NHK連続テレビ小説【花子とアン】｜掲示板スレッド

末代まで、一切の言い訳をしてはいけないといっていたそうですね。
炭鉱王を男気のある方だとする見方もあるし、それに賛同する意見が多いとは思います。
ドラマでは綺麗に描かれていますが、でも、炭鉱王の家の中は、人には言えない常軌を逸した異常なものだったようですから、
これ以上新聞等で世間に騒がれないように、本当は自分たちを守るために沈黙したのだと私は思います。
また、蓮子さんも、それを考えた上で、自分たちに追求がおよばないように新聞に投稿したのだと思います。


お妾の方が女中として家の中を取り仕切っている、外にもそういう方がいる、お妾さんの実子もいる、養子もいる、
嘘でだまされ、そして常軌を逸した暮らし、お妾さんの女中をはじめ周りも毎日嫌がらせをする、
蓮子さんは、絶望の中で暮らしていたと思います。
それを、金銭では潤っているから、養ってやっているのだから、感謝しろ、我慢しろ、何の文句があるんだと言うのは、
ちょっと違うのではないかと。
女性を人間としてではなく、モノ扱いの当時の価値観がよくわかります。
確かに、蓮子さんは、お嬢様特有のわがままだったかも知れませんが、わがままなだけではこのようなことにはならないと思います。
人間としての尊厳を踏みにじられていたのだと思います。
これだけ酷いことをされていながら、我慢しないのは、わがままだからだでかたずけられる事はできないと思います。
飾りであっても、ここまで異常でなければ、蓮子さんも、耐えることができたのではないでしょうか。
現代でも、このようなお家は少なからずありますしね。


炭鉱王は、他人の地元の人や周りの人には、様々に金銭的に援助をし、その御蔭で人々や地元が潤ったのですから、
それは周りの人は悪く言わないでしょう。
その方たちは、炭鉱王から、常軌を逸した酷い事をされていませんし。


炭鉱王も、家の中を取り仕切っているお妾さんがいるのですからこの方と結婚すれば良かったのに。
それは、女中さんも面白くなくて、蓮子さんを虐めるでしょう。



これらのことを考えてみても、蓮子さんは、色恋だけで、駆け落ちをしたのでは決してないと感じています。
その後の貧困の中、文筆で自立し、庶民と触れ合い、最後まで添い遂げた人生を見ても、そのことがわかります。
金銭的には、苦労したけれど、尊敬できる良い伴侶に巡りあえて、人間らしい生き方が、できて本当に良かったなと思います。



ドラマとは、関係ないお話をしてしまいごめんなさい。
花子さんや蓮子さんが、女性が人間として扱われていなかった時代、酷い状況の中にあっても、
夢を失わず、苦労しながらも、自立しいきいきと、逞しく生きていく様子を早く見たいです。
これまでの内容が、？であっただけに、今後の展開に期待しています。

その「妾」を自分で夫にあてがって
自分も若手軍人らと恋愛ゴッコをしていたのも白蓮だからなぁ～。

ハプスブルグのシシーと同じだなと思う。
エリザベートも夫の相手をするのが嫌で
女優を妾として買って夫にあてがって自分は旅行三昧の生活をしていたでしょ。
あれと同じだな。

どちらも今なら離婚したかもしれないけど。

蓮子さんだって、はじめからそうであったとは思えません。
ドラマでも、なんとか炭鉱王と絆を深めようと、看病をしたり、努力され、
お子様も教育にも心を砕かれています。
温かい家庭を築きたかったのだと思います。
でも、余りにも異常な家庭であるので、絶望して、そこから精神的に逃げる為に荒れたのだと思います。
炭鉱王はもっと酷い事を最初からしていますしね。
異常な家庭から、抜け出せることができて、本当に良かったと思います。
このような不幸な事にならないためにも、これからは、女性も本当の意味で自立するように、しなければならないと思います。
でも、本当の意味で自立するのは、大変です。
花子さんと蓮子さんがどのようにしてそれを成し遂げるのかが楽しみです。
明日からのストーリー、良いものであってほしい・・・。

実兄は貴族院議員を辞任したそうですしその後の仕事先にも困ったことでしょう。
一族郎党世間からは相当肩身の狭い思いをしたようです。
まあ、不倫の子を身籠って自分を正当化するために当時の戸籍上の夫を新聞紙上で告発するというやり方はあまり賛同を得たとは思われません。
新しい夫が社会主義者だったというところもマイナスポイントですかね。
まあ、当時から見れば「ぶっ飛んだ女」だったことは間違いありません。
炭鉱王も妾がいたりはしたようですがあの当時は男尊女卑で地位や身分のある男には当たり前のことで今と同じように考えることはできません。
何しろ女性には参政権も与えられていなかったのですから。

蓮子さんは元々お妾さんのお子様だったので、本妻筋からすると、厄介者であり、
小さい頃から、愛情を受けてはいなかったでしょう。
厄介払いのための、最初の結婚も、ひどい環境であり、
蓮子さんからすれば、柳原家に対しては、恨みしかなかったでしょう。
柳原家も、蓮子さんのことは、物扱いしていたわけですし、
これまで、物としか考えていなかった◯鹿していたものが、
時代の変わり目で、女性に対する考え方も、変化しつつあり、
そんな中で、意見をいい、主張し始めたのでしょう。
柳原家が今迄蓮子さんにしてきた数々の仕打ちのばちがあったたと言えなくもありません。


炭鉱王や柳原家からすれば、それは蓮子さんが悪者でしょうが、蓮子さんからしてみればまた違うでしょう。
立場が違えば、どちらがどうとはいえないと思います。
個人的には、そんな異常な時代に生まれなくてよかったとは思いますし、
炭鉱王はとても苦手で、あんな異常な家には絶対お嫁に行きたくありません（いけませんが）
いくら財力があっても、吐きそうです。
蓮子さんも、不幸な前半であったけれど、後半は幸せになれてほんとうに良かったです。


とにかく、明日から楽しみです。
変な昼ドラみたいになっていたらどうしよう・・・。

白蓮だけではなく女性の人権などほとんどない時代だったと思います。
政略結婚も日常茶飯事だったと思いますし。
だからと言ってマスコミを使って夫を罵倒し自分を正当化するという行為は潔くないと思います。
贔屓の引き倒しみたいに白蓮のやることなすこと全て正しいとは思えません。
仲間さんはとても素敵ですけどね。
吉田鋼太郎さんもまた、負けず劣らず素晴らしい。
いつかこの二人で白蓮と炭鉱王の物語を舞台化してくれたら・・と思います。

新聞投稿は、ひどい状況から逃げ出すための蓮子さんの作戦だったのかもしれませんね。
また内容も言われるほど激しいものではなかったと思いましたが。
それに、常軌を逸脱した酷いことをしておきながら、人にいうな、暴露されたからといって怒るのもどうかと。
悪いことをし続けたのは本当のことですし、身から出た錆ではないでしょうか。
個人的には、柳原家はまだしも、炭鉱王は人間的に耐えられません。


男尊女卑で、女性に人権がない時代にあって、女性への虐待が日常茶飯事の時に、
蓮子さんをはじめとする色々な人が、こうやって公に声をあげてくださったから、
今の女性たちが、人間らしい生活をおくれるのだと思います。
蓮子さんのしたことは、反対の側の方から見れば、許しがたいことかもしれませんが、
女性の地位の向上に結果的には、役だった１つであったと思います。


まだまだ陰には男尊女卑が残っていますし、蓮子さんのようにならないためにも、
自立できるよう、女性も地に足をつけて真の実力を身につけないといけません。
若い女性の貧困のニュースを見る度に思います。

新聞で絶縁状を公開したのは、
世間の同情を引き、駆け落ちを正当化するため、
また伝右衞門から姦通罪で訴えられないようにするため、
帝大法学部の白蓮の駆け落ち相手、
宮崎龍介が友人と練った計画らしいですよ。

当然、賛否両論で、右翼が実家に押し掛けたり、
脅迫状が届いたり、大変だったらしいですけど。

ところで、おとうの浮気なんかに時間を取ってますが、
蓮子様の駆け落ちやら、花岡さんの略奪愛やら、
震災、大戦、花子の子供など、今後の展開が
てんこ盛りですが、全部やれるんですかね？