
100周年を記念する多数のプロジェクトが進行
駒込学園100周年委員会はどのような活動をしていますか。
山本先生 2024年に発足し、今年で2期目です。昨年は100周年ホームページを新設した際に掲載する動画を制作したほか、記念ロゴマークとキャッチコピーを公募し、蓮の花と合掌をデザインしたロゴマークと、「100年のともしび、未来へつなぐ。」という素敵なキャッチコピーが生まれました。1期目の委員は46名だったのですが、彼らの活動を見てやりたくなったのでしょう。2期目となる今年は、115名の生徒が委員会に入ってくれて、カフェプロジェクト、記念冊子「学園100年誌」の発行、新キャラクター作り、100周年記念式典など、さまざまなプロジェクトが進行しています。

それぞれどんな内容か教えてください。
山本先生
現在、100周年を記念して部室棟を新築しており、その1階部分に設置されるカフェ作りを実行委員会が行なっています。生徒が集まり、交流し、生徒がいろいろなことを発信できる場になるよう、「生徒が憩える場」にしたいとプランを練っています。
「学園100年誌」は、パリでお店を開いているフレンチのシェフや、車いすラグビーの日本代表選手など、世界で活躍している本校の卒業生をインタビューした記事や、駒込の七不思議、先生のお弁当紹介など、読み物としてとても面白い内容になっています。取材、執筆、写真撮影、デザインなども現役の生徒と卒業生で協力して行なっています。
清水さん 駒込にはもともと「こまはくちゃん」というキャラクターがいるのですが、今回、公募して、高校2年生の生徒が考案した「ブッタン」という新キャラクターが生まれました。さらに委員会では同じく100周年を迎える三菱鉛筆株式会社さんとコラボして文房具を作るなど、ノベルティグッズの制作プロジェクトも進行中です。
土門さん 今年9月に行われた玉蘭祭(文化祭)ではこまはくちゃんの100周年記念グッズを作って販売したところ、完売するほどの大人気でした。すごく愛されているキャラクターなんですよ。ブッタンもすごくいいキャラクターなので人気が出ると思います。また100周年委員会は公式Instagramを開設しています。そこでは活動報告のほか、部活動の紹介など100周年に向けてさまざまな告知をしています。

さまざまな行事を生徒主体で作っていく校風
それだけのことを生徒主体で運営しているというのはすごいですね。清水さんや土門さんはどういう思いで委員会に参加されましたか。
清水さん 僕たちは2人とも内部進学生なんです。中学からいたこともあり、駒込愛が強いと自負しています。僕たちが在籍している時に学校が100周年を迎えるのだから、僕たちの力で何か残せるものがあったらいいなって思ったことが委員会参加のきっかけです。さらに僕は去年、生徒会長をやっていて、責任者としての経験があるので、実行委員長に立候補しました。

土門さん 駒込は文化祭でもなんでも、生徒主体で作っていく校風です。僕は去年、文化祭実行委員だったのですが、大きな学校行事を仲間と一緒に成し遂げる達成感を味わったので、母校の100周年に関わらないなんて選択肢はなかったです。僕が駒込にいた6年間のうちに、母校の長い歴史の中で100年の節目を迎えるのって、奇跡に近いなって思っています。
清水さん 僕は生徒会長として他の学校に行ったことが何度かありますが、他校と駒込では先生と生徒の仲の良さが違うと感じます。この6年間、勉強や生徒会活動、部活動、進路指導など、さまざまな面で先生方にはとてもお世話になってきたので、僕ができる恩返しを精いっぱいできればと思っています。生徒会長に立候補したのも、学校の生徒たちにもっと駒込を好きになってもらうためにどうしたらいいか考えているうちに、自分でそういう学校を作っていきたいと思ったからなんです。
実行委員会はどのくらいのペースで活動していますか。
清水さん およそ月に1回、進捗報告を兼ねた全体ミーティングがあり、それに向けてSNS・ホームページ部門、カフェ部門、記念式典部門、新企画部門がそれぞれ個別に活動しています。私はみんなの相談役のような立場で、各部門が作った企画書を見せてもらってアドバイスをしたり、「壁打ち役」になったりしています。

土門さん 1月の記念式典では、3時間の開催時間のうち2時間ほどを委員会がもらっています。当日に向けていろいろ企画を練っていますが、とても楽しいです。いま検討している企画はクラブ横断の合同企画。例えば吹奏楽部だけでも素晴らしい演奏をするけど、演劇部や合唱部と合わさったらミュージカルのような壮大なものをつくれないかと考えて、これから各部に相談するところです。
多くの生徒が活動する委員会ですが、大勢が動くからこその苦労はありますか。
土門さん 僕は清水先輩のように人をまとめるという経験がないので、その点は少し苦労しています。でもみんな僕の話を聞いて仕事をし、一緒に高め合ってくれている。そういうみんなの存在があるからこそ、僕も諦めずにリーダーとしてやっていけていると思っています。

清水さん チームの仕事を期限内に間に合わせることが僕の役割でもあるので、締め切りまでにできるだけ高い完成度で終わらせるというのは結構大変です。でもすごくやりがいがあります。
山本先生は委員会の活動をどうご覧になっていますか。
山本先生 100周年委員会は1クラス何人と決めて集めたわけでなく、自分でやりたいと手を挙げた生徒しかいないので、温度感が高いです。逆に、これをやりたいという生徒の気持ちが強すぎて、現実的にやれないこともあるので、そこの折り合いをつけるのが辛いくらいです。でも本当に頑張っている生徒たちを見るのは楽しいです。
個性を持ったまま自分らしくいられる学校
最後に委員会のお2人から駒込の良さを教えてください。
清水さん 僕は自然科学部で、夏休みに小学生を集めて「おもしろ理科実験教室」というイベントで講師役をやったりするのですが、来てくれた小学生はみんな素直で、頭も良くて、話も聞いてくれるいい子達で、個性がたくさんあるんです。駒込に入れば、その個性を持ったまま自分らしくいられる気がします。もちろんこの先に必要な勉強や常識も教えてくれるけれど、生徒の個性を崩さずに先生も寄り添ってくれて、ちゃんと成長できる学校だと思います。
土門さん 駒込高校は国際教養コースと理系先進コース、特S/Sコースに分かれて自分に合った学びを提供してくれるのが強みだと思います。「一隅を照らす」という理念の通り、先生がみんな一人ひとりの生徒の学びに真剣に向き合って、高めてくれる学校です。
編集後記
「自分たちで100周年記念行事をつくりあげよう!」という意気込みが伝わってくる取材でした。そして2人の母校愛の強さから、生徒がいきいきと学校生活を送っていることが分かりました。100周年に向けて、生徒たちにとっては大きな挑戦ともなるプロジェクト。駒込100周年の歴史に大きな足跡を残すのは間違いないでしょう。生徒たちの思いがどのように実を結ぶのか楽しみです。
イベント情報
中学校説明会
| イベント名 | 日時 | 内容 |
|---|---|---|
| 第7回中学説明会 | 12月21日(日) ①【午前の部】10:00~11:30 ②【午後の部】14:00~15:30 |
校長挨拶・教育内容について ①【午前の部】過去問体験&解説(私立型) ②【午後の部】過去問体験&解説(選択)適性検査型/プログラミング入試体験/自己表現入試体験 |
| 第8回中学説明会 | 1月18日(日)10:00~11:30 | 校長挨拶・教育内容について 合格力UP 入試トライアル ~これをやれば10点UP~ (保護者の方には傾向と対策をお伝えします) ZoomによるLive配信の「オンライン説明会」も実施します。 |
高校説明会
| イベント名 | 日時 | 内容 |
|---|---|---|
| 第6回高校説明会 | 12月6日(土)14:30~16:00 | 受験生必見!過去問解説と2026年入試対策 (英語・国語) ZoomによるLive配信の「オンライン説明会」も実施します。 |

