ルーマニア日本女性殺害｜掲示板スレッド

とおりすがれんさん以外のこのスレの人々は、「夜８時」にブカレストの空港に到着する便に、現地アイセックの迎えが無いことについては疑問視している人ばかりですよ。バス停までの移動がたとえわずかなものだったとしてもです。空港から駅までは１５ｋｍも離れていたわけですし。なぜ、クレヨヴァ空港直通便を使わなかったのか、オーストリアかブカレスト（は危険ですが）でなぜ一泊しなかったのか、という声ばかりでした。
フジテレビの取材の時も、真昼間だったのにも関わらず、ブカレストの空港には札や紙を持ったお迎えの人々だらけでした。もっとも、それは、牧野さんの事件があった後だったから余計にその傾向があったのかもしれません。
うちのは海外に縁が無いりけじょなのですが、バイト先の複数の旅慣れた外語大生が皆、「夜に一人でタクシーに乗るなんて考えられない。昼間でも一人では怖い。」と言っているそうです。海外に行く大学生間の口コミは密ですから、被害者の女性も充分同じ認識だったと思われます。
気になるのは、平成生まれの今の大学生に、社会主義国だった時代のソ連、東欧、その中でも特に独裁政治だったチャウチェスク政権の恐怖に満ちた政治を、じかに知っている人がいないということです。ベルリンの壁が崩れてから２３年も経ちましたから。恐怖政治の末期時代に幼少期だったのが、今回の事件の加害者の青年です。
そういったことは余談だとしても、一歩、日本を出れば安全ではありませんし、旧東欧、現中欧は、ジプシーのような流れものや異民族がいたりするので、西欧以上に警戒しなければいけません。日本と同じ感覚で旅行行程を立てるのは極めて危険ですし、チェック機能は必要なのです。

実はさんのご意見に近いです。
ルーマニアは悪くはありませんが、十分な用心なしでは
運に任せないと難しいと思いますよ。
運の要素も、今回は大きいでしょう。


今回の旅程は、あなたも、空港で初めて知らされた、とお考えになるほうですか？
アレンジも、被害者の事前の承諾が一切なく行われたと？
私の経験上では、そちらのほうが考えにくいものですから、
このあたりで皆さんとは意見を異にしてしまうのでしょう。


ドイツ大使館の壁に、ベルリンの壁に関する写真が展示されていたとき、
子供には、やはり、よく分からないようでした。切迫するものが無いようでした。

＞今回の旅程は、あなたも、空港で初めて知らされた、とお考えになるほうですか？
どうでしょう、まったく分かりません。
ネットによると、ルーマニア行きはご本人の了承済みだったとのことです。
ロシア希望だったけれど、ルーマニアになったとのこと。
ですが行程のほうはどうなのでしょう。
詳しい行程を事前に知らなければ、成田に行く勇気すら無いですよね。
それに、行程を組むのも本人という説も。
成田空港で何があったんでしょうか？

とおりすがれん様のお子様も、やはり同じ反応なのですね・・・。
過去のこととはいえ、平成生まれの子に鉄のカーテンやら社会主義やら東西分断について理解させるのは、なかなか難しいことです。

うちの娘もこの事件の数日前東欧旅行から帰国しました。
もちろん、1人で行かせるつもりはなく、女友達と2人でした。

うちの娘は羽田発の早朝便でしたが、主人と2人で空港に送りに行きました。
もし今回の被害者のご両親が成田まで見送っていたならと残念でなりません。私だったら、空港で急に深夜着で出迎えもないと知らされたら先方に迷惑がかかろうとキャンセルさせます。

それほど海外は危険だからです。

成田で　様

おっしゃる成田空港見送りの辺りが、本当に　当件においては、最後の運命の別れ目であったように思われるだけに
御両親の辛さがほんとうにしのばれます。

親御さんとしては、成田空港は既に外国扱いして良いものか否か、最も迷う時点ではなかったしょうか。私なら迷います。｢ちゃんとした友達が大勢送りに来ているから、
ママは来ないでいいわよ！｣と　もし言われていたら。
もし夫にも　20歳になった子どもとアイセックの自治に今回は任せなさい、
家族旅行とは違うのだから控えるように、と言われていたら、
おそらく非常に葛藤、逡巡するだろうと思います。

ひたすら　成田見送り含むボランティア全過程の企画の詳細を、
白日の下に明らかにしてほしいと切に願うものです。

事件後、さっぱり何の動きも報道もないところを見ると
もうこのまま事件の原因解明や責任追及には
ならないんじゃないでしょうか・・・

>ルーマニアは悪くはありませんが、十分な用心なしでは
>運に任せないと難しいと思いますよ。
>運の要素も、今回は大きいでしょう。

アイセックのインターンは今まで、この運任せが良い方向に動いていたので、事故が起きていなかった。
たまたま”運”が良かっただけだと思います。　


安全は、十分な計画の上に成り立っているので、悲劇は起こるべくして起きたともいえます。
海外からの旅行者は、空港、鉄道駅、列車、歓楽街など多くの（お上りさんが集まる）場所で
犯罪のターゲットにされるからです。特に日本人のように外見で海外からの旅行者だと直ぐに
判断される場合はなおさらです。　悲劇をなくすためには、「運悪く起きてしまった」という可能性を
限りなくゼロにすることが求められています。


被害者の方がとても気の毒に思えるのは、アイセックの規約を見ると目的地および帰国時までの
アレンジは参加者自身が責任を持って行うことになっているのに、アイセックの担当者が
被害女性の手配を担当していたようで、被害者に自己責任の自覚がなかったまたはその機会が
取り上げられていたと思われる点です。


もしBucharest空港で出迎えが急きょ来ないのだと事前にわかっていれば、旅行Agentや
親御さんに相談して出迎えサービスをアレンジし、事なきを得ていた可能性がありました。
それだけに経験者や事情通がアドバイスできれば防げた事故だけに残念でなりません。

＞もしBucharest空港で出迎えが急きょ来ないのだと事前にわかっていれば、旅行Agentや
親御さんに相談して出迎えサービスをアレンジし、事なきを得ていた可能性がありました。
それだけに経験者や事情通がアドバイスできれば防げた事故だけに残念でなりません。

今回の最も悲しい点は、本人が危険に気づいていた点です。全く工程をこなせる自信がない人に無理やりそれを押し付け、被害が発生した。これは、押し付けた側に責任があることが免れないということです。

このような押し付けが行われるのは、責任感の欠如が最も大きいと思います。所詮大学のサークルですから、そのようなノリで業務が行われていることが大問題です。万一のときを念頭におき、安全第一で業務が実施できないのなら、組織を解散すべきだと思います。

安全確保には資金が必要です。資金の裏付けなく、継続的な業務の実施はできません。その点も問題です。