
楽しく真剣に取り組み関東大会出場を達成!
編集部は関東大会に向けて練習中の軟式野球部を訪問。高等学校2年生のキャプテンとピッチャーにお話をうかがいました。

左:加賀谷颯大さん。高校2年生。小学生の頃からピッチャーを務め、現在はエースとしてチームを牽引(けんいん)しています
軟式野球部に入ったきっかけを教えてください。
袖山さん 僕は小学生の頃に少年野球をやっていましたが、芝に入学したときは少林寺拳法部に入りました。中学2年のときには全国大会に出場したのですが、大会後に今のチームメイトから「久々に野球をやろう」と誘われ、やったら楽しくて。そこで真剣に考えて、中学2年の冬に途中入部しました。
加賀谷さん 最初は硬式野球部と軟式野球部、両方の体験入部に行きました。甲子園を目指して真剣に取り組む硬式野球部も魅力的でしたが、中1の担任の先生にすすめられて軟式野球部に入部しました。
軟式野球部はどんなチームですか。
袖山さん とにかく楽しいです。「楽しい」という言葉が真っ先に出てきますね。
加賀谷さん 部員が32名いるのですが、学年を問わず、全員の仲が良いチームです。
普段の練習で意識して取り組んでいることは何ですか。
袖山さん ポジションにつくときは走るとか、ウォーミングアップ中に私語をしないとか、基本的なことを徹底しています。
加賀谷さん あとは、プレー中に声を出すことですね。野球はチームスポーツで、個々のうまさよりも仲間との連携のほうが大切なので、コミュニケーションをとることを意識しています。
部活と勉強を両立するために工夫していることはありますか。
袖山さん うちの部で好例は副キャプテンです。21時に寝て、朝は4時に起きて勉強する習慣を徹底し、模試で学年トップになるほどです。他にも模試で上位に入る部員がいて、彼らは部活の時間を確保しつつ、家で勉強したり、塾に行って自習の時間を増やしたりしています。僕は電車の中で単語帳を見るなど、時間を有効活用しています。
加賀谷さん 僕は今のところ部活への比重が高くなっていますが、両立への意識は常に持っています。
軟式野球部に入って、特に自分が成長したと思える部分を教えてください。
袖山さん 僕はキャプテンの立場になって、どうまとめればチームの雰囲気が壊れずにみんながやる気を出すかを考えるようになりました。小学生の頃はまとめられる側だったので、視点の違いで新しい考えが生まれました。
加賀谷さん 僕は小学生のときからピッチャーで、当時は自分が三振を取って抑えればいいと考えるタイプでした。でも芝の軟式野球部に入ってチームメイトと仲良くなったことで、仲間を信じて取り組めるようになりました。
秋季都大会を振り返っていただけますか。
袖山さん 春と夏の大会はどちらも2回戦で負けていたので「もう次はないぞ」という気持ちで挑みました。4回戦と準々決勝の相手は強豪校でしたが、何とか勝つことができました。特に準々決勝の相手は夏の全国大会でベスト4に入る強豪校だったので、勝った瞬間はみんな泣いていました。準決勝は勝てば関東大会出場が決まる試合でしたが、気負わずに小さいことを積み重ねていこうというマインドで挑み、コールド勝ちできました。
加賀谷さん 僕たちは関東大会に常に出るようなチームではないのですが、今の2年生は昨年から試合に出ていた選手が多く、経験値の高さがいい流れにつながったと思います。関東大会出場が決まったときは本当にうれしかったです。

効率重視の練習に取り組み、時間の有効活用で学業とも両立
軟式野球部顧問の寺澤麟先生に、生徒たちの日々の成長について語っていただきました。

軟式野球部の特徴を教えてください。
寺澤先生 軟式野球では、しっかり練習すればどのチームにも大会で良い結果を残すチャンスがあります。そういう意味では、野球一筋というより、いろいろなことに挑戦しながら学校生活を送りたい人に向いています。実際、部員の中には中学入学のタイミングで野球を始めた生徒もいます。
普段の練習で工夫されていることはありますか。
寺澤先生 部員が30人以上いるので、効率を重視しています。全員が常に動き、ボールに関われる練習ができるように、いくつかのグループに分けて一つは守備練習、もう一つは走塁練習、さらにもう一つはバッティング練習といった感じで取り組んでいます。
学業との両立について、どのようなアプローチをしていますか。
寺澤先生 私から何かを言わなくても、それぞれが自分で計画を立て、自分なりに取り組んでいます。中学生の場合は指導が必要なこともあるかもしれませんが、高校生はこれまでの経験から時間を有効活用し勉強時間を確保しています。部活の時間はしっかり練習するというメリハリをつけているので、特に心配はしていません。
野球を通じて、技術や体力以外にどんなことを習得してほしいと考えていますか。
寺澤先生 社会に出て活躍してほしいので、よく「凡事を徹底しよう」という話をしています。当たり前のことを当たり前にできるようになれば、野球でも生きますし、社会に出ても周りから信頼され、さまざまな場面で活躍してくれるのではないかと期待しています。

気の合う仲間と出会い、毎日を楽しく過ごせる!
芝の魅力はどんなところにあるのでしょうか。寺澤先生と部員の2名に、受験生やその保護者へのメッセージも含めてうかがいました。

芝の良いところを教えてください。
袖山さん とにかく学年の仲がいいところです。廊下を歩いていても友達ばかりなので、自然と会話が生まれます。先生との距離もとても近くて、温かい学校です。
加賀谷さん 自分と合う仲間と絶対に出会えるところですね。毎年クラス替えがあり、1年が終わる頃には最高のクラスだと感じられるようになります。
寺澤先生 生徒が「これをやりたい」と思ったことを、かなり自由に実現できる学校だと思います。クラブ活動でも自分たちで練習メニューを考えて取り組みますし、学園祭や運動会も生徒が企画を考え、教員と話し合いをしながら実現できます。自主自律を重んじる学校にお子さんを入学させたいご家庭には合うのではないかと思います。
最後に、受験生やその保護者に対してのメッセージをお願いします。
袖山さん 毎年の校外宿泊行事や運動会、学園祭は思い出に残りますし、それを体験できるだけでも価値があると思います。ぜひ入学して、芝での学校生活を楽しんでほしいです。
加賀谷さん 芝はクラブ活動の種類が豊富ですし、毎日が本当に楽しいです。充実した6年間が待っていますので、ぜひ合格を目指して頑張ってください。
寺澤先生 中高一貫の男子校ですので、一生の友達と出会えます。そこが芝の魅力です。ぜひ当校で部活や勉強に思いっきり取り組んでください。
編集後記
練習では部員同士が声を掛け合い、和気あいあいとしながらも真剣に白球を追いかけ、寺澤先生の指示を聞く姿からは、軟式野球に対する熱量の高さが伝わってきました。10月27日(10月25日実施予定だったが雨のため順延)の関東大会第初戦では、強豪校でもある神奈川B代表栄光学園と対戦。結果は2−3と惜しくも敗れましたが、部員たちにとって貴重な経験と成長の機会となったことでしょう。文武両道を実践する芝の軟式野球部に今後も注目です。

イベント情報
学校説明会はWEB予約制です。
| イベント名 | 日時 | 内容 |
|---|---|---|
| 第5回 学校説明会 | 2025年11月15日(土) 11:00〜12:00 | 学校長による教育理念や教育方針についての説明、入試全般についての説明があります。説明会後には校内を自由に見学できる時間が1時間程度あります。 |
| 第6回 学校説明会 | 2025年12月6日(土) 11:00〜12:00 |





