ネイティブ教員による多言語教育でマルチリンガルへ!

神田女学園中学校高等学校
2週間の語学研修留学から3ヵ月のターム留学、6ヵ月以上の中長期留学まで、生徒の目標に合わせた留学スタイルが選べる神田女学園中学校高等学校(以下、神田女学園)では、英語はもちろん、多言語教育にも力を注いでいます。実際にどのような授業が行われているのか、中学生と高校生にお話をうかがいました。

ネイティブの先生との日常会話から実践的な英語が身につく

中学2年の生徒に英語の授業について、またこれから挑戦したいことをうかがいました。

K.M.さんプロフィール

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・学年とコース名:中学2年 グローバルクラス
・所属クラブ:茶道部
・神田女学園入学の決め手:ネイティブの先生と気軽に話せるという英語を学ぶ環境の良さにひかれたため

神田女学園の英語の授業はどのようなところが楽しいですか。

K.M.さん 英語の動画で実際に話している様子を見ながら英語の文法を学んだり、スライドを作って英語でプレゼンテーションをしたりと、実践的な内容が楽しいです。ネイティブの先生もフレンドリーに話しかけてくれます。

ご自身の英語力が向上したと感じたエピソードを教えてください。

K.M.さん 担任の先生がネイティブの先生なのですが、ホームルームやふだんの会話の中で自分が自然と発した英語が伝わったときに、日常生活で使える英語が身についていると実感できます。

K-SALC
K-SALCという学習スペースではネイティブの先生が常駐しており、いつでも会話ができます

これから挑戦したいと思うことを教えてください。

K.M.さん 中学3年の2月に、3週間のニュージーランド短期留学があるので参加したいと思っています。ホームステイや現地の生徒と交流をするのが楽しみです。

ニュージーランド短期留学①
ニュージーランド短期留学は希望制。これまでの学習成果をアウトプットできる貴重な機会です

今後の英語の目標を教えてください。

K.M.さん スピーキングはできるようになってきているのですが、文法やスペルがまだ弱いので、ライティングの力をもっと伸ばしたいと思っています。中学3年の短期留学までに、英検準2級を取得することが目標です。

中学3年から第2外国語(フランス語・韓国語・中国語)を選択できますが、どの言語を学んでみたいですか。

K.M.さん 中国語に挑戦したいです。部活で日中交流会に参加をしたときに、自分も英語ではなく、中国語でコミュニケーションを取ってみたいと思いました。

日中交流会
神田女学園を訪れた中国人の生徒との日中交流会。茶道部はお茶でおもてなしをしました

自分が学びたい第二外国語を選択! 楽しい交流会も開催

高校1年の生徒に第二外国語の授業について、詳しく教えていただきました。

K.O.さんプロフィール

プロフィール画像

・学年とコース名:高校1年 キャリアデザインコース
・所属クラブ:ダンス部
・神田女学園入学の決め手:言語を学ぶことが好きで多言語教育に魅力を感じたから

第二外国語の授業はどのように選択するのでしょうか。

K.O.さん 私は中学3年でフランス語、高校1年で韓国語を選択したのですが、中学3年で初めて第二外国語を選ぶときにはトライアル期間があり、まずは3言語の授業を2時間ずつ受けられます。高校1年になると再度言語を選択できるので、私のように変更しても大丈夫です。

フランス語と韓国語のそれぞれの授業の特徴を教えてください。

K.O.さん フランス語の授業ではフランス映画を見てみんなで盛り上がるなど、海外の授業のような雰囲気です。韓国語は進むペースが速くて毎回追いつくのが大変ですが、やりがいがあります。

韓国の交流会
「韓国の姉妹校との交流会では、韓国語で会話をして、上手だねとほめてもらったのが嬉しかったです」と、K.O.さん

第二外国語で印象に残っている授業はありますか。

K.O.さん 中学3年のときに姉妹校である韓国の生徒と交流をしたことです。フランス語と韓国語のクラスの生徒と、韓国の姉妹校の生徒と一緒にパスタやクレープを作りました。料理をしながらコミュニケーションが取れて楽しかったです。

神田女学園ならではの言語教育の良さを教えてください。

K.O.さん 中学からずっと英語が身近にあって、自然と単語や会話の内容が理解できるようになるので、自分の成長を実感できるのが魅力です。また、英語だけではなく、韓国語の先生と会ったときは韓国語で会話をするなど、学校内でいろいろな言語が飛び交っているのは良い環境だと思います。

ニュージーランド短期留学②
「中学3年で体験したニュージーランド短期留学では、現地の女子校の生徒ととても仲良くなりました」と話すK.O.さん

多数のネイティブ教員による充実の多言語教育

神田女学園で18年間、生徒を見守ってきた英語科の伊守勇治先生に神田女学園の言語教育について詳しくお話をうかがいました。

伊守先生
「神田女学園の魅力は、生徒それぞれが主役になれる学校であることです」と語る伊守先生

言語教育ではどのようなことを重視していますか。

伊守先生 中学では言語を学ぶ楽しさを知ってもらうために、身につけた英語を実生活で活用して、ネイティブ教員や交流会でコミュニケーションを取り、相手に伝わる楽しさを体験してほしいです。高校では大学受験を見据え、卒業までに英検準1級の取得を目指した検定対策を重視しています。また、留学に挑戦する生徒のサポートも徹底しています。

DDP
神田女学園ではDDPなど、多様な留学スタイルが選択できます

英語、第二外国語を担当する先生方について教えてください。

伊守先生 ネイティブ教員は13名在籍し、アメリカ、オーストラリア、イギリス、韓国、中国など、さまざまな国籍の教員がいます。人数が多いので、生徒一人ひとりに関わる時間を確保できる環境です。同じ国の出身でも複数名の教員がいるので、同じ国でもいろいろな性格の人がいるという多様性を学べるのも良いと思います。

第二外国語で人気のクラスや、それぞれの言語を学ぶ生徒数の例を教えてください。

伊守先生 韓国語は特に人気です。高校1年ではフランス語が33名、中国語が28名、韓国語が66名です。留学に行く生徒で英語力を高めたい場合に選択できる英語クラス、外国籍の生徒のための日本語クラスもあります。

第二外国語を学ぶ生徒の印象的なエピソードはありますか。

伊守先生 第二外国語は教養として学び、文化の違いを認め合うために触れてほしいという気持ちが大きいのですが、明確な目的意識を持って言語を学んでいる生徒もいます。中国語を勉強する理由として、将来看護士になり、「中国人の患者さんの役に立ちたい」と話している生徒がいたのが印象に残っています。

伊守先生と生徒
「多言語教育を通じて異文化を認め合うことの大切を知り、留学に興味を持ってほしい」と話す伊守先生

編集後記

多言語教育に力を注ぐ神田女学園では、英語圏やアジア圏など幅広いネイティブの先生が常駐しているため、授業以外でも生徒が積極的に多言語による交流を行う環境があります。留学では女子校ならではの手厚い学校のサポートがあるのも魅力。「言語を学ぶことが好き」「第二外国語を学んでみたい」「留学に挑戦したい」という受験生におすすめの学校です。

イベント名 日時
中学校教育内容説明会 2024年10月6日(日) 10:00~
高等学校教育内容説明会 2024年10月12日(土) 14:00~
中学校・高等学校授業見学会 2024年10月26日(土) 10:00~
高等学校教育内容説明会 2024年11月9日(土) 14:00~
中学校教育内容説明会 2024年11月10日(日) 9:00~