高校入学から大学卒業までの教育費は1000万円超! | 塾サーチ

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第9回高校入学から大学卒業までの教育費は1000万円超!2014年07月10日 公開

高校に入学してから大学を卒業するまでに、どれくらいの教育費が必要になるのでしょうか。日本政策金融公庫が国の教育ローン利用者を対象に毎年行っている「教育費負担の実態調査」から見てみましょう。

この場合の「教育費」とは、受験料や納付金など入学にかかる「入学費用」および、学校に在籍している間に必要となる「在学費用」(授業料や参考書購入費など)を合計したものです。

最新の平成25年度のレポートによると、子どもひとり当たりの教育費は、高校の3年間で344万6000円、大学では711万2000円、合計1055万8000円でした。この数字は国公立と私立を合わせた全体の平均。高校卒業後、国公立大学に進学した場合は総額863万円ですが、文系私立大学に進学した場合は平均1036万2000円、理系私立大学に進学した場合は平均1156万9000円と、総教育費が跳ね上がります。

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金額の大きさもそうですが、それ以上に気になるのは、高校入学から大学卒業までの教育費がずっと高止まりしていること。平成19年度から平成25年度までの推移を見ると、年によって数十万円の差はありますが、この7年間で子どもひとり当たりの教育費が1000万円を下回ったことは一度もありません。

また、子どもが自宅外から通学する場合、ここにアパートの敷金や礼金、賃貸費用なども加算されます。子ども本人がアルバイトをして補填するにしても、すべての費用をまかなえるはずはありません。

「教育費負担の実態調査」によると、自宅外通学者のいる世帯は、全体の41.9%もいて、子どもへの仕送り額は、年間平均92万1000円(月額7万6750円)。150万円以上仕送りしている世帯も、8%ありました。

子どもひとりでもこの金額ですから、ふたり以上いた場合、年収1000万円以上あっても、相当に大変だということがわかります。子どもを大学まで出し、一人前に育て上げるのは、やはり並大抵のことではありませんね。

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