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【51403】中学受験しない場合の勉強

投稿者: はじめまして   (ID:9N0Lcr6KDPM) 投稿日時:2005年 03月 02日 14:54

受験のサイトなのに、ふさわしくない質問をお許し下さい。
新4年生の息子がいるのですが、中学受験は多分しないと思います。

しかし、それなりの実力はつけていってほしいと思っております。

塾には行かず、自宅で勉強したいそうなのですが、
教材として、四谷の予習シリーズ か 成長する思考力 が候補にあがっています。

その他の教材でも良いのですが、中学校以降のことを考えると、
どのような教材で勉強していったら良いのでしょうか。

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  1. 【101892】 投稿者: チーズケーキ  (ID:wwReZf5C9A.) 投稿日時:2005年 06月 02日 00:35

    浜子さま
     「他人任せにしないこと」。 おっしゃるとおりですね。
     本当に難しいですが、焦らず、お互い、頑張りましょう。

    アールグレイさま、うーんさま
     お二人とも英語についてお尋ねでしたので、まとめてお答えします。

    日本で英語を習う環境で、考えられる順に書いてみます。

    1、インターナショナルスクールに通わせる
     
    これなら、おこさんがバイリンガルになられるでしょうが、
    国内で、正規の高校として認められている学校は、数少ないと思います。
    十数年前、私が聞いた時は、2校のみ(都内と横浜)でした。
    その2校でしたら、成績によって、英語圏の大学や上智、ICUなどへの入学が
    可能ですが、そもそもそこへ入るのがとても難しいと思います。
    具体的には、  1)その国の国籍がある
            2)その国のソーシャルセキュリティイ番号がある
            3)高額な授業料が払える
            4)宗教的なバックボーンがある
    などの条件を考察されるようですよ。

    2、無認可のインターナショナルスクールに通わせる
     
    上の学校を除く「インターナショナルスクール」は、すべて無認可です。
    つまり、学校として認められていないので、高校卒の資格は貰えません。
    大学入試にも差支えがあるかと思います。
    もし、インターナショナルスクールを選ばれるのであれば、
    その学校を良く調べてみられるよう、お勧めします。
     
    蛇足ですが、
    インターナショナルスクールで学ぶことで、英語圏の文化を学ぶことはできますが、
    その子の思考が欧米人のようになるかどうかは、
    また別の問題と言われています。
    子供が多言語を習得するプロセスにおいて大切なことは、
    自分の考えや意見を表現する時、
    どの言語で述べれば自分にとって一番自然であるか、
    ということを自分で決めることと言われています。 
    通常、小学校の3年から中学生くらいの時期に学校で学んだ言語、
    つまり文章で表すことを学んだ際に使った言語を、
    結局、その子の「母国語」としている子が多いと聞いています。
    しかし、物事の見方や善悪、優劣の順序などは、
    文化的バックボーンによるものが多いので、
    子供が選んだ「母国語」とその子の「文化」が必ずしも一致しないこともあるのです。
    例えば、アメリカ駐在員の家庭の子が英語を「母国語」として選んだとしても、
    ご家庭での方針が日本人としての教育をしていらしたら、
    その子のバックボーンは「日本人」ということになります。
    メキシコからの移民の家庭の子の「母国語」は英語だとしても、
    文化的にはカトリックを色濃く残していると言えます。
    もっと端的に言うなら、
    日本人は、「バイリンガルの頭の中は何語だろう?」などと疑問に思いますが、
    頭の中での思考を、英語でするか日本語でするかということは、
    関西人に「今考えたのは、大阪弁で考えた?それとも標準語?」と尋ねるほど
    無意味なことなのです。
    要は、それを表現する言語にどれを選ぶかということと、
    書き言葉で自分の考えを表す際に、どのような論理パターンで行うか、
    という点につきます。

    日本人のご家庭でインターナショナルスクールに通わせるという選択をなさるのなら、
    そのことをよく認識なさることをお勧めします。


     米国滞在時に見てきたのですが、
    駐在員のお子様の中には、自分の意見をうまく伝えられずに周りの人とのトラブルが絶えなかったり、
    学校から学習障害児と認定されてしまったというケースがありました。
    また、日本語も稚拙なまま、
    結局英語も年齢相応には習得できずに帰国する子供も結構いて、
    日本に帰ってからが大変な様子でした。
     
     要は、どの言語を選んだとしても、ある年齢になったら、
    きちんとした勉強と訓練は必要になる、ということでしょうか。

    3、日本の学校に通わせながら、英語塾に通わせる。
     
    ほとんどのご家庭がこの場合になると思います。
    浜子様のケースのように、お子様が英語に興味を持たれた時期に始めるのは、
    とても良いことだと思います。
    さて、どのような塾を選んだら良いかということですが、
    もちろん、理想を言えばきりがないのですから、
    取り敢えず、子供が通い易く、気持ちよく行ける所を選ばれたらどうでしょうか。
    ECC,NOVA、など、どこも同じとは言いませんが、
    英会話だけを目的とすれば、楽しくおしゃべりすることが大切、
    と割り切って通われるのも、一案です。

    いくつか気をつけていただきたいこととして、
      
     1)「教師はすべて、○○○」などとうたっているような塾では、
       往々にして、人気のある外国人教師を数ヶ月単位で教室を移動させ、
       人寄せパンダのように、生徒をあつめている場合があります。
       どのようなシステムで教師が派遣されているのか、説明を求めましょう。
      
     2)「教師がネイティヴスピーカーでなくても、CDやテープを使えば、
       大丈夫ですよ」と説明する塾もあると思います。
       どのような教材かを見せていただいて、検討してください。
       日本人のスタッフが作成した教材の中には、あまり適切でないものもあります。
       また、担当の先生が独自に個人の本などを持ってきてくださるところもあり、
       その教室、教室で、違う場合もあるようです。
      
     3)欲を言うなら、
       原書の絵本などをそのまま与えてくださる機会があれば良いと思います。 
       一度ご覧になればお分かりになると思いますが、
       絵本の文中には、仮定法や関係代名詞などはごく普通に使われています。
       「あるところに、一匹のおさるさんがいましたが、そのおさるさんは尻尾が長くて、   で、いたずら好きでした。・・・」
         というふうにです。 
       「難しい英文法だから中学生になってから習いましょう」というのは、
       日本の独特の考え方であって、小さいころから触れていれば、
       ごく自然に英語の表現方法として理解します。
       
    会話の楽しさと、文法に偏らない表現を与えてくれる機会であれば、
    英会話教室へ通うメリットはあると思いますよ。

    もちろん、もし、おこさまに余裕があれば、
    英検3級を目指してお勉強なさるのも良いかと思いますが、
    中学の英語やラジオの基礎英語などは、とても退屈な教材です。

    それよりも、会話する楽しさを十分理解した後に、
    体系的に文法の説明とライティングを教わった方が、
    効率が良いように思います。
    そのような環境で教わった子供は、時期がくれば、
    まるで、乾いたスポンジが水を吸い込むように、どんどん理解していくようです。
    それを考えると、文法的な学習は中学校に上がる半年前くらいでも、
    構わないかもしれません。
    あくまで、子供の個性と能力が備わって、の話ですが・・・・・。

    それから、フォニックスについてですが、
    確かに正しいやり方ですし、
    欧米の言語は、表意文字ですので、子供達はそうやって読み方を習っています。
    ですので、逆に、当たり前すぎて、その為だけにお金をわざわざ払うのはどうかなと、
    私は思ってしまいました。
    英語をきちんと教わった教師なら、基本的な綴りと発音はご存知でしょうし、
    英語の絵本を開けば、子供達にどう読めばよいかを教えるのが、
    担当教師の仕事でしょうし。

    以上、個人的な見解です。
    お役に立てれば良いのですが。

  2. 【104352】 投稿者: アールグレイ  (ID:dMxsUmhuEsY) 投稿日時:2005年 06月 06日 02:56

    チーズケーキさま

    英語についてのアドバイス、ありがとうございます!

    中学受験をしない分、時間的にはとても余裕のある娘です。
    英語も「やりたい!」と言い出しているので
    色々検討してみます。

  3. 【376166】 投稿者: 低学年スレから  (ID:8TcRGf4cP4w) 投稿日時:2006年 05月 31日 12:00

    低学年板の方でこちらに良いスレがあると紹介されていたので来ました。
    真摯で濃い内容のやりとりに脱帽です。
    しばらくロムさせてもらいますね。(^_^)

  4. 【376172】 投稿者: 低学年スレから  (ID:XZVtEBRDrgA) 投稿日時:2006年 05月 31日 12:07

    投稿してから気が付きましたが 最終投稿から一年近く経っているのですね。
    「割り算の定義を理解させる裏技」は気になります。もしお気づきでしたら是非教えてくださいね。

  5. 【396933】 投稿者: チーズケーキさま  (ID:.liccMSabAY) 投稿日時:2006年 06月 29日 08:57

    投稿を重ねますが、最終投稿からまた1ヶ月たってしまいましたね。
    以前もロムしましたが、今日改めて深い内容のスレに興味がわきました。


    チーズケーキさま

    お目にとまりましたら、「割り算・・」について、解説願いたいです。
    よろしくお願いします。

  6. 【406317】 投稿者: チーズケーキです  (ID:OhopyAHMIf6) 投稿日時:2006年 07月 12日 12:06

    こんにちわ。
    チーズケーキです。
    本当に、随分久しくこの掲示板を覗かなくなっておりましたが、昨日、皆様のスレに気づき、慌てて、お返事を作っている最中です。
    我が家の環境も新しくなり、お返事を忘れていたわけではないのですが、
    そのうちそのうちと思ううちに、月日が経ってしまいました。
    すみません。
    現在、低学年用の「割り算」と高学年用の「分数の割り算」の説明の仕方を作っています。
    自分で書いていながら、「・・・裏技」とは、おこがましいなあと感じています。
    できあがりましたら、すぐに投稿しますが、もしも、期待はずれだったら、ごめんなさいね。
    では、取り急ぎ。

  7. 【406607】 投稿者: 勉強法  (ID:yVd9RTQDN/Y) 投稿日時:2006年 07月 12日 19:31

    低学年のスレで、チーズケーキさんが秀逸なコメントをされているこのスレについて言及した者です。


    「低学年スレから」様が依頼された割り算の考え方は、わが家にとってもホットなイッシューですので、低学年スレ様のご投稿とそれに応じていただけるチーズケーキ様のお二人に感謝致します。


    掲示板は匿名の方による、自身の時間を使ってのやりとりですが、エデュの掲示板のいつくかのスレからは多くの気付きがあります。特にチーズケーキさんのコメントは、いつも楽しみにしておりました。


    また、拝見できるかと思うととっても楽しみです。

  8. 【407509】 投稿者: チーズケーキ  (ID:rUAn2q5qGNM) 投稿日時:2006年 07月 14日 00:56

    「割り算の定義を理解させる方法」を投稿します。
    できるだけ、詳しく書いたつもりですが、皆様のご理解を得られるかどうか、ちょっと不安です。
    長文ですが、ご了承ください。


    1、割り算は比であることを、理解させることが何より大切です。
    低学年での割り算の習いはじめは、おはじきやタイルを人数分で割る、という方法で、習得したと思います。
    割り算をよく理解できていない子によく見られる事例として、「人数分で割る」ことにこだわってしまうタイプの子がいます。「3で割る」という式をいちいち「3人で等分する」ことに置き換えて計算するのです。
    ちょっと複雑な文章題にあたると、出てきた数字のどれが、「人数」に当たって、どっちをどう割るのかわからない、という感じになります。
    高学年になって、分数の割り算が出てくると、計算のやり方は覚えても、分数式を立てる文章題ではお手上げ状態になってしまいます。
    こういうことは、割り算をすることの意味をきちんと理解していないから起こることなのです。

    そこで、私が考えた方法を説明させてもらいます。



    2、まず、低学年用に考えた方法です。
    ご用意いただきたいものがあります。
     A4かB5程度の紙 2枚
    (これを、縦にして、左から3分の2、残り3分の1くらいに分けて先を引いておく。左側に絵を、右側に数式を書きいれるためです。)
     白い紙を丸く切ったもの、3〜4枚 (直径 15〜20センチほど)
     キャンデーかおはじき20〜30個くらい
     鉛筆とあれば赤鉛筆または赤のボールペン

      
     さて、丸い白い紙は生クリームを塗ったケーキ台に見立ててください。キャンデーは、ケーキの上にのっける苺になります。
    簡単な質問をして、子供にそれを絵と式で表すよう指導します。
      

     最初の質問は
    「苺が8個、ケーキが1台ある時、何個の苺がのっているケーキが作れるか?」
    式は、 8÷1=8 ですね。 
    この式を紙の右側に書きます。左側には、苺8個とケーキ1台の簡単な絵を描き、その横にケーキ台の上に8個の苺(できれば、赤鉛筆で)が載った絵を描かせます。
     
     
     次の質問は、
    「苺が16個、ケーキ2台では、ケーキには何個の苺がのっているか?」
    子供には、丸く切った白い紙2枚とキャンデー16個を渡して、自分の手で、作業させましょう。
    式は、16÷2=8 ですよね。 この式を紙の右側、先ほどの 8÷1=8 の下に書きます
    左側、最初の質問で描いた絵の下に、苺16個とケーキ2台の絵と、その横に、2台のケーキに苺が8個づつのっている絵を描かせます。
     
    3番目の質問は、
    「苺が24個、ケーキ3台、では?」
    式は、24÷3=8 となり、それを紙の右側に書き、左側には、苺24個とケーキ3台の絵、そして、苺が8個づつのった3台のケーキの絵を描かせてください。
     
     以上で終わりです。
    当たり前の式と計算です。
    子供が「こんなの簡単だよ」と言ったら、「じゃあ、どうして、式はそれぞれ違うのに、答えが8で一緒になるの?」と尋ねてみてください。


    この作業で理解してもらいたいことは、書かせた式の組み合わせは全て、「苺対ケーキが、8対1」になっているという点です。当たり前のことですが、だから、答えが同じなのです。
    つまり、割り算は、その記号の左にある数と右にある数の比を計算することなのです。ですから、同じ割合 (ここでは、苺対ケーキが8対1)の場合は、どのパターンでも答えは同じです。 (ここでは、答え8) 
    そして、もうひとつ大事なことは、割り算とは、記号の右にある数を基準にする比なのです。(ここでは、ケーキ台です。苺ではないのです。ケーキ台を1とするのです。)
    それを、子供に作業しながら、確認してもらいたいのです。

    この作業の良いところは、ケーキ台の方を1とすることで、イメージし易くなりますし、どの質問の場合も、答えに8個の苺がのったケーキを描くことで、答えが同じになる、ということを理解できるようになっている点です。
    逆に、悪いところは、苺とケーキを逆にした組み合わせでも計算上は成り立つのに、絵に描けないし、イメージできない、という点です。

    注意していただきたいこととして、必ず、子供自身に絵と式を描かせることをお勧めします。
    そして、ここが大切な作業なのですが、説明を聞いた後、子供が「わかった」と言ったら、必ず、同じパターンの絵と式の組み合わせを別の紙に描かせるようにしてください。
    子供に同じような問題を自分で作らせるのです。
    本当に理解できているかどうかを、確かめてください。
    苺が偶数の倍数となるパターンが簡単ですから苺6個とか12個から始めた方が良いですよね。その辺のアドヴァイスはするとして、でも、できるだけ、子供自身に考えさせ、与えられた丸い紙とキャンデーを使って式を作らせましょう。わからなくなったら、先ほどやった紙を見ながらでも構いません。

    子供が、割り算の記号の右と左の数の組み合わせを完全に理解し、簡単な数字でその組み合わせのパターンを作れるようになることが、大切なのです。
    小学校1,2年では無理かもしれませんが、九九を暗記して、二桁の割り算を習い終えたくらいなら、十分できる作業だと思います。


    3、次に、分数の割り算についてですが、最初にお断りをさせてください。
    今から述べる方法は、ずっと以前、新聞か雑誌で掲載されていた方法を拝借したものです。
    また、ここの掲示板でも(どこの板かは忘れてしまいましたが)、どなたかが提唱なさっていらっしゃいました。ですから、意外と一般的な教え方かもしれません。もうすでにご存知でしたら、気を持たせてしまってすみません。

     
     ご用意いただきたい物として、
     A4かB5の紙、2枚 
    (やはり1枚は子供に自分で問題を作成させるために使います。)
     丸く切った白い紙、2枚 (直径15センチ〜20センチくらい)
     この丸い紙には、ケーキカットで12等分になるように線を引いておきます
     鋏 


     今回も最初の紙に、絵と数式を書かせ、2枚目の紙に自分で作った問題を同じように書かせます。

     
     1問目は、1÷2分の1=2 です。
    12等分したケーキ、1台を1としますので、2分の1はその半分となりますよね。
    「1(丸いケーキ)の中に、2分の1(ケーキの半分)がいくつ入っているか」というのが、割り算の意味ですから、そこを確認させながら、「2」という答えを導きだします。
    紙の左側には、丸いケーキの絵、÷、半分のケーキの絵 を描きます。右側には、数式と答えです。

     
     2問目は、2分の1÷4分の1=2 です。
    4分の1は、12カットのしたものが3個入った部分ですね。その部分を鋏で切り落とします。2分の1にあたる丸い紙の半分を用意したら、この二つを比べます。
    「2分の1は、4分の1の2倍にあたる」ことが、よくわかると思います。

     
     3問目は、1問目の逆です。 2分の1÷1=2分の1 です。
    半分のケーキは、丸いケーキからみると、半分でしかないですよね。あたりまえですが。

     
     4問目は、2問目の逆です。4分の1÷2分の1=2分の1 です。
    この場合は、「4分の1は、2分の1の半分にあたる」ことを、実際に紙を見せながら確認してください。

     
     分数でも割り算のルールは同じです。「記号の右にある数字を基準として、左にある数字はその何倍か、という比」なのです。



    以上が理解できたら、次は子供に問題を作ってもらう番です。
    どんな式でも構いませんのが、12等分してあるので、12分の1を使った式がわかりやすいです。
    実際に切って、確認しながら、作ってみてください。
    例えば、3分の1÷12分の1 でしたら、12等分したケーキ4個が3分の1なので、
    答えは「4」と、見てすぐにわかると思います。
    逆の12分の1÷3分の1でも同じです。12分の1は、3分の1中に4個入っていますから、答えは「4分の1」です。



    4、分数の割り算を教える時期について。
    以上、低学年用と分数用との割り算の説明のし方を、どちらもケーキに見立てて説明しました。低学年用の方は、整数の割り算を習った時点で応用できると思います。
    でも、分数の割り算の説明の方は、子供の理解の進度をよく確かめてからなさってください。
    なぜなら、以前、掲示板にも書きましたが、分数の割り算を理解するということは、数の概念を理解することに繋がるからです。
    小学校で習う数においては、まず、自然数、0を加えた正の整数。そして、少数と分数の関係、です。これらが、きちんと頭の中に入っていて、分数の計算を習った時点で、「もうこれから先の算数の計算は、いちいち、物に置き換えて計算したりしないんだな」という感覚を芽生えさせてほしいからです。
    例えば、子供が分数の計算を習った時、「どうして、1より小さい分数で割るのに、答えは1より大きくなるの?」とか、「2分の1を3分の1で割るって、どうなること?」などと尋ねてきたら、その時がチャンスです。 割り算のルールの最初に戻って、説明してみてください。


    以上、いかがでしたでしょうか?
    誇大広告になってしまったのでしたら、ごめんなさいね。

    そろそろ、私がお伝えできることも尽きてきました。
    次回は、日ごろの勉強と、受験を超えるための勉強法、そして、まとめ、を書いてみたいです。

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