最初に出会う在校生は「イベント企画部」!?生徒目線の本音が分かる昭和学院

昭和学院中学校・高等学校
スポーツ、文化芸術など、生徒がさまざまな活躍を見せる昭和学院中学校・高等学校。受験生向けのイベントでも、生徒が主役となって、学校情報を発信する場面が増えています。今回は、学校広報を担う部活動「イベント企画部」のメンバーにインタビュー。生徒目線で学校の魅力を伝えたい! その思いを語っていただきました。

東京から通いやすい「1月入試が狙い目の学校」

昭和学院中学校・高等学校(以下、昭和学院)は千葉県市川市にあり、最寄り駅はJR・都営新宿線「本八幡駅」。東京からも通学しやすい立地です。第一志望入試は12月1日(金)、2024年1月の一般入試は20・22・24日に実施されます。

昭和学院のスポーツ環境
広々としたキャンバス! スポーツ系の行事がアツい学校です

学校説明会やオープンスクールに足を運ぶ皆さんをお迎えするのは「イベント企画部」の生徒たち。立ち上げの経緯をうかがいながら、学校の注目すべきポイントについてもご紹介いただきました。

古城碧海くん
古城碧海くん(中学3年生)。「来校者の方にはこちらからご挨拶します。学校についてなんでも聞いてほしいです」
福永絢音さん
福永絢音さん(中学3年生)。「中学校・高校の先生は少し話しづらいという受験生に寄り添いたいです」

クリスマスに生徒完全プロデュースの学校説明会を予定!

「イベント企画部」はどのようにして結成されたのですか。

古城くん もともと有志で学校説明会での案内役をする生徒たちで「SASS(Showagakuin Admission Student Staff)」という団体を作っていました。ただ、学校説明会などのイベントは、土曜日の午前中に開かれることが多く、なかなか協力できないという課題がありました。

福永さん そこで、先生から「有志団体から部活動に格上げしようよ」と提案してくださって、「イベント企画部」が立ち上げられました。それ以来、土曜日の一部の時間帯ではイベントに参加しても公欠扱いになります。

探究学習
「総合探究フェスティバル」で調査・研究の成果発表をする生徒たち。発信力を培う学習については記事後半で

古城くん 先生が生徒の「広報活動をやってみたい」という気持ちをキャッチしてくれたのが、すごくうれしかったです。今は20名以上の部員がいて、みんなとても熱意があります。

福永さん クリスマスに合わせて、イベント企画部が完全プロデュースする学校説明会を開催することも予定しています!

生徒だから伝えられることも!本音プレゼンテーションは必見

これまでどのような活動をしてきましたか。

古城くん 以前は、校内見学ツアーのご案内や会場での誘導が主でしたが、さらに活動内容が広がりつつあります。
オープンスクールでは、イベント企画部メンバーがプレゼンテーションを行って、施設・設備、行事、1日の時間割、コースの特色を説明する一幕もありました。各コースの生徒に登場してもらって、当事者にも話してもらいました。

福永さん プレゼンテーションでは、素直に学校生活について話すのでぜひ聞いていただきたいです。
大勢の方に対して発表することは自分にとっても良い経験になりました。筋道を立てて、優先順位をはっきりさせて話すことができるようになったんです。イベント企画部の活動が糧になっていると感じます。

新体操部
新体操部は全国制覇の実績も。ほかに水泳部も強豪として知られています。スポーツするなら昭和学院へ!

イベント企画部の活動の中で、やりがいを感じる場面を教えてください。

古城くん イベント終了後、帰り際の小学生と保護者の方が話しかけてくれたときです。「距離を縮められたな」「今回もしっかり来校者の皆さんをご案内できたな」と思えます。

福永さん 来校者の方が目をキラキラさせながら「学校説明会、面白かったです」「すごい学校だと思いました」と言ってくださったとき、学校の魅力を伝えられた手応えがありますね。昭和学院について何も知らないという方にも安心して来てほしいです。

「自分自身を深めていける」成長を実感する生徒たち

お二人に日々の学校生活についてもうかがいました。

昭和学院の学習に関する長所を教えてください。

古城くん 「国語探究」という科目で、自分の問題意識に沿って課題を決めて、調べるという学習ができます。みんなで同じ映画を観て、気になったことを掘り下げるという授業では、地理の考証、人物についての考察などいろいろな発表があり、自由度が高かったです。好奇心を大事にできる学校だと思います。

福永さん 生徒が主体になって考える場面がたくさんあることです。自分が何に興味があるのかを見つめ直すことができるし、進路選択にもつながっていると思います。「総合探究フェスティバル」というイベントがあり、そこでのプレゼンテーションに向けて、自分で選んだ企業1社について、従業員の方にインタビューするなどして調べる活動をしました。「自分自身を深めていける」感覚があります。

プレゼンテーションする生徒
昭和学院では人前で発表する機会がいっぱい。マイペースなお子さまも無理なくサポートします
ICTを使った授業
ICT環境を活かしたゲスト講師による配信型の講義も。広い教養が発信力につながります

学校の雰囲気を教えてください。

古城くん 「イベント企画部」もそうなのですが、生徒がやろうとすることを応援してくれる先生がいると思います。
それと、行事のときにクラスの団結力が強くなるのも学校の良いところです。

福永さん 行事は続々と再開され、文化祭やスポーツ大会のほかにも、演劇を観に行く「芸術鑑賞会」、ネイティブの先生とたくさん交流する「イングリッシュアクティビティー」などがあります。私が知ってほしいのは生徒の仲の良さ。イベント企画部以外に剣道部に所属しているのですが、部員同士で花火大会を見に行ったり、先輩に勉強の相談をしたりと人間関係に恵まれていると思います。

昭和学院校舎
快適な校舎は一見の価値あり!

最後に受験生へのメッセージをお願いします。

古城くん 昭和学院は最初に施設・設備に目が行く学校だと思います。しかし、それだけでなくそれぞれ得意なことを持った生徒、興味深い知識を持っている先生などさまざまな人に出会えます!

福永さん 職業人の方の講演を聞いたり、企業について調べたりするなかで、「こういう人生を歩んだら、自分はこうなれるかもしれない」というイメージが持てるようになってきました。昭和学院は夢に近づける学校だと思います。受験生の皆さんも昭和学院で学びながら一緒に将来について考えてみませんか。

編集後記

生徒が広報イベントで活躍する学校は、「生徒が主役の学校」。昭和学院でなら、将来について考えを深めて、主体的な大人へと成長していけるでしょう。連載第一回目の卒業生インタビューでもキャリアを見つめる過程が語られています。

イベント日程

イベント名 実施日時
第1回入試説明会 2023年10月21日(土)14:00~16:00
第2回入試説明会 2023年11月11日(土)14:00~16:00
第3回入試説明会 2023年12月16日(土)14:00~16:00