「得意」を活かして挑戦!家政学院の多彩な入試形式

東京家政学院中学校・高等学校
2023年に創立100周年を迎えた伝統ある女子校、東京家政学院中学校・高等学校(以下、家政学院)。生徒それぞれの「得意」や「好き」に光を当てるため、多彩な入試形式を導入しています。生徒がこれまで積み重ねてきた経験や努力にしっかりと向き合うことで、多くの受験生の可能性を広げてきました。今回は、各入試形式を先生に解説いただくとともに、実際に受験を経験した生徒さんの声も紹介します。

多様な入試に込めた家政学院の思い

家政学院の多彩な入試形式について、入試広報部長の山形純一郎先生に解説いただきました。

山形純一郎先生

・役職:入試広報部長
・担当教科:社会科

幅広く挑戦できる背景

さまざまな入試形式を設けている理由について教えてください。

山形先生 生徒の多様な個性を尊重することを第一に、一人ひとりに合った教育を行うためです。知識だけでは測れない多様な能力を引き出すため、得意分野を活かせる入試を設定しています。新タイプ入試は年々人気が高まっていますので、ぜひご注目ください。

生徒たちが談笑している様子
家政学院では豊かな学びを展開。その入口もまた、多彩な可能性に開かれています

自分に合う入試は?概要やポイントを解説

【得意2科・4科選択入試】(2/1AM、2/2AM)
2科または4科を選んで受験できる入試です。4科で受験される方は国語・算数・社会・理科の試験を受けていただきますが、合否・特待の判定は、得点の高かった上位2科の合計点で行います。2科で受験される場合は、国語は必須とし、算数・社会・理科の中から1科を選択していただきます。
各教科では、以下のような力をみています。
国語: 基礎的な国語力をみますので、読解・知識・短文作成・漢字など、基本的な問題がほとんどです。
算数: 中学入学後に必要となる数学力の基盤をみるため、難問・奇問は出題しません。基本的な計算技術、比などの小学校で扱う各単元の基本事項を確実に解けるようにしましょう。
社会:知識の定着を問う問題と、思考力・判断力を問う応用問題を出題します。地図やグラフ、さまざまな資料に必ず触れておいてください。
理科: 基礎・基本的事項が中心です。教科書をよく読み、実験器具の名称や使い方を覚え、図やグラフのある問題演習を行いましょう。
【英語資格入試】(2/1AM・PM、2/2AM、2/3PM、2/5AM・PM)
英語資格を取得級に応じて得点化する入試です。英検の準2級以上で100点、3級で90点、4級で80点、5級で70点となります。試験当日は国語の試験のみを受けていただき、その得点と英語資格の得点を合計して判定します。
【2科入試】(2/1PM)
国語と算数の2科目で、各100点・45分の試験です。合否・特待の判定は、2科の得点合計で行います。
【1科入試】(2/3PM、2/5AM・PM)
国語または算数のどちらか1科目、あるいは両方を受験できる入試です。国語と算数の両方を受験した場合は、高得点の教科で合否を判定します。
【2科(特待選抜)入試】(2/3PM、2/5AM・PM)
国語と算数の2科目合計点で判定する入試で、特待合格を目指すことができます。特待合格の基準に達しなかった場合でも、一般合格の基準に達していれば、スライドして合格となります。
【プレゼン入試】(2/1AM)
これまでに頑張ってきたこと、意欲的に取り組んできたことをアピールしていただく入試です。題材のテーマは自由です。国語の試験に加えて、事前に提出していただく活動報告書と当日の面接によるプレゼンテーションで総合的に評価します。大会での優勝といった実績そのものではなく、自分の経験や考えを伝える「プレゼン力」を評価することがポイントです。
【フードデザイン入試】(2/1PM)
家庭科の「食生活」を題材にした授業を受け、その内容について振り返り、発表してもらう試験です。思考力、判断力、表現力などを評価の観点としています。普段の食生活の中で経験していることに興味をもち、自分の考えをまとめる力を身につけておくと良いでしょう。
【適性検査型入試】(2/1AM)
千代田区立九段中等教育学校の形式に準拠した入試です。適性検査1・2・3の合計点で判定します。特に成績優秀な受験生は、入学金半額と授業料6年間全額免除となるSSを取得するチャンスがあります(合格には得点率90%以上、もしくは英検準1級以上取得が基準)。試験終了後は答案コピーを返却し、模範解答の公開や当日の解説動画配信も行います。

受験の経験が自信に!在校生インタビュー

現在中学3年生のT.E.さんに、ご自身の中学受験を振り返ってもらいました。

T.E.さん(中学3年生)

・受験した入試方式:得意4科選択入試
・その入試を選んだ理由:上位2科で判定してもらえるので、得意科目を活かせると思ったから

受験に向けて、どのような対策や準備をしましたか。

T.E.さん 小学校3年生の頃から塾に通い、4科の勉強を進めていました。過去問を何度も解き、特に国語の漢字問題については、漢字検定の5~7級の問題集を使って重点的に対策したことを覚えています。
また、秋から入試直前にかけて開催される入試対策説明会には全て参加し、各教科の先生方から直接アドバイスをいただくようにしていました。

試験当日のことで、思い出に残っていることはありますか。

T.E.さん 正門から試験会場まで、在校生の先輩方が優しく声をかけながら案内してくれたことです。「ごきげんよう」と挨拶してくださったり、「入試、頑張ってください」と励ましてくださったりしたことが印象に残っています。

授業風景
学年を超えた交流も活発で、先輩・後輩の仲が良いのも魅力

受験勉強の経験が、入学後の学校生活で活かされていると感じることはありますか。

T.E.さん 受験生のときは、1週間単位で学習計画を立てて、計画的に進めることを意識していました。また、授業の予習と復習も欠かさず行っていました。この習慣が、入学後も役立っています。日々の授業の予習・復習はもちろん、定期試験の2週間前から計画的に勉強を進めることができています。

実際に入学してみて、家政学院のどのようなところに魅力を感じますか。

T.E.さん 先生方との距離が近く、質問や相談がしやすいところです。また校内には、落ち着ける場所がたくさんあります。
今年から新しい自習室もできて、放課後に気軽に質問ができる「チューター制度」も始まりました。クラブのない日やテスト前には、私もよく利用して勉強に励んでいます。

自習室
自習室がリニューアル。チューター制度によって学習サポートが充実

未来の家政学院生へのメッセージ

受験生にメッセージをお願いします。

T.E.さん いろいろな入試方式があるので、ぜひ自分の得意な教科で受験してほしいです。大変な時期もありますが、受験後には楽しい学校生活が待っています。最後まで頑張ってください。

山形先生 受験勉強をしていると、不安なことや心配なことがたくさんあると思いますが、その努力の先には楽しい学校生活が待っています。本校は、体験を重視したプログラムを豊富に取り入れており、学年を超えて先輩や後輩と一緒に活動する機会も多くあります。今年度からはスクールランチが始まり、新しい自習室も完成しました。家政学院は、一人ひとりの生徒にしっかりと寄り添い、安心して楽しく学校生活が送れる学校です。最後まで諦めずに受験勉強を頑張ってください。教職員一同、心から応援しています。

文化祭
学校全体が一つになる文化祭
ダンス部
「清く正しく美しく」をモットーに、2024年に新設された中学ダンス部

編集後記

生徒一人ひとりの「得意」を伸ばし、自信につなげる多彩な入試は、未来を応援する温かい入口だと感じました。家政学院では、入学後も新しい学習環境の整備が進み、安心して自分らしく学べる体制がより整ってきています。自分の「好き」や「得意」を活かして受験に挑戦したいと考えているご家庭は、ぜひ一度、学校説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

イベント情報

中学 説明会日程

イベント名 日時
第3回入試対策説明会~入試個別アドバイス~ 2025年12月21日(日) 10:00~
適性検査型入試対策2~プレ入試~ 2025年12月21日(日) 14:00~

高校 説明会日程

イベント名 日時
入試相談会 2025年11月29日(土) 9:30~、12月6日(土) 9:45~