約7割の子どもは親と同じ仕事に就きたくないと思っている | 塾サーチ

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第53回約7割の子どもは親と同じ仕事に就きたくないと思っている2015年05月21日 公開

総合人事・人財サービスを展開するアデコ(本社:東京都港区)が先月発表した、「(子どもが)将来就きたい仕事」に関する調査結果に、興味深いデータがありました。

この調査は、全国の小中学生1000名を対象にインターネットで質問したもの。アンケートで「あなたが大人になったら、お父さんまたはお母さんがしている仕事と同じ仕事をしたいと思いますか?」と質問したところ、下記のグラフのような結果となったというのです。

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見ての通り、7割近い子どもが「お父さんとお母さんどちらの仕事もしたくない」と回答しています。それに対して「両親どちらの仕事もしたい」と回答した子は10.3%、「父親と同じ仕事をしたい」は13.1%、「母親と同じ仕事をしたい」に至ってはわずか8%に過ぎません。

「両親どちらの仕事もしたくない」の理由は何でしょうか。ベスト3を挙げると「やりたい仕事が決まっているから」(31.6%)「忙しそうだから」(21.1%)「お金が稼げなさそうだから」(19.4%)という順。

「忙しそう」「お金がかせげなさそう」という現実的な回答には、「そういうケースもあるだろう」と感じますが、驚いたのが「やりたい仕事が決まっているから」の比率。小中学生の段階で、自分の就きたい仕事が決まっている子が、3割以上もいるんですね。

一方、父親と同じ仕事がしたいと回答した子どもの理由ベスト3は、「やりがいがありそうだから」「お金が稼げそうだから」「かっこいいから」。母親と同じ仕事をしたいと回答した子の場合は、「楽そうだから」「やりがいがありそうだから」「かっこいいから」でした。こちらのほうがちょっぴり子どもらしい回答と見えなくもありません。

では、子どもたちはどんな仕事に就きたいと思っているのでしょうか。

男子の1位は「サッカー選手」で12.0%。以下、「医者」(8.0%)、「野球選手」(7.6%)の順。他に特筆すべきは、「エンジニア/プログラマー」が6位と、初めてベスト10入りしたこと。スマホやPCに馴染んだ子どもが増えてきたことをうかがわせます。

女子では「パティシエ」が16.8%とダントツの1位で、2位の「先生」(8.0%)以下を大きく引き離します。昨年も同じ調査が行われていますが、やはり1位。女子のパティシエ人気は相変わらず根強い。3位の「医師」(6.8%)は昨年の2位から順位を下げました。また、「野球選手」(4.6%)が初めてランクインして4位。女子の間でプロ野球が話題になっているとニュースなどで見かけますが、その影響が小中学生にも現れたのでしょう。

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