
安田学園の学校完結型の学習環境が合格を後押し
安田学園から東京大学と京都大学に合格した2名に、進路指導や受験勉強を振り返っていただきました。
T.K.さん(東京大学 文科三類)

・安田学園時の在籍コース:一貫部先進コース
・安田学園への入学動機:進学実績を伸ばしていたから
・大学卒業後の目標:法曹を目指しており、公務員志望なのも重なって裁判官か検察官になりたいと考えています
K.K.さん(京都大学 工学部)

・安田学園時の在籍コース:一貫部先進コース
・安田学園への入学動機:家から近く、親に勧められたから
・大学卒業後の目標:大学で土木工学を勉強して、いろいろな国で都市作りに関わりたいと思っています
進学先を決定したタイミングと理由を教えてください。
T.K.さん 中学3年生のとき、英語の先生に鉄緑会の東大模試の受験を勧められ、腕試しに受けたことが東京大学を意識し始めるきっかけになりました。高校2年生の3学期ごろに法曹を志し、官僚や法曹を多く送り出している東京大学に入学したいと思うようになりました。
K.K.さん 高校1年生のとき、学校で進路について考えるタイミングがありました。そのときに自分は英語が好きで、英語と理系の専門的な内容をどちらも学びたいと思い、その目標が叶えられる京都大学の工学部地球工学科の国際コースを志望しました。
進路指導ではどのようなアドバイスがありましたか。
T.K.さん 高校3年生になると、進路指導の先生が模試の成績と照らし合わせて学習の目安を一緒に考えてくださいました。具体的には、1週間のうちに学習に費やすべき時間から決め、成績に合わせてどの科目にどれだけ時間を費やすべきかアドバイスしていただきました。
K.K.さん 自分のやりたいことを第一に考えるべきだと担任の先生に言われたことが印象に残っています。
T.K.さんの在学時の思い出
K.K.さんの在学時の思い出
受験勉強を乗り切るために心がけたことはありますか。
T.K.さん 勉強漬けにして自分を追い込むと逆にストレスで勉強に手がつけられなくなる性格だと自覚していたため、勉強と休憩、遊びのメリハリを大事にしていました。例えば「SNS断ち」は自分にとって無理だったため、勉強時間に触らないこと以外はあまり制限しませんでした。
K.K.さん
自習室で勉強に集中できないときは、早めに帰って家で勉強するようにしていました。休みも積極的にとってメリハリをつけて勉強に集中するように心がけていました。苦手科目は化学だったのですが、本質的に理解するのは時間がかかるので、問題をたくさん解いてパターンを暗記するようにしました。
安田学園の学校完結型の学習環境について、どんな部分が良かったと思いますか。
T.K.さん 古典や世界史地理の放課後進学講座や夏期講習などは特にためになったと思います。東京大学の過去問を解いて解説や添削を受けられたことで、塾に通わずとも東京大学の対策をすることができました。
K.K.さん 質問をするとうれしそうに答えてくださる先生が多く、質問がしやすい環境だったと思います。
保護者が感じた安田学園の進路サポートや学習環境
T.K.さん、K.K.さんの保護者にも、わが子の受験時の様子をうかがいました。

お子さまの志望大学をお聞きになったときの心境をお聞かせください。
T.K.さんのお母さま 担任の先生との面談を重ねる中で、少しずつ志望校が明確になっていきました。最終的に子どもが「ここで学びたい」と感じた気持ちを尊重し、東大を志望校として選んだことに納得し、応援する気持ちで決断を見守りました。
K.K.さんのお母さま 高校1年生のとき、三者面談で初めて聞きました。京都は大学も多く、学生に優しい街だと聞いていたので、一人暮らしをするにはちょうど良いのかなと思っておりました。

安田学園の進路サポートや学習環境についてご感想をお聞かせください。
T.K.さんのお父さま 独習習慣や体得合宿など、自ら学ぶ姿勢を育てるためのサポートが非常に手厚く、自然に勉強に取り組める工夫がされていました。自習室も積極的に活用できる環境だったため、部活動と両立しながら、自然と学習習慣が身についたことは大きな支えになったと感じています。
K.K.さんのお母さま 高校1年生の頃から志望大学を意識する環境で、その希望に沿うように指導していただきました。学校の自習室は土日もほぼ開いていて、チューターは卒業生ということで勉強以外の面でも相談ができ、大学生活がより具体的にイメージできたと聞いています。
お子さまが安田学園で成長した部分を教えてください。
T.K.さんのお母さま 何より「挑戦し続ける力」が育まれたと感じています。勉強だけでなく、日々の課題や部活動などにも前向きに取り組む姿勢が身につきました。
K.K.さんのお母さま 安田学園の探究プログラムや留学制度の経験を活かして、自分で考え、なおかつ自分で行動できるようになった点です。学校行事を通して切磋琢磨することにより、自ら目標を立て、達成する力も身についたと感じています。
4年連続で東大合格!GMARCH以上の大学合格者が延べ500名を超える
安田学園の最新の合格実績や進路サポート、学校完結型の学習環境について、進路指導を担当した市川祐教頭にお話をうかがいました。

最新の合格実績について教えてください。
市川教頭 2024年度、初めてGMARCH以上の大学合格者が延べ500名を超えて534名に達しました。国公立大学の合格者も67名と過去最高の結果となっています。その中でも特筆すべきは東京大学に4年連続で合格者を出せたことと、医学部医学科に延べ12名の合格者を出せたことです。同時に、GMARCHレベルの合格者が初めて延べ300名を超えており、中間層の生徒の合格実績も向上していると言うことができます。
東大と京大を含め、国立大学に合格した卒業生に共通点はありましたか。
市川教頭 共通点としては、自律して学習に取り組むことができていた点が挙げられます。予備校に通う生徒は少なく、学校の講座に参加していた生徒が多いですね。また、日曜日を含め学校の自習室を積極的に活用している生徒が少なくありません。
進路指導のサポート内容について教えてください。
市川教頭 放課後講座の運営や長期休み中の講座の運営のほか、共通テストまでの全10日で行われる共通テスト対策演習講座の運営、1月中の直前演習講座の運営によって、生徒たちが自分たちに必要な力が育成できるようにサポートしています。生徒に直接関わる担任に対しては、出願方法のレクチャーや最新の入試動向などの状況提供などを行い、サポートしています。また、生徒一人ひとりに受験カレンダーを作成してもらうためにその方法や注意点も指導しています。
最後に、貴校の学校完結型の学習環境の特色について教えてください。
市川教頭 難関国公立大学や最難関私立大学に合格するためには、生徒一人ひとりが「自走」できるようにならなくてはなりません。安田学園の学校完結型の学習環境では、生徒一人ひとりが受験学年において「自走」できるように学習の仕方や学習計画の立て方などをしっかりと身につけさせ、「自走」する生徒に対しさまざまな講座や必要なサポート、環境作りを行っています。あくまで主役は生徒一人ひとりですので、それぞれの第一志望大学の現役合格に向けて良きサポーターとしてともに頑張っていきたいです。
編集後記
塾や予備校に通わず、難関国公立大学や最難関私立大学に合格できる環境は何よりの魅力です。学校説明会に足を運べば、人気の理由がより明確に実感できるはずです。
イベント情報
学校説明会は学校公式サイトからの申し込みによる予約制となっています。
イベント名 | 日時 |
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中学入試説明会 | 2025年5月31日(土) 14:30~/15:30 |
中学入試説明会 | 2025年6月28日(土) 9:00~/10:00~/14:30~ |
中学入試説明会 | 2025年7月26日(土) 14:30~/15:30〜 |
中学入試説明会 | 2025年9月13日(土) 9:00~/10:00~/14:30~ |