日韓交流と第二外国語講座で世界を実感!安田学園のグローバル教育が育む力

安田学園中学校・高等学校
グローバル教育に力を入れている安田学園中学校・高等学校(以下、安田学園)は、多文化教育をさらに充実させるべく2024年度に「第二外国語講座」をスタートさせました。中国語、韓国語、フランス語の3言語のいずれかを学べる希望者対象の取り組みで、国際教育の一環として日韓交流行事も実施しています。

3泊4日の日韓交流行事を通じて得たものとは?

安田学園の日韓交流行事は、夏と冬に同校の生徒と韓国の高校生が相互に訪問しあい友好を深めます。今年度は7月28日から3泊4日の日程で8名の生徒が韓国を訪問しました。同交流プログラムに参加した高校1年生の3名に話を聞きました。

R.I.さん

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高校1年生(特進コース)
クラブ活動:バドミントン部
日韓交流行事に参加した理由:韓国語は小学4年生ぐらいに独学で学び始めていて、自分の語学力を試してみたかったから

M.M.さん

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高校1年生(中高一貫コース)
クラブ活動:ダンス部
日韓交流行事に参加した理由:K-POPを含む韓国の文化を直接見てみたかったし、現地の高校生たちと交流してみたかったから

N.I.さん

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高校1年生(中高一貫コース)
クラブ活動:インターアクト部
日韓交流行事に参加した理由:第二外国語講座で韓国語を学んで2年目で、実際に使える良いチャンスだと思ったことがきっかけ

日韓交流行事で印象深い出来事を教えてください。

R.I.さん 韓国の伝統料理のトッポッキとキンパを作って、食文化の違いを理解できたことです。地下鉄とバスに乗って街をめぐるなど、現地の人と同じような生活ができたのも良い経験でした。

M.M.さん 大きなボールを使って日韓合同チームでゲームをして、お互いの距離が縮まったことです。現地の高校生たちと交流できたのは貴重な体験でした。

N.I.さん 貝殻を使った韓国の伝統的なキーホルダーを作るプログラムで交流した際、現地の人の自然な話し方を聞けたのは収穫でした。

日韓交流行事は冬に韓国から高校生たちを迎え入れます
日韓交流行事は冬に韓国から高校生たちを迎え入れます
交流の始めにゲームを行い距離を縮めました
交流の始めにゲームを行い距離を縮めました
韓国の伝統料理を一緒に作りました
韓国の伝統料理を一緒に作りました
韓国の食事情についても知ることができました
韓国の食事情についても知ることができました

韓国語ではどれくらいコミュニケーションをとれたのですか。

R.I.さん 私は小学4年生ぐらいから独学でも韓国語を学んでいたので、ほぼ全ての場面で韓国語で会話できました。「上手だね」と褒めてもらい、大きな自信になりました。

M.M.さん 実際、自分が知る限りの単語を並べてコミュニケーションをとったという感じでした。翻訳アプリもよく使いましたし、悔しさを感じた4日間でした。

N.I.さん 私も一緒で、翻訳アプリに頼った場面が多かったのが反省点です。翻訳アプリを使わないときには完璧ではないにしても楽しく会話できたので、もっと直接話せば良かったと思いました。

3名とも第二外国語講座で韓国語を学んでいますが、日韓交流行事で講座の学びが生きた部分はありますか。

R.I.さん 韓国人の先生が旅行で使える表現をプリントにまとめてくださって、それはとても役に立ちました。

M.M.さん 私は講座を始めて2年目なんですが、講座で学んだ敬語の表現を使うことができました。

N.I.さん 先生が韓国人なので、普段からネイティブの音に慣れていたのは良かったと思います。

第二外国語講座で韓国語を学んでいる際に、楽しいと思うのはどんなときですか。

R.I.さん 韓国語の発展クラス(※)は5人程度なんですが、一度みんなの都合が合わなくて、私と先生の一対一の授業があって、そのときは日韓の違いなどを詳しく聞くことができて楽しかったです。

M.M.さん ハングルが読めるようになってから、より講座が面白くなりました。少人数制なので、話す機会が多い環境も充実していると思います。

N.I.さん 普段は文章を読んで、リスニングをしてといった内容ですが、学期末には韓国の伝統のゲームをする時間があり、それが楽しいです。

※2年目の受講を希望する生徒向けに25年度に新設

第二外国語講座の韓国語と日韓交流行事を通じて、自分の将来像にどのような影響がありましたか。

R.I.さん 韓国語に加え、得意科目の英語もより伸ばしたくなりました。将来の夢としては、通訳の仕事も選択肢に入っています。

M.M.さん 韓国以外の国も気になりだしました。今は中国語の学習にも興味があります。

N.I.さん 大学進学後も韓国語は続けたいですし、将来は国際関係の仕事に就けたらと考えています。

2025年度の日韓交流行事では8名がソウルを訪れました
2025年度の日韓交流行事では8名がソウルを訪れました

安田学園が日韓交流行事と第二外国語講座を始めた理由とは?

日韓交流行事と第二外国語講座について、グローバル教育推進室主任の根本竜太郎先生に話をうかがいました。

グローバル教育推進室主任の根本竜太郎先生。担当教科は英語
グローバル教育推進室主任の根本竜太郎先生。担当教科は英語

日韓交流行事を始めた経緯について教えていただけますか。

根本先生 安田学園の創立者である安田善次郎が立ち上げた安田生命保険が発展した明治安田生命さまのご協力によるところが大きいです。明治安田生命さまと韓国の教保生命(キョボ生命)さまとのつながりから、安田学園と韓国との交流ができないかということで、2019年に日韓交流行事が始まりました。

日韓交流行事を通じた生徒さまの成長をどのように感じていますか。

根本先生 英語や韓国語で思うようにコミュニケーションがとれず、「悔しい」と思うのも成長の一つかなと考えています。日韓交流行事を終えてから、語学学習により力を入れる生徒も少なくありません。

2024年度に第二外国語講座をスタートさせた理由を教えてください。

根本先生 国際的な教養として英語に次ぐ第二外国語を学ぶ環境を作りたかったからです。中学2年生から高校2年生までの希望者が対象で、「次世代のリーダーを育てよう」というテーマを掲げており、多様なルーツを持つ外国人とつながる力を伸ばしていきます。中国語、韓国語、フランス語は生徒たちのアンケートで上位の言語となっています。

第二外国語講座に対する反応はいかがでしょうか。

根本先生 1年目が終わった際にアンケートを取ったのですが、「来年も続けたい」「ネイティブの先生から学べるのが良い」といった声が多かったです。リーズナブルな金額で受講できる点は保護者の方から好評です。

今後、グローバルプログラムをどのように発展させていきたいですか。

根本先生 まず、2024年から始めた「海外授業疑似体験」をより充実させたいです。夏休み中に多国籍の先生を招いて3日間で行われ、学校内で1日6コマを英語漬けで過ごすというものです。このプログラムの教師陣をもっと多国籍にしたり、日数を増やしたりする方向性を考えています。また、探究の学びと海外研修を絡めた時間も検討しています。例えばベトナムなどアジア圏の国を訪れ、現地企業と協力して観光土産を開発し、実際に販売してみる、といった取り組みができたらと思っています。

受験生やその保護者にぜひ知ってほしい安田学園の魅力

取材に協力してくださった4名に、安田学園の魅力を教えていただきました。

R.I.さん 高校2年生の3学期から大学入試に関する講座を受けられるのが楽しみです。自分の学力を強化していける環境は魅力だと考えています。代々木第一体育館を借り切って行われる体育祭も大迫力です。

M.M.さん 安田学園は先生との距離が近く、面倒見がいい学校だと思います。日韓交流行事では今度は冬に韓国から高校生たちが来日するので、今はそれが楽しみの一つです。

N.I.さん 私も先生との距離が近い点は特色だと思っていて、授業などで理解が足りないと感じた部分などは気軽に質問に行けます。それから、高校2年生になったら修学旅行で海外に行けるのが待ち遠しいです。

根本先生 大学への進路支援も充実しています。高校3年生になると、各々の志望校合格を目指して、担任に加え、複数の教師がサポートする体制があり、受験指導をしっかりと行っています。

編集後記

中学や高校で第二外国語を学べるのは貴重な機会です。日韓交流行事や1日6コマを英語漬けで過ごす海外授業疑似体験を含め、国際教育が充実している学校なので、グローバル人材の素養を育みたいのであれば、理想の学び舎と言えるでしょう。

イベント情報

各説明会後に「録画配信」も行っています。

イベント名 実施日時 備考
中学入試説明会 2025年12月6日(土) 14:30~/15:50~ 2026年度入試出題方針の傾向と対策について解説し、説明会参加者を対象とした校内見学も実施します。
2026年1月10日(土)14:30〜/15:50〜
2026年3月7日(土) 新5年生と新6年生を対象とした説明会です。