
生徒の「学びたい」気持ちに応えるべく自習室をリニューアル
自習室リニューアルの背景や狙いについて、進路指導部部長の長尾大介先生にお話をうかがいました。
長尾大介先生

・役職:進路指導部部長
・担当教科:保健体育
自習室をリニューアルすることになった背景を教えてください。

長尾先生 近年、生徒や保護者の方から、補習・講習、学習サポートに関する問い合わせをいただくことが増えました。また、本校では部活動を頑張る生徒も多く、塾に通う時間の確保が難しいケースも見られています。そうした状況を踏まえ、「学校の中でしっかり学習が完結できる」環境を整備する必要があると考えました。
どのような点を重視して設計されたのでしょうか。
長尾先生 一番は「集中して取り組める空間づくり」です。一人あたりの机のスペースは可能な限り広く取り、左右・前方を囲う仕切りを設置することで、落ち着いて、集中して学べるようにしました。壁紙や照明についても、女性教員の声などを参考に、明るく親しみやすいパステル調を採用しています。席数もこれまでより大幅に増やし、受験期でも安心して利用できるようになりました。
チューター制度についても詳しく教えてください。
長尾先生 大学生を中心としたチューターが、文系・理系の複数名で常駐し、生徒の質問に対応しています。チューターは全員女性で、生徒たちとも年齢が近いこともあり、想像していた以上に生徒が積極的に質問に向かう姿が見られます。チューターには「答えを全て教えない」「ヒントを出し、最後は生徒自身が答えにたどりつけるよう導く」という指導方針を共有しています。

利用が始まってから、生徒の様子にどんな変化が見られますか。
長尾先生 プレオープン期間から多くの生徒が訪れ、静かな環境で黙々と学ぶ姿が印象的でした。「前の自習室より集中できる」「落ち着く空間になった」という声も届いています。授業中は質問しづらい様子だった生徒が、チューターには気軽に相談している姿も見られ、学びに向かう心理的ハードルが下がったと感じています。
今後はどのような環境を目指していきたいですか。
長尾先生
まずは自習室を日常的に利用する習慣を根づかせたいです。その先には、学習記録の可視化ツールと連携し、取り組みが成果につながるプロセスを生徒自身が実感できる仕組みも検討しています。生徒同士が教え合いながら、理解を深められるグループ学習にも挑戦していきたいですね。
また、チューターを統括する運営会社とは月に1回ミーティングを行っており、生徒へのアンケートも実施しています。今後も生徒の声を柔軟に取り入れながら、より使いやすく、学びたくなる環境へとアップデートし続けていきたいと思います。
「やる気のスイッチが入る」生徒が伸びる最高の環境
続いて、自習室を日常的に活用している高校1年生のI.S.さんとM.K.さんに、新しくなった学びの環境についてうかがいました。
I.S.さん(高校1年生、アドバンストコース)

・入学時期:高校から入学
・部活動:バレーボール部
・自習室の利用頻度:週2〜3回
M.K.さん(高校1年生、アドバンストコース)

・入学時期:中学から入学
・部活動:美術部
・自習室の利用頻度:週1回程度
普段、自習室ではどのように学習していますか。
I.S.さん 数学の予習でよく利用しています。アドバンストコースは授業の進度が速いので、先に問題を解いておくと理解しやすくなるんです。主に部活動のない日の放課後に利用しています。
M.K.さん 私は講習が終わった後によく使っています。国語や数学の問題集を進めたり、英検などの資格試験対策に取り組んだりすることが多いです。美術部の作品制作で忙しい時期は、自習室にあまり行けませんが、落ち着いたタイミングで通う頻度が増えます。
リニューアル後の自習室で「使いやすくなった」と感じるポイントはどこですか。
I.S.さん 私は高校から入学したので新しい自習室しか知らないのですが、初めて利用したときからすごくいい環境だと感じました。仕切りが高くて周りの視線が気になりませんし、空調も常に快適です。夏は涼しく冬は暖かいので、つい自習室に入りたくなります。
M.K.さん 特に広さと明るさがいいなと思っています。以前の自習室は席数が限られていて、試験前になると受験生の先輩方で埋まってしまい、利用できないこともありました。今は席数が大幅に増えたので、座りやすくなりました。個別ブースのように“自分だけのスペース”として集中できるのも気に入っています。

勉強を進める上で、周りの生徒から刺激を受けることはありますか。
I.S.さん 「今日自習室行こうよ」とクラスの友達が声を掛けてくれると、気持ちが前向きになります。誰かががんばっている姿を見ると、「自分もやらなきゃ」と思えます。
M.K.さん 美術部の部室が自習室に近いので、たまに様子を覗くことがあるんです。そのとき、I.S.さんが解いている問題が自分よりだいぶ先まで進んでいるのを見て、焦って「私も始めなきゃ」とスイッチが入ります。
チューターの方にはどのようにサポートしてもらっていますか。
I.S.さん 一緒に問題を解いてくれたり、「ここはテストに出そうだよ」と重要なポイントを絞って教えてくれたりするので、効率よく勉強ができています。
M.K.さん 苦手な問題でつまずいたとき、図を書いて丁寧に説明してくれるので理解が深まります。教えてもらった内容は後から見返しても思い出しやすいですし、質問しやすい雰囲気があるので心強いです。
自習室を利用することで、日々の勉強にどんな変化を感じていますか。
I.S.さん 予習をしてから授業に臨めるようになり、理解度が上がったと実感しています。集中して学べる環境があると、勉強のスタートを切りやすくなるんです。
M.K.さん 自習室に行く日は「今日はがんばろう」と気持ちが切り替わります。静かで、周りが同じように学んでいるので、集中しやすい環境です。

勉強も友達との時間も!全部が楽しいのが家政学院スタイル
家政学院の授業についてもお聞かせください。好きな授業はありますか。
I.S.さん 英語の授業がとても好きです。授業の途中で先生がちょっとした雑談を交えてくれるのでクラス全体が盛り上がり、楽しく受けられます。自然と発言が増えていく雰囲気もいいなと思います。
学習以外で感じる「家政学院の魅力」を教えてください。
M.K.さん 私は中学からなのですが、高校に進学する際、新しく入ってくる子たちと壁ができてしまうのかなと心配していました。実際はみんなとてもフレンドリーで、すぐに打ち解けられました。休み時間に校内を歩いたり、図書館までの階段で外を眺めたり、何気ない時間が心地よく感じます。
最後に、家政学院を目指す受験生へメッセージをお願いします。
I.S.さん 華道や茶道の授業など、ここでしかできない体験がたくさんあります。新しいことに挑戦したい人、自分の世界を広げたい人にぴったりの学校です。
M.K.さん 家政学院は、アットホームで自分のペースで成長できる学校です。少人数で発表の機会も多く、話す力や自信がつきます。先生とも相談しやすいので、安心して学べると思います。
編集後記
リニューアルされた自習室は、生徒の「学びたい」を後押しする温かな空間でした。集中できる環境だけでなく、チューターが生徒に寄り添うサポートや、友達と励まし合う雰囲気が、日々の学びを豊かにしていると感じます。また、学校生活を前向きに楽しむお二人の姿から、家政学院の魅力が自然と伝わってきました。学習環境を重視したいご家庭は、ぜひ一度、学校説明会でその雰囲気を体感してみてください。
イベント情報
| 中学説明会 | 日時 |
|---|---|
| 第4回入試対策説明会~入試直前アドバイス~ | 2026年1月11日(日) 10:00~ |
| 体験イベント【5年生以下対象】 | 2026年2月22日(日) 10:00~ |

