最終更新:

89
Comment

【51403】中学受験しない場合の勉強

投稿者: はじめまして   (ID:9N0Lcr6KDPM) 投稿日時:2005年 03月 02日 14:54

受験のサイトなのに、ふさわしくない質問をお許し下さい。
新4年生の息子がいるのですが、中学受験は多分しないと思います。

しかし、それなりの実力はつけていってほしいと思っております。

塾には行かず、自宅で勉強したいそうなのですが、
教材として、四谷の予習シリーズ か 成長する思考力 が候補にあがっています。

その他の教材でも良いのですが、中学校以降のことを考えると、
どのような教材で勉強していったら良いのでしょうか。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験 算数に戻る」

現在のページ: 5 / 12

  1. 【86507】 投稿者: カラスノエンドウマメ  (ID:oNdYBidwocI) 投稿日時:2005年 05月 03日 14:31

    チーズケーキ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >  私の書き方が悪くて、不愉快な思いをさせてしまったのなら、謝りますね。
    > ごめんなさい。

    いえ、こちらこそすいません。

  2. 【89750】 投稿者: 浜子  (ID:t63GC9WnJ4k) 投稿日時:2005年 05月 11日 10:22

    チーズケーキさま

    いつも興味深く読ませていただいています。
    個人的なご意見とはいえ、理路整然とした客観的な文章で、
    早く次の投稿が読みたいと心待ちにしております。

    ところで、以前「割り算の定義を理解させる裏技」があると、
    おっしゃっていましたが、教えていただけないでしょうか?
    私自身が理数に弱く、算数の時代から「わかる」まで時間がかかるタイプだったので、
    子どもに対しても、「算数は難しいから、文系でいいのでは」と、
    今から決めつけてしまうようなところがあります。
    でも、数学がわかったら気持ち良いのでは、という憧れがあります。

    それと、「中学受験をしようと思う親をむさぼろうとする塾のからくり」
    といったようなことも書いていらっしゃいましたけど、
    差し支えなければ、それについても教えてください。
    塾を上手に利用するための参考にさせていただきます。

    よろしくお願いします。

  3. 【92780】 投稿者: チーズケーキ  (ID:F0UPc5uzOHM) 投稿日時:2005年 05月 17日 15:08

    浜子様

    ご質問を受けましたので、お答えいたします。
    「分数の割り算」と「塾の搾取」についてでしたね。
    あまり気が進まない方から書きたいので、塾の方からお答えします。
    楽しい話題は後に取っておきたいので・・・。

     最初に申し上げたいことは、私は、塾のやり方全てを否定しているわけではありません。
    公立中でも高校受験には、塾は絶対必要ですし、中学受験なさる方にとっては、塾なくして受験するなんてことは稀有な例なのでしょうから。
    私が心配しているのは、受験勉強の低年齢化と、オプションで取る「講習」の多さは、親に多大な負担を強いているのではないかということです。
    私が、そう感じる理由は、過去に聞いた二人の塾関係者の話からです。
    もう、十年近く経ちますので、時効と思って、書かせていただきます。

    公文の事務局から来られた方を迎えての親の勉強会があり、そこで、私が以前から疑問に思っていたことを尋ねました。

     公文の算数の問題は、「規則性」を教えてもらって解くタイプの子供には
     良いと思うが、「規則性」を発見して解くひらめきタイプの子供には、
     問題が多すぎるのではないか?
    そう、尋ねました。

    事務局の方はあっさり認めてくださいました。
    「はい、そうです。実は問題が多すぎるのです。」
    そして、それは、いつも優秀児の親から指摘されることだし、
    公文の本部もよくわかっていることなのだけれど、
    問題数を減らすよう変更するつもりはない、ということでした。
    理由は、ひとつには、日本独特の平等意識によって、一部の子にだけ特別の
    プロセスを認めるのが難しい、ということでした。
    つまり、みんな同じカリキュラムをこなした上での優秀児、しか認められない風土があるというのです。
    そして、もうひとつは、もしもそのようなシステムを公文が導入したら、
    経営がなりたたないからと、言われました。
    公文教育の伝道者としては、良心が咎めるけれど、
    経営者としては、一人の子供からどのくらい多くのお金を引き出せるかを、
    考えていかなければならない。
    というのが、事務局の方のお話でした。

     その後、一年ほどして、個人塾の経営者と話す私的な会があり、そこで、
    塾側の事情をもう少し知ることとなりました。
    その経営者は、かつて大手の塾の創立時からのスタッフだったということや、会が、中学受験に関係ない集まりということもあり、いろいろ教えていただきました。
     
    私が、
    「最近の進学塾は、早くから塾へ入って勉強するよう宣伝しますが、
    小学校3年から、進学塾に通う必要はあるのでしょうか?」
    と尋ねましたら、その塾の先生は即座に「ありません」と返答なさいました。
     では、なぜ、まるで、3年生から通えば受験に成功できるようなことを塾は言うのか?
     答えはこうでした。
     それは、もちろん、うそではない。
    子供の中には、2,3年のうちに精神的にびっくりするくらい成長して、成績が伸び、受験に成功する子が毎年何人かでている。  
    あなたのお子様もその一人になれますよ、と親に言って、入塾を促すというのです。
     私が、「でも、そういう子はたくさんいるわけではないでしょう?どのくらいの確率でいらっしゃるのですか?」と尋ねると、
    「それは、その年のクラスや生徒の質などで変わるので、一定の確率などはありません。
    ただ、実際はその年の教室に数人、という単位ですかね。」
    で、私が不思議に思って質問をしました。
    「塾に入ろうかどうか迷っている親御さんは、その確率などは具体的に尋ねないのですか?」と。
    すると、笑って答えられました。
    「大体において、ないですね。皆さん、ご自分のお子様がそのような成功するケースになってほしいと思って塾へ足を運んでいらっしゃるのですから。
    また、親御さんにそう信じてもらえるよう、塾側は営業トークの練習を日々行っているわけですよ。
    それに、現実には、いつから受験準備を始めてその結果はどうなのか、
    なんてデータは、怖く作れないですよ。」
    「え? どういう意味ですか?」
    「だって、そんなことをすれば、塾に在籍した期間と合格の結果とは、何の関係もないってことが、ばれちゃいますからねえ。
    塾の経営上から言えるのは、少子化が進んで、パイが大きくならない以上、
    一人の子供にできるだけ長い期間、塾に居てほしいわけです。
    ですから、最初は5年生から始めなければ間に合わないと宣伝し、今では、4年、3年からと言って、少しでも早く、一人でも多くの子供を自分の塾へ入れたいだけなのですよ。
    そして、それが裏づけられたと思わせるように、膨大な量の勉強をさせる。
    実際の受験なんて、全員にあれほどの量の勉強をさせなくてもいいのです。
    でも、3年生から入塾させるから、必然的に勉強の量が増える。
    そしてまた、受験に成功する子が存在することで、塾の勉強が正攻法のような印象を親に与える。 
    この繰り返しなのですよ。
    親は我が子が心配だから、成功例を示されれば、そこへ我が子も入れようとするでしょう?
    でも、それって、塾によって作られた成功パターン、でしかないのです。
    全ての子に、有効なわけではないのに・・・・。
    まあ、塾に早くから通わせるっていうのは、
    言ってみれば、心配する親を安心させる保険のようなものですかね。」

    そして、こういうことも教えてもらいました。
    「ゆとり教育」の導入が決まる前は、塾の業界は、少子化のあおりで、10年後には3分の1しか生き残れないのではないかと、戦々恐々としていた。
    でも、文部科学省が「ゆとり教育」を決めてくれたお陰で、塾へ通う子供が増え、一息も二息もつける。 まさしく、文部省様様、です。
    そんな内容でした。


     あれから、何年も経ちました。
    公立校の凋落は続いていまし、今の受験フィーバーは、かつての事情どころではないようですから、中学受験なさる方にとっては、塾の必要性は昔以上に増えたのかもしれません。
    ただ、私が申し上げたかったのは、
    「塾のそのお勉強は、本当にお子様に必要なのですか?」
    ということなのです。ちょっと、冷静になってみれば、塾の営業トークに乗らなくても
    良い時があるのではないのでしょうか?、ということです。

    それ以上の意味はありませんので、受験組みの皆様、どうぞお気を悪くなさいませんように・・・・。

    ですが、偉そうにいうもののわが身を振り返れば、愚息が高校3年になりまして、我が家は悲惨な状況です。
    あの時、決して、受験業界に振り回されてお金だけ取られるような親にはならないぞ、と、心に誓ったのに、息子はいくつも予備校や塾を掛け持ちして、いくつかは行かなくなるし、参考書、問題集は山ほど買ってきて、本当にやっているのやらわからないし・・・・。
     親の財布からでるのはお札、口からでるのはため息、です。

    次回、分数の割り算について、書きます。


  4. 【93399】 投稿者: うーん  (ID:TDOYi3umWKI) 投稿日時:2005年 05月 18日 14:19

    チーズケーキ様、
    横にそれてしまいます。(すみません)

    >子供たちには、七田式と公文のお教室に通わせました。

    私は、我が子が2歳半のとき(現在3歳ちょうど)、七田の体験に行きました。
    結局は、時間が合わなかったのと、費用が高かったことなどの理由で入会は見送りました。
    しかし、自宅で手作りのドッツカードや、公文式のカードを用いてフラッシュカードをやってみてはいます。

    チーズケーキさまは、七田のお教室に通って、何かお子様に手ごたえを感じられましたか?

  5. 【93465】 投稿者: チーズケーキ  (ID:F0UPc5uzOHM) 投稿日時:2005年 05月 18日 17:03

    うーん様

     うちの上の子は、持病持ちのせいもあって、七田式は本と通販で買った教材に触れさせたのみです。 
    生れてからすぐの1年間は海外で生活したので、童謡とカード(日本語、ドッツ)は、結構頑張って取り組みました。
    (初めてしゃべった言葉が日本語とわかった時は、正直ほっとして、やっていて良かったと思いました。) 
    3歳からは公文に通いました。
     下の子は、七田のお教室がすぐ近くだったこともあって、2歳から2年間通いました。
    その後、公文へ変えました。
     七田式から公文式へ変えた理由は、
    1、七田式の料金が高いので両方通うことが難しかったから。
    2、七田式は、数を具体的に把握できるようになると、
       逆に難しくなるのではないかと、私が思ったから。
    3、七田式の中には、一種のトランス状態になるお稽古があるが、
       それが私には、イマイチ、好きになれなかったから。
     です。

     七田式のお陰かどうかはわからないのですが、 
    二人とも集中力を必要とする作業などは、あまり苦に感じないようです。
    公文式に変えた時も、プリントをやる作業にすぐ慣れました。
     
     たんに、子供自身の性格によるものなのかもしれませんし・・・・。
    わかりません、ごめんなさい。 

     もし、うーん様が七田式によって特別な能力を育てることを望んでおられるので
    あれば、お役に立つかどうかはわかりませんが、
    通っていたお教室に、いわゆる、「天才君」はおりました。
    ドッツカードを見ただけで、計算ができるのです。
    二桁の数の点が打ってあるカードを2枚、一瞬だけ見せて、
    その合計の答えが出るのです。
    そのお子様が、その後どうなったか、存知ませんが・・・・。
     うちの子も、合計20くらいまでの計算ならできていましたが、
    それ以上の結果が出る前に辞めてしまいました。

    確かに、親は他の子がそんなことをやっているのを目にすると、
    とてもびっくりなさるのですが、
    あれは、子供時代なら誰もが持つ能力の一つが、
    ドッツカードに向けられただけではないかと、私は思います。
    例えば、車好きな子のなかには、走っている車を見ただけで、
    メーカーや名前、排気量などを言い当てることができる子がいますよね。
    それと一緒です。
    たまたま、親がドッツカードを与えて、それを本人が気に入っただけです。
    上の子は、「漢字カード」が好きで、2歳の頃、100個くらい覚えたのですが、
    飽きてしまうと、3ヶ月で全部忘れました。
    子供の「脳力」とは、そのようなものなのでしょう。

     結論から言って、
    私が、七田式で最も評価していることは、
    学校とか幼稚園とかなどの集団生活の中での作業ではなく、
    母親と子供の一対一のコミュニケーションを大切にして、
    自分の子供は特別であるという感情を再認識できた、ということでしょうか。
    子供と向き合う時間が取れるのであれば、
    別に、七田式でなくてもかまわないのではないかと思います。

     要は、お子様一緒に楽しめればよろしいのではないでしょうか。

    最後に、七田式のお教室でちょっと不思議な体験をしたので、お伝えします。
    お教室には、E.S.P.訓練みたいな時間があるのですが、
    子供とコミュニケーションが取れて、心から楽しいと思っているときは、
    とてもうまくいくのですが、
    出掛けに叱ったり、不満があったりした日には、絶対うまくいかなかったのです。
    子供は親の心を映す鏡だなあと、実感しました。



     
     

  6. 【95008】 投稿者: うーん  (ID:PaKNW1/oTZI) 投稿日時:2005年 05月 21日 01:31

    >要は、お子様一緒に楽しめればよろしいのではないでしょうか。

    チーズケーキさまもそのように感じられますか。実は、私も同感です。
    手作りのフラッシュカードやドッツをやってみて、明らかな進歩があったんですが、七田教室でいう「天才君」まではいかないのです。わが子の場合、カードを通じていろいろな言葉を覚えたり、身の回りのモノを捕らえるヒントであったり、「知」への関心(といったら大げさか)であったり、という具合です。それよりも、親子で楽しんだ、という成果が大きいと感じてます。

    それと、あつかましいのですが、もうひとつ別のことでコメントをいただきたいのですが。。

    子供の教育で、私立の小学校という選択以外に、インターナショナルスクールという選択が脚光を浴びてます。そのせいか、群馬県の某市が特区を設け、子供に英語漬け教育をする学校が大変な人気です。
    私の在住する地域にもインターナショナルスクールがあり、(無理をすれば)わが子を入学させてやれなくもない。
    しかし、私が思うのは、日本語を通じて知識や教養をつめば、英語は中学入学以降に始めても充分と考えてます。

    チーズケーキさんのコメントをいただけたら幸いです。

  7. 【96153】 投稿者: アールグレイ  (ID:B0gknS3MKS.) 投稿日時:2005年 05月 23日 03:42

    チーズケーキさま

    小5娘がおります。
    帰国子女の方がクラスメートにいらっしゃったことと
    学期に2回ほど英語があることで
    最近「英語」がしたいと言い出しています。

    少し前のチーズケーキさまの書き込みで
    英語は少し先取りしても・・・というのがありましたが
    具体的にどのように勉強させればよいとお考えですか?
    小5なので、会話というよりは
    中学英語を(文法や単語など)をスタートしていけば良いのでしょうか?
    先日も本屋さんで中学の英語ガイドなどを見ていたのですが
    とっつきにくそうで(小5では)・・。

    またフォニックスについてはどう思われますか?

    チーズケーキさまだけでなく
    英語を小学高学年から勉強させていらっしゃる方がいましたら
    アドバイスいただければと思います。 

  8. 【96682】 投稿者: 浜子  (ID:xVguhziVqPY) 投稿日時:2005年 05月 23日 23:27

    チーズケーキさま

    塾についてありがとうございました。
    お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

    公文の問題が多いこと、進学塾の勉強量が多いことが、
    経営を成り立たせるためというのは、気付きませんでした。
    繰り返し大量の問題を解くことが、知識の定着に繋がり、
    最終的に一流の学校に合格できるのだと思ってしまいますからね。
    もちろん、子どもによっては、身につくまでに時間がかかるタイプの子もいるので
    (多分私自身がそのタイプです、理数については)
    その方法が良い場合はあるでしょうけど。

    「塾に在籍した期間と合格」に因果関係がないかも知れないということも、
    驚きでした。言われてみればその通りかも知れませんが、
    そうなると、その子の持って生まれた資質と深く関係するということなんでしょうか?
    と同時に、当たり前のことですが、低学年から塾に通ったとしても、
    その時間、どれだけ集中して授業を聞き、時間内で教わったことを理解することができるのかは、
    子どもによって全く違いますからね。

    結局、塾まかせにしないということにつきますよね。
    自分の子がどのように問題解決するタイプなのか、どの分野が苦手なのかを把握し、
    それによって塾を使い分けるということですね。
    場合によっては、オプションを取る必要もあるでしょうし、
    それを選択したことで、力がつく子もいるでしょうし。

    難しいですね。
    自分の子どものことを、それだけ把握することができるのか?
    自分の子どもに適した塾を選び、勉強法を提示することができるのか?
    願わくば、自分の子のタイプと資質を見極めてくれた上で、
    勉強法をアドバイスしてくれる人がほしいですね。
    と、こうなると、あくまでも「他力本願」になってしましますが。

    ありがとうございました。
    非常に勉強になりました。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す