学校の予習・復習をする小学生が年々増えている! | 塾サーチ

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第17回学校の予習・復習をする小学生が年々増えている!2014年09月04日 公開

昨年度(平成25年度)の「全国学力テスト」では、学習塾に通う小学生の割合が2ポイント近く増えていたので、今年度(平成26年度)の調査はどうかと思ってデータを見たところ、前年とほとんど変わりませんでした。

他に、最近の生徒の学習習慣を表す調査結果はないかとデータをひとつひとつ見ていたら、ありました。家で学校の勉強の予習と復習をする生徒の割合です。この数字が、調査開始以来、目立って増えているのです。

小学生、中学生ともに増えているのですが、より顕著な小学生(6年生)のデータをご紹介しましょう。

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まず予習。平成19年度は、予習を「している」「どちらかといえば、している」を合わせて33.1%でしたが、その後急増し、平成22年度には40%を超えています。平成22~24年度はほぼ同じですが、その後はまた増え始め、平成26年度調査では43.3%に達し、調査開始時点から10ポイント以上増えました。

復習もだいたい似たようなパターンで増えていますが、その増え方が、より顕著です。復習を「している」「どちらかといえば、している」と回答した生徒の割合は、平成19年度には40.3%でしたが、平成26年度調査では14ポイント近くも増え、なんと54.1%。

この質問は、あくまでも「家で」予習・復習をするかというもの。家で宿題をするほかに、4割以上の生徒が予習をし、5割以上が復習をしているのです。学習塾に通っている場合は、さらに勉強時間が延びるでしょう。

計画的に、きちんと学習をする子が増えたのかもしれませんが、平成23年4月から「新教育課程」が完全施行されたことで、小学生の学習内容の範囲が広がり、学ぶ内容が難しくなっていることも、大きく関わっていそうです。中学受験をしなくても、今の小学6年生は、なかなか大変です。

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