上智・早稲田に進んだ卒業生が語る充実の学習環境

昭和学院中学校・高等学校
新しい入試方法や英語を多く使う場面が設定されている授業で学べるコースが注目を集める昭和学院中学校・高等学校(以下、昭和学院)。近年、国公立大学・難関大学の合格者が増加しています。その理由に迫るため、今回は難関大学に合格した卒業生にインタビュー。高い目標意識を保つ支えとなったのは何か。6年間を振り返りながら話していただきました。

海外で働きたい!その「夢の一歩目」は

ご登場いただく卒業生はこちらのお二人です。宮川まどかさん(写真左)はこの春、上智大学文学部フランス文学科へ進学しました。昭和学院在学時は、インターナショナルアカデミーコースに所属。日々の学校生活の中で英語を使う場面が多く、国際系の進路に強いという特色のあるコースです。

竹中智哉くん(写真右)は早稲田大学教育学部国語国文学科へ進学。昭和学院在学時はジェネラルアカデミーコースに所属していました。こちらは企業人との交流や探究学習に取り組みながら、社会で活躍できる総合的な力を磨くコースです。将来の青写真を描いた生徒たちは意欲的に学習に取り組みます。

(左から)宮川まどかさん、竹中智哉くん

まずは宮川さんにお話をうかがいました。先生方からアドバイスを受けながら、選ぶべき進路を明確にしてきた過程が見えてきます。

大学受験を意識しはじめた時期を教えてください。

宮川さん 高校1年生のうちに、上智大学を第一志望に決めました。でも、2年生の夏に公募推薦で提出する志望理由書を書く練習をしたとき、「なんで自分は大学に行きたいのだろう」と悩みはじめてしまいました。

インターナショナルアカデミーコースでは、ネイティブの先生が日本人の先生とともに学級担任に。英語がより身近になります
自習室では卒業生がチューターとして指導に参加

そうした悩みを持ったのはなぜですか。

宮川さん 私の将来の夢は「フランスのホテルマン」。幼少期から憧れてきたフランスに移住して、ホスピタリティを発揮できるホテルマンになることを目標にしています。高校在学中は「ホテルマンになるなら専門学校に行ったほうが確実かもしれない」という気持ちがありました。

「職業人に聞いてみよう」先生のアドバイスで転機

その悩みはどうやって解決しましたか。

宮川さん 先生から「ホテルマンとして働いている人に話を聞いてみたらどう?」というシンプルだけど、なかなか思いつかないアドバイスをもらったことが解決の糸口になりました。仕事について1時間もオンラインでインタビューさせてくださり、将来のキャリア形成まで視野に入れて考えをまとめることができました。「海外で働くならやはり語学力が必要になる。大学へ進もう」と気持ちが固まりましたね。

きれいな施設・設備で「学校に長い時間いても快適」(宮川さん)
在学時の思い出を聞くと、「コロナ禍の自粛明けの時期、好きなスポーツやゲームを楽しむイベントが開かれたこと」

大学受験が近づく時期に感じた昭和学院の長所を教えてください。

宮川さん 相談できる先生がたくさんいて、みんな違った経験を持っていることです。専門学校に行く生徒を指導してきた先生、企業に勤めてから教師になった先生、みんなでいろいろな角度から助言してくださって勇気づけられました。

学習を深めて「見えてくる自分」一般入試で早稲田へ

続いて、早稲田大学に一般入試で合格した竹中くん。高校2年生までに目標を決めて、まっすぐに学習と向き合ってきたこれまでを振り返ってくださいました。

6年間を振り返って、学習への意欲が高まったきっかけがあれば教えてください。

竹中くん 中学3年生のとき、定期テストの順位はだいたい中間層。進路について漠然と悩んでいるという状態でした。そんなとき、東大生のクイズプレイヤーたちの活動を知ったことで、「東京大学に行けば何か変わるかもしれない」と思うようになりました。勉強について報告したり、情報交換したりするためのアカウントをSNS上に設けて、東大志望者と交流するなかで自然と学習に身が入るようになりました。

昭和学院は実社会で学ぶ機会が多数。こちらは企業から講師を呼んだ授業でのディスカッション
希望者向けの宿泊学習で山間部の地域を訪問。エシカル消費のための商品企画に挑戦しました

現在、所属している大学を志望したきっかけを教えてください。

竹中くん 学習を深めるなかで、自分の得意・不得意が見えてきて、国語が圧倒的に得意教科で、国公立大学受験のために学習範囲を広げるよりも、私立大学に3教科で勝負しようと決めました。大学では興味のあることを選んで履修したいと思っていたので、オープン科目のある早稲田大学を志望しました。

手厚いサポートが合格につながる

大学受験に向けて学校からどのようなサポートを受けましたか。

竹中くん 昭和学院は先生が個別の学習相談をいつでも受け付けてくださるので、中学1年生から卒業まで、「学習に関して疑問が残る」ということがありませんでした。大学受験が近づくにつれて、質問への対応だけでなく、いろいろな勉強方法も提示してくれたので、自分を見直す視点が持てるようになりました。

在学時の思い出は「修学旅行」。名所・名跡を周ったほか、平和教育の機会も
個別指導と分かりやすい授業の好循環が学力を定着させます

大学受験直前期はどのように勉強を進めましたか。

竹中くん 「本番通りのスケジュールで動く」ことを念頭に、実際の試験時間に合わせて起床して、試験科目の順番通りに各教科を勉強しました。だんだんと自分が理解できていない部分、解答を間違えた理由が分かるようになってきて、手応えが実感できる時期でした。

面接対策は校長先生が!仲間と乗り越えた受験シーズン

ここからはお二人にお話をうかがいます。

宮川さんがホテルマンを志したきっかけは「昭和学院の校外学習で経験した民泊」

受験シーズンの思い出を教えてください。

宮川さん 私を含む推薦入試に挑む生徒は、先生を相手に面接の練習を何度もします。順番待ちをする生徒同士で、励まし合いながら話す内容を確認したりしました。いろいろな先生が練習相手になってくださるのですが、終盤で校長先生に出ていただいたときはすごく緊張しました。でも、温かみのあるやりとりで自信が持てましたね。

竹中くん 今通っている大学の結果発表のときは学校にいて、落ちた場合は後期日程で受験するか浪人するかという状況でした。友達と一緒に結果を見たのですが、「もしダメだったら、そのときの自分を激励してほしい」という気持ちがありました。結果を見る自分を動画で撮影してくれていたのですが、思っていたよりも大喜びしていて面白かったです。本当に信頼できる仲間がいたからこそ大学受験を突破できました。

昭和学院は「社会への視野」が広がる学校

「第一志望校合格を知らせたとき、先生が少し涙ぐんでいた」と話す竹中くん

中学受験生に知ってほしい昭和学院の強みを教えてください。

宮川さん 昭和学院を訪れた皆さんは、「施設・設備がきれいだな」と気づくと思います。実際に学校はとても居心地が良く、それは大学受験直前期も同じでした。土日は家で悩むことがあっても、学校に行くと安心できる。それが昭和学院です。

特に注目してほしい場所はメディアセンター(図書館)。洋書がたくさんあって、海外の文化について知るきっかけになりました。こうした学校環境、社会と関わる学習機会があるおかげで、昭和学院では視野を広げながら、将来について考えることができます。そして、どんな進路を選んだとしてもしっかりサポートしてくれますよ!

竹中くん 昭和学院の6年間を振り返ると、親しくなれる人がたくさんいました。価値観が合い、相談できる仲間ができたことが、大学受験にもプラスになったと思います。

先生も指導熱心で、しかも長く自分を見てくださいます。5年間指導してくださった先生もいるほどです。皆さんも昭和学院に入学したら、きっと将来への道が開けるでしょう。

編集後記

お二人に今後の大学生活でチャレンジしたいことを聞くと、海外留学や創作活動などさまざまなことを挙げてくださいました。こうした高い意欲を持って大学に進学するためにも、中高6年間の経験や大学受験の成功体験は重要です。昭和学院でなら大学生、そして社会人として活躍する土台を築くことができるでしょう。

イベント日程

夏休み中にはオープンスクールも。ぜひご訪問してみましょう!

イベント名 実施日時
第1回学校説明会 4月15日(土)10:30~11:30
臨時学校説明会 5月27日(土)10:30~11:30
第2回学校説明会 6月10日(土)14:00~16:00
第1回オープンスクール 7月22日(土)14:00~16:00
第2回オープンスクール 8月19日(土)9:30~11:30
第1回入試説明会 10月21日(土)14:00~16:00
第2回入試説明会 11月11日(土)14:00~16:00
第3回入試説明会 12月16日(土)14:00~16:00