中学受験における理系科目(算数、理科)のくだらなさについて｜掲示板スレッド

> しかし、それとそれぞれの職業に必須な知識とはまた別な概念。

知的労働に従事するなら、高校の履修範囲はすべて必要だとほとんどの人が認識しているんじゃないですか。それぞれの職業に必須な知識は大学の履修範囲からでしょう。

「血液型の存在とそのシステム」を知らずに「街の弁護士」ができますかね。
また、ある一つの例を認知しているとして「それを一般化できる条件」「類推がどの範囲で有効かの考察」なんて日常的にあるでしょう。
これは数学そのものです。
大学で単位を取って、国家試験に通ったとしても基本的な教養と知性がないと職業人として通用しないと思いますけど。
塾の先生だったそうだけど、試験に直接出ないからと言って坂口安吾も読まずポリーニとアルヘリチの区別もつかない先生では尊敬されないでしょ？

まともな会社に勤めていればリーガルチェック他を法律家にお願いすることが
あると思うけれど、実務的な範疇であってもかなり有益だけどねぇ。非常にロジカルでもある。

＞知的労働に従事するなら、高校の履修範囲はすべて必要だとほとんどの人が認識しているんじゃないですか。それぞれの職業に必須な知識は大学の履修範囲からでしょう。

全くその通り。Fさんにも全面賛同しますが、早慶の（文学芸術系はともかく）少なくとも社会科学系は数学を課すべきだと思います。
一方で、医学部含め理系にカテゴライズされている学部は数学のウェイトが高すぎると思います。数学（中学受験の算数も）は他の科目の２倍くらい標準偏差が出るので、数学さえできれば他がダメでも受かってしまう。それは、高校課程の教養を正しく評価しているとは言えないでしょう。

日本の大学受験の問題点は、理系文系分けして理系は徹底的に数学を重視し、逆に文系は徹底的に数学を無視しているところです。昔とは違って今は高校全入なのですから、高校時代から特化した勉強をする時代ではない。
理系文系分けをやめて、全学部とも、英語、数学、国語をバランスよく課す入試にすべき。
大学入試改革の高校到達度テストもそういう発想だったはずですが、頓挫したのかな？

>理系文系分けをやめて、全学部とも、英語、数学、国語をバランスよく課す入試にすべき。

価値観の押しつけは良くないのでは？

＞医学部入試で数学が重視されるのは女子を排除するためではないでしょうか？

医学部受験に必要な科目について、いろんな意見が聞けましたね。
でも、残念ながら「医学部入試で数学が重視されるのは女子を排除するため」となる根拠はなかった・・・
数学、がんばらなきゃ。

数学が大事に違いないから専門外でもやるべきだ、というようなことを
おっしゃる皆さんはもっと医学部の差別を真剣に叩くべきだと思いますよ。

医学部入試こそは理系入試の中心です。65%もの医師がそこでの入試の女子差別に理解を示しているのです。女子が数学をやる気がない、という現象に対して、そのような思想の保護者や塾教師の悪影響はないと言うつもりでしょうか？
周囲の大人がそんな思想を持っていれば女子自信のやる気もなくなるのは当たり前では？

そして、そういう差別的大人たちが子供を持った場合、男子と女子を分け隔てなく受験勉強に邁進させるとは考え難いですね。

数学をやらない女子や文系を矯正の対象とみなすのも結構ですがまず入試差別に理解をしめす医師を批判すべきではないでしょうか？医師は国家の免許を持って国の医療保険から高級を得ているのですからより高い社会規範が要求されてしかるべきでしょう。自分の責任において文系のカリキュラムを通過して免許にもたよらず民間企業で自活する多数の文系卒男女を批判するよりも重要度が高いことがあるはずです。

>でも、残念ながら「医学部入試で数学が重視されるのは女子を排除するため」となる根拠はなかった・・・

「なかった」、というからには全体に目を通したんですか？本当に読みましたか？

ところで三次会さんも
"医師の65％が東京医科大学の女子一律減点を「理解できる」"
の65%に立つ側の方ですか？