マルチリンガルを目指せる女子校
中央大学法学部は都心移転によりどこまで復活するか?
みなさんの予想はどうですか?
私は、
出身学部別での司法試験合格者数は1位。
予備試験合格者数では2位。
国家公務員総合職の合格者数では早慶を抜いて1位。
民間は今より良くなる。
偏差値は普通に早慶上位レベルまで上がる。
問題なのは、入試競争倍率2倍破りは手を染めてはいけない禁断の手だったこと。
それを何年も続けてやってしまった。
他の主要ロースクールは勿論の事、中堅ローでさえやってはいない。
やるのは窮した下位のローだ。
中央法学部生の過大な他校ロースクールへの流出問題。
多摩の法学部と市ヶ谷本村町のローという地理的一体性の無さという主要ローでは見られない要素もあったが、やはり、ここでのキーポイントは合格率だ。
どこでも優秀な学生は、合格率の高いローを目指して進学している。
中央ローは、なかなか司法試験に通らない学生の大量受け入れという過った入試政策で自ら合格率を下げて、優秀層を引き付ける人気、魅力を失った。
合格率の軽視が悪循環で合格者の減少を来たし、合格率を更に下げ、ひいては入学者の減少をもたらし、経営に悪影響を及ぼすという構図だ。
健全な経営を考えるなら、逆にやらなければならない。入試2倍原則を厳守し、入学者数が減っても耐えて盛り返した早稲田のように堅実に経営すべきだった。
2019年(令和元年)から2023年までの入学者数
早稲田ロー 182人→173人→160人→185人→168人
中央ロー 112人→86人→99人→132人→
124人
悪手の2倍破りは今更どうしようもありません。その結果の合格率の低迷も
これまた今更愚痴を言っても始まらない。合格者数、合格率を上げるには、これからどうしたら良いのかと言うことでしょう。
我々第三者より法科大学院運営に携わっている教員・職員が一番危機感があるはずです。ですよね?駿河台移転を機に当局も打開策を考えているでしょう。本来なら駿河台移転関係なしに数年前から具体的に行わないといけなかったとは思いますが。
今年も来年も低迷が続くようなら、教員全員そっくり入れ替えるくらいの荒療治が必要です。
よかった点 都心なので通学しやすい。
駅から近い。
浪人しなくてよかった安堵感。
過去の栄光はある。
公務員などの試験の情報が沢山入ってくる。
残念な点 サークルの選択肢があまりにも少ない。
学食が狭くて結局、外に食べに行く。
やっぱり本命の国立に行きたかった気持ちの
整理がまだつかない。
大学名を聞かれたときに学部名まで言って
やっと、おーと言われる。
建物の前に現れた赤と青のユーチューバーの突っ込みが、腹立つけど当たってることばかり。
出身高校によって、当然満足感が違う。
びっくりするような進学校出身も確かにいるけど、たいてい国立文系残念組で、早慶対策してなかったためにここのあたりにきた人達。近くの坂を下れば早稲田、近くの谷の向こうは東大(涙)。
ここで続く強弁は、痛いものがある。
ちなみに、昭和30年代には、
一橋大合格蹴り、中央法入学(民訴法学者の小島武司。大学在学中に司法試験一発合格)や、京大合格蹴り、中央法入学(憲法学者の長尾一紘。大学在学中に司法試験一発合格、東京大学大学院入学)。