
八王子学園の新プロジェクトが続々進行中!
2025年から導入された新制服やスクールランチについて、川田敏行副教頭に詳しくお話をうかがいました。
川田副教頭、新しい制服に込めたこだわりをお聞かせください。
川田副教頭
本校では、創立100周年記念事業の一環として、今年度から制服のデザインを一新しました。清潔感のあるアクセントカラーとして採用した鮮やかな「ブルー」は、市鳥であるオオルリの「瑠璃色」をイメージしたものです。明るさの中に落ち着きも感じられる色合いで、本校らしさを表現しています。
新しい制服には、生徒たちが互いの個性を尊重しあい、刺激を受けながら、この八王子キャンパスで自分の進むべき道を見つけ、歩んでほしいという願いを込めました。また、ジャケットにはストレッチ性の優れたニット素材を採用し、着心地や動きやすさにも配慮しています。
生徒たちには、制服に込められた意味や思いを理解し、日々の学校生活の中で感じ取ってほしいと思います。

9月から中学生向けのスクールランチが始まりましたが、導入に至った経緯を教えてください。
川田副教頭 かねてより、ご家庭によっては仕事の都合で、生徒のお弁当作りが負担になっているのではないかと感じていました。保護者の負担を少しでも軽減したいという思いに加え、生徒には栄養バランスのとれた食事をしっかり取ってもらいたいという背景から、スクールランチの導入に至りました。
スクールランチの利用状況を教えてください。
川田副教頭 現在は中学1年生全員が利用しており、中学2・3年生については任意で注文を受け付けています。来年度は、中学1・2年生を全員利用とし、中学3年生は任意とするなど、学年ごとに段階的に移行し、最終的には中学生全員が利用できる体制を整えていく予定です。また、生徒たちは事前にメニューを確認できるため、食物アレルギーの有無などに応じて、お弁当を持参するか、校内のランチを注文するかを選択することができます。
生徒や保護者からどのような反響がありましたか。
川田副教頭 さまざまな方から「おいしそう」「便利」などといった好評の声をいただいています。栄養バランスのとれた食事をお弁当スタイルで提供できることから、生徒にとっても、ご家庭にとっても欠かせないシステムになっていると感じています。


今後は食堂のリニューアルも予定されていますね。
川田副教頭 食堂は、生徒たちが心地よく過ごせるカフェテリアへと生まれ変わる予定です。食事を楽しむ場としてだけでなく、生徒同士の出会いや交流を育むスペースとしても活用していきたいと考えています。
創立100周年に向けた、貴校の教育目標を教えてください。
川田副教頭
本校は、創立者・市川英作の「良い青年を育てたい」という思いに賛同した市内の有志によって設立された「多摩勤労中学」を前身としています。発足当初から「市民が参加する学園」として歩んできた歴史があり、創立100周年を迎える現在も、地域に根ざした学園であるという考えは変わりません。
「人格を尊重しよう」「平和を心につちかおう」という学園モットーのもと、広く社会で活躍できる人材を育成するための「人間教育」を大切にし、これからも実践していきます。
市川英作が、「八王子中学校 小なりと雖(いえど)も誓って天下の根幹とならむ」と好んで口にしていた言葉のとおり、これからも地域の方々から支持される、地に足のついた学園であり続けるとともに、志を胸に抱きながら発展していきたいと考えています。
清潔感や気品を感じる新制服。肉も野菜も摂れるお弁当
田中実織さん

・八王子学園への志望動機:学校説明会に参加した際、生徒広報委員会として活躍する先輩方の姿を見て、憧れを抱いたことと、学校全体の温かい雰囲気に惹かれたためです。
・在籍コース:東大・医進コース
・所属する委員会やクラブ:生徒広報委員会と女子バレーボール部
・将来の夢:海の生物に関わる仕事
新しい制服の印象や着心地はいかがですか。
田中さん 落ち着いた印象で、清潔感や気品を感じられるところが気に入っています。洗濯機で洗える素材が使われているため、いつでも清潔に保てる点もうれしいです。また、動きやすいだけでなく、制服の組み合わせを多様に選べるのも魅力で、夏の暑い日はスカート、冬の寒い日はスラックスにタイツを合わせるなど、その日の気分や気候に合わせて工夫して着ることができます。
新しい制服で創立100周年を迎えることについて、どう感じていますか。
田中さん 創立100周年という節目を迎えることができ、八王子学園とのご縁を強く感じました。新制服が導入された最初の学年の一員になれたことを誇りに思い、とてもうれしいです。
実際にスクールランチを利用した感想を教えてください。
田中さん
スクールバッグの荷物が減って身軽になり、通学がとても楽になりました。お弁当は栄養バランスが整っていて、品数も多く、野菜をたくさん食べられるのがうれしいです。中でも「タンドリーチキン」「揚げ餃子」「ボイルキャベツのポン酢和え」がとてもおいしく、印象に残っています。昼休みに、みんなと同じお弁当を食べられるようになったため、「味がおいしいね」と言いながら、友達とのおしゃべりを楽しめるようにもなりました。
また、母も「荷物が軽そう」「お弁当のメニューがおいしそう」と、スクールランチの内容をとてもよろこんでいました。
生徒の声で「パンの自販機」を設置。自分たちで創る学校生活
入学してから驚いたエピソードを教えてください。
田中さん 生徒会長が「パンの自販機を設置したい」と言ったことが、実際に校内で実現したことです。生徒の意見がここまで反映されるとは思っていなかったため、とても驚きました。八王子学園は、生徒の意見を大切にし、学校づくりに生かしてくれる学校だと実感しています。
今までの学校生活で一番印象に残っている思い出は何ですか。
田中さん 運動会でミスをしてしまった際、友達がそばに来て「大丈夫」と声をかけてくれたことです。そのおかげで気持ちを切り替えることができ、残りの競技では全て勝つことができました。失敗して落ち込んだときでも立ち直る力や、仲間の大切さを学び、自分も成長を感じる良い経験になりました。

今後、楽しみにしていることは何ですか。
田中さん 中学3年生全員が参加するオーストラリア研修が楽しみです。また、さまざまなことに興味を持って、日々の小さな出来事の中にも楽しみを見つけていきたいと思っています。さらに、生徒広報委員の活動を通してプレゼンテーション力やトーク力を磨き、充実した学校生活を送りたいです。
編集後記
創立100周年に向けた学校改革が着実に進む八王子学園は、歴史と伝統を大切にしながらも、新しい取り組みに挑戦し続ける姿勢が印象的です。中学生にはスクールランチが導入されたことで、学校が提供する食事を友達と一緒に楽しみ、より充実した学校生活を送れるようになりました。今後も、学校行事や校則の見直しなどを通して生徒の意見を積極的に取り入れながら、時代に合わせて進化していく八王子学園。その歩みにこれからも注目していきたいと思います。
イベント情報
最新のイベント情報は以下のリンクより学校公式サイトをご確認ください。

