
当時の国際法に基づいてワシントン体制を最も誠実に守ったのは実は日本国政府であった。マクマリーは「これは北京在住の外交官ならば誰でも知っていることである」と述べている。
しかし、蒋介石の国民党政権は北伐により日本の満州権益に対して執拗に挑発した。そして遂に満州事変が起きた。
マクマリーは、満州国を認めるわけにはいかないが、その前の経緯を辿ってみれば、国民党の蒋介石政権が日本を追い込んだ結果であり、満州事変は中国が自ら蒔いた種のようなものだと書いている。
満州事変を起こしたという事実だけ見ると日本は責められても仕方がないけれども、歴史には、ただ一瞬その場面だけを切り取って考えることはできない面があり、継続した流れの中で物事を見なければならないとも言っているわけです。
「平和はいかに失われたか―大戦前の米中日関係もう一つの選択肢」: ジョン・ヴァン・アントワープ マクマリー, アーサー ウォルドロン, 北岡 伸一, 衣川 宏
http://www.amazon.co.jp/dp/4562028424
ジョージ・ケナン『アメリカ外交50年』の極東関係の章で引用されていた、戦前アメリカの現実主義的外交官の覚書に編者のウォルドロン教授の長文の解説を付したもの。
米国の極東政策の失敗による日米戦争の必至と戦後の米ソ対立を予言。方法論的確かさでジョージ・ケナンや入江昭らに注目された幻のメモランダムとウォルドロン海軍大学教授の解説。
「満州事変とは何だったのか 上・下」クリストファー・ソーン著(草思社)も、関係国の外交文書や外交官の覚書、回顧録を駆使した詳細なもの。
満州事変とは何だったのか〈上巻〉―国際連盟と外交政策の限界: クリストファー ソーン, 市川 洋一
http://www.amazon.co.jp/dp/4794205678
太平洋戦争の起点と言われる満州事変の意味を問い直す。欧米列強の権益争いと、西側の論理による国際機構の弱点を鋭く衝いて、新たな解釈を提示する。 -
【2540596】 投稿者: リットン報告書 (ID:L6tZ.jxutOg) 投稿日時:2012年 05月 13日 23:38
リットン調査団の報告書では、満州国の独立は認められず、満州事変を起こしたことにも日本への不快感が込められている。しかし、中国で日本に対していかに不法で酷い挑発が行われていたかを具体的な事例を挙げながら、マクマリーが書き記したことを裏付けるような話がたくさん書かれている。
また、「紫禁城の黄昏」(1934年、イギリスの中国学者で清朝最後の皇帝溥儀の家庭教師レジナルド・ジョンストンの著書)が、リットン調査(1932年)より前に出版されていたら、調査団の満州への理解は随分と変わっていただろう。東京裁判でも「紫禁城の黄昏」は日本側の証拠採用を(中国に不利のため)却下された。
これらの歴史文書を読めば読むほど、東京裁判に囚われ続ける歴史観を変えていかなければならないと思いますよ。
「満州国」見聞記 リットン調査団同行記 (講談社学術文庫): ハインリッヒ・シュネー, 金森 誠也
http://www.amazon.co.jp/dp/4061595679
全文リットン報告書: 渡部 昇一
http://www.amazon.co.jp/dp/4828413170
リットン報告書―日支紛争に関する国際聯盟調査委員会の報告: リットン調査団, 外務省, 国際聯盟協会
http://www.amazon.co.jp/dp/404621094X
満州事変
http://www.[削除しました].co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1931_manshu_jihen.html
リットン報告書
http://www.[削除しました].co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1932_ritton_hokokusho.html
紫禁城の黄昏
http://www.[削除しました].co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/yougo/shikinjo_tasogare.html
正統史観年表 平和はいかに失われたか
http://seitousikan.blog130[削除しました].com/[削除しました]-312.html
マクマリー・メモランダム
http://www.[削除しました].co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1935_makumari_memorandamu.html
ワシントン体制
http://www7b.biglobe.ne.jp/~senden97/washinton1.html -
【2540601】 投稿者: 解説 (ID:L6tZ.jxutOg) 投稿日時:2012年 05月 13日 23:42
●を削除。
満州事変
http://www.geo●cities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1931_manshu_jihen.html
リットン報告書
http://www.geo●cities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1932_ritton_hokokusho.html
紫禁城の黄昏
http://www.geo●cities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/yougo/shikinjo_tasogare.html
正統史観年表 平和はいかに失われたか
http://seitousikan.blog130.●fc2.com/blog●-entry-312.html
マクマリー・メモランダム
http://www.geo●cities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1931-40/1935_makumari_memorandamu.html
ワシントン体制
http://www7b.biglobe.ne.jp/~senden97/washinton1.html -
【2541048】 投稿者: ふふ・・・ (ID:lixz7UEVmvU) 投稿日時:2012年 05月 14日 11:41
>我々は作家ではないのだから、史実で明らかでないものについては、「~と考える」「のではないか」と表記せざるを得ない。確認出来ない事項には、勝手な断定はしない。
>
当たり前ですよ。
ですから、
>陸軍参謀総長でありその後の降伏文書の調印式にも全権として臨んだ梅津美知郎に対する極東国際軍事裁判での有罪判決 (侵略戦争を計画・遂行した『平和に対する罪(A級戦犯=戦争犯罪人)』に該当するとした終身禁固刑判決)は妥当なものであった。
>
「と、私は考える。」
ってしなきゃだめですよ(笑)
極東国際軍事裁判での判決の妥当性を「断ずる」ことは、歴史家でも何でもない二俣川さんがしてはいけないことだというのは、私にもわかります(爆) -
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【2541057】 投稿者: ふふ・・・ (ID:lixz7UEVmvU) 投稿日時:2012年 05月 14日 11:49
でさ、ずいぶんと話が変わってきてしまったようですが、そもそも二俣川さんが岸信介をして「戦犯」と言い切る根拠はどこにあったんでしたっけ?
二俣川さんの「戦犯」の定義は二俣川流のものだから、「戦犯・岸信介」と言っても全然問題ないって結論でした?
いや、それならそれでいいんですが。 -
【2541176】 投稿者: 元『A級戦犯』だよ (ID:LH/zXggzmB2) 投稿日時:2012年 05月 14日 13:26
でも、満州事変について、国連のリットン調査団は日本の侵略だとは認定していなかったんだよね。
満州は古来女真族(満州族)の地であって漢民族のものではなく、ロシアが義和団の乱に乗じて満洲を占領していたが、無政府状態で軍閥や匪賊が跋扈する無法地帯になっており、蒋介石・国民党の執拗な挑発や日貨排斥運動と暴力に対して、日本が満州の権益と居留民を守るために起こしたものだから。
リットン報告書で、自衛戦争とは認めれらなかったけれど、日本の満州権益は認めら、満洲に中国主権下の自治政府を建設させる妥協案を含む日中新協定の締結を勧告した。
日本は満州を領有せずに、清朝皇帝・溥儀ら満州族の望みだった満州国を建国したが、国際連盟で「満洲地域は中華民国の主権下にあるべき」とする中華民国の立場を支持して日本政府を非難したので、日本は不服として国連を脱退してしまった。
松岡洋祐外相は悲嘆して帰国したが、日本の大新聞や国民の世論も「よくぞやった!」と拍手喝采で迎えられた。
(日独伊三国同盟を締結したことは、松岡も後年後悔していたけど)
でも満州国は、その後に多くの国々が承認し、中華民国の承認国よりも多かったんだよ。 -
【2541222】 投稿者: 二俣川 (ID:LzLARSZGdcM) 投稿日時:2012年 05月 14日 14:02
>陸軍参謀総長でありその後の降伏文書の調印式にも全権として臨んだ梅津美知郎に対する極東国際軍事裁判での有罪判決 (侵略戦争を計画・遂行した『平和に対する罪(A級戦犯=戦争犯罪人)』に該当するとした終身禁固刑判決)は妥当なものであった。
>
「と、私は考える。」
ってしなきゃだめですよ(笑)
文脈から考えれば、私自身の考えだと小学生でも分かるだろう。
また、「プロ歌手」でなくとも自由に歌が歌えるように、専門的研究者でなくとも歴史に関して所見の開陳は自由である。
問題は、その質(根拠があるか否かなど)である。したがって、あなたであっても、それなりの根拠・理由が備わったものであれば、全国で一人や二人くらいは関心を寄せてくれることだろう。
豊田武・東北大名誉教授(日本中世史)も、「歴史ほど自学自習の出来る学問はない」と述べている。
専門的研究は望むべきもないが、あなたを含めだれでも「読史のたのしみ」を通じて、深い歴史の教養を身に付けることは可能である。
それを通じて国民一般の知的レベルが向上すれば、二度と再び岸のような戦犯政治家の跳梁跋扈を許すこともなかろう。
一見対立しながらも、保守党と労働党とでオポジション力を養い、共通理解のもとに高い議会政治のレベルを保つ英国を見習いたいものである(道なお遠し、であるが)。 -
【2541232】 投稿者: 二俣川 (ID:LzLARSZGdcM) 投稿日時:2012年 05月 14日 14:11
>リットン報告書で、自衛戦争とは認めれらなかったけれど、日本の満州権益は認めら、満洲に中国主権下の自治政府を建設させる妥協案を含む日中新協定の締結を勧告した。
それはそうだろう。
欧米列強も、当時の中国を侵略し放題だったのだから。天に唾する結果を懸念した。
また、蒋介石自身も偏狭の地である中国東北部に関心は薄かった(日本よりも対共産党対策に頭を痛めていたこともある)。
しかし、それでも前述のような事情で日本の特殊権益の存在は認めたものの、日本側の抗弁は否定されてしまった。
あなたの、「中国主権下の」という部分がそれを表している。
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