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第14回今年から公立学校の土曜授業復活。8割の親たちが歓迎2014年08月14日 公開

1992年から段階的に実施され、2002年から完全実施となった公立学校の週5日制。特別に必要がある場合は、これまでにも土曜日の授業を行えましたが、昨年(2013年)11月、学校教育法施行規則が改正されたことにより、今年4月から教育委員会の判断で、公立学校の土曜授業を自由に行えるようになりました。

親の側から見て、公立学校の土曜授業の実施はどのように受け取られているのか。2年前のデータになりますが、ベネッセ教育センターと朝日新聞社が共同で行った「学校教育に対する保護者の意識調査」(2012年)に意識調査の結果があったので、ご紹介しましょう。

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それによると、学年が上がるに従って完全週6日制がいいと回答する人が増えますが、いちばん多い中学2年生の両親でも、4人に1人程度。どの学年でも、6割弱の人は、月に2回程度、土曜授業があるのが望ましいと考えていることがわかりました。完全週5日制のほうがいいと回答した人は、全体では約18%しかいません。

すでに20年以上にわたって慣れ親しんだ学校の週5日制です。習い事や学習塾通い、受験対策、レジャーなど、日常生活のスケジュールは週休2日に合わせて組まれているでしょうから、土曜授業の復活といっても、急激な変化は望まないといったところでしょうか。

学校側からみても、急には変えられない事情があるようです。というのも、学校の週5日制が議論されるようになったのは、労働時間短縮の議論が背景にありました。教育上、週5日制が望ましいから導入されたわけではなく、労働時間短縮をめぐる議論の中で政治的に決められたと言ったほうがふさわしいでしょう。もし学校のスタッフを現状のままにして、昔のように土曜授業が完全復活すれば、教師の労働時間が規定をオーバーしかねません。

また、今年からの土曜授業復活といっても、教育課程内の授業を無制限に行っていいわけではないようです。文部科学省は、土曜授業の内容を次の3つに分類しています。

・土曜日に教育課程内の教育活動を行う「土曜授業」
・教育課程外の学校教育活動を行う「土曜日の課外授業」
・スポーツや自然学習、職場体験などを行う「土曜学習」

体験学習や自由研究など、土曜日の特性を活かした活動を行うのが望ましいと言っているわけで、カリキュラムを組むにしても、相当に大変でしょう。

今年7月25日、文部科学省は「公立小・中・高等学校における土曜日の教育活動実施予定状況調査」の結果を発表しました。

この結果によると、土曜授業を実施した学校は、小学校で8.8%(2012年度)から17.1%(2014年度)に、中学校では9.9%(2012年度)から18.3%(2014年度)に、それぞれ増えました。増加率は2倍前後ですが、土曜授業の完全復活とは言いがたいものがあります。教員の確保や学習内容の決定、それに伴う予算の確保など、かなり困難が伴うのでしょう。

とはいえ、土曜授業の復活は始まったばかり。また、隔週、完全週6日を含めれば、約8割の親が望んでいる公立学校の週6日制です。今後は土曜授業を実施する学校が着実に増えていくことでしょう。

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