東京大学の学校推薦型選抜に2名合格!芝での学びが強く後押し

芝中学校・芝高等学校
芝中学校・芝高等学校(以下、芝)は2026年度の大学入試で、前年度の2倍以上にあたる21名を東京大学(以下、東大)へ送り出しました。その中から学校推薦型選抜で合格を果たした2名に東大挑戦から合格までのお話をうかがいました。

東大の学校推薦型選抜に挑戦しようと思った経緯は?

学校推薦型選抜で東大の工学部に合格した冨田哲志さんと、理学部に合格した田邉優治さんが受験対策や芝での学校生活などを振り返ってくれました。

冨田哲志さん

プロフィール画像

東京大学工学部 1年生
高校時代のクラブ活動:技術工作部、将棋部
受賞歴:国際経済オリンピック 銅賞

田邉優治さん

プロフィール画像

東京大学理学部1年生
高校時代のクラブ活動:理化部
受賞歴:アジア物理オリンピック 銀賞/日本地学オリンピック 銅賞

東大の学校推薦型選抜に挑戦しようと思った経緯を教えてください。

冨田さん 高校3年生の6月くらいに決めました。4月に国際経済オリンピックの日本代表に選ばれて銅賞を獲得したのですが、その成績がいいアピールになると先生に勧められました。

田邉さん 僕も高校3年生の夏休み前だったと思います。先生には「東大を受験するチャンスが増えるから」とアドバイスされました。アジア物理オリンピックの日本代表選出や日本地学オリンピックでの銅賞が実績になるとも伝えていただきました。

国際経済オリンピックの会場で、参加者と冨田さんの写真
国際経済オリンピックの世界大会にて。写真左が冨田さん
アジア物理オリンピック大会が開催されたサウジアラビアの海岸を訪れた際の田邉さんの写真
アジア物理オリンピック大会出場のためサウジアラビアを訪れた田邉さん

学校推薦型選抜の対策はどのように行いましたか。

冨田さん 夏休みくらいから「自分は芝でどんなことを学んできたのか、それを東大でどのように生かし、つなげていきたいか」を整理して、学校推薦型選抜の志願書や活動報告書を書き始めました。書類だと文字数が限られているので、それ以外の部分は面接で聞かれると思い、自分でシミュレーションもしました。さらに化学の先生にも面接の練習に協力していただきました。

田邉さん 僕も8月頃から志願書や活動報告書を書き出しました。僕が志望した理学部は一般的な面接のほかにその場で出される問題を黒板で解いて面接担当者に解説する時間があるのですが、その口頭試問の練習も重ねました。自分一人でやったこともありますし、芝の先生に見てもらったこともあります。

芝だから対策がうまくいった、と思う部分はありますか。

冨田さん 面接の練習で、化学などの深い質問が多かったのは理系に強い芝ならではかもしれません。専門性の高い質問への対策ができたと思います。

田邉さん 教室や自習室に過去問題集がかなり揃っている環境は大きかったです。僕は東大の過去問を20年分以上解いたんですが、その経験は口頭試問にも生きたと感じています。

芝で過ごした6年間で身についた力とは?

受験対策についての思い出を教えてください。

冨田さん 僕は一般選抜での東大受験も考えていたのですが、周りにも高いレベルを目指す友人たちがいて刺激になりました。

田邉さん 僕も一般選抜で受験しようと思っていたので、友人たちと一緒に対策したことが印象深いです。多いときでは10人くらいで問題を解き合い、答え合わせをして、分からない問題は教え合いました。

冨田さん それぞれ得意科目があるので、ともに教え合える環境は良かったと思います。学校で学び合い、それから区立の図書館に行って勉強することもよくありました。

芝の校舎にかかっている垂れ幕。田邉さんはアジア物理オリンピックで銀賞、日本地学オリンピックで銅賞を受賞しています。
芝の校舎には2人の功績を称える垂れ幕がかかっていました

田邉さん そもそも、芝の授業は充実していると思います。教科書はほとんど使わず、先生のお手製のプリントに向き合うのが基本。問題を自分で解いて解説を聞いてという繰り返しで、そうした主体性に委ねられる授業を通して、あまり得意ではなかった国語の成績が特に伸びました。

6年間で“自走力”がつくんですね。

冨田さん 芝は生徒の自主性を伸ばしてくれる学校なんです。宿題は多くないですし、進路も自分たちの意思に任せてくれます。僕は国際経済オリンピックに出ましたが、ビジネスコンテストに出場したり、留学したり、自分のやりたいことを追求している生徒が多いです。

田邉さん 先生が「勉強しなさい」と言ってくることはありません。その分、自分たちでやらなければいけないんですが、周りが好きなことや得意な学びに打ち込んでいるので、こちら側も刺激を受けて自分で頑張るようになります。

受験生やその保護者の方に伝えたい芝の魅力

東大では何を学んでいきたいですか。

冨田さん 僕は「触媒研究」を深めていくつもりです。触媒研究とは、化学反応を効率化してエネルギー消費を抑える技術の研究です。社会実装できる技術を開発したいですし、いずれは研究者兼起業家になれたらという夢があります。ですから、東大ではビジネスやマーケティングも積極的に学んでいきます。

田邉さん 僕は「宇宙物理」に興味があって、まだ解明されていない宇宙の原理を解き明かしていきたいと考えています。東大は宇宙物理を極める環境が非常に整っているので、そこで専門性を高めて、将来は宇宙物理の研究者になれたらと思っています。

東大生の立場から、芝を志望している受験生やその保護者の方にメッセージをいただけますか。

冨田さん 芝は生徒の主体性を尊重してくれると同時に、先生が親身に寄り添ってくれる学校です。例えば自分で授業以外でも問題を解けば先生に添削してもらえますし、「自分の好きなようにやりたい」と思っている人にはとても合う学校だと思います。

田邉さん いろいろな場所に「学びたい!」という思いを刺激する仕掛けが揃っています。図書館には先生手作りのプリントが用意されていたり、夏期講習や冬期講習があったり、前のめりで学校生活を送っていけば学ぶ力が伸びるのは間違いないと思います。

教室で芝の魅力を語り合う田邊さんと冨田さんの写真
東大で冨田さん(右)は「触媒研究」を、田邉さんは「宇宙物理」を極めたいと話します
先生手作りの問題プリントがトレーに入っている写真
図書館に用意されている先生手作りのプリント。学習意欲のある生徒たちが自主的に挑戦しています

編集後記

芝中学校 芝高等学校の校名碑の横に立つ田邊さんと冨田さんの写真
思い出深い芝を卒業した2人。勉強だけでなくさまざまなことに挑戦した6年間でした

学校推薦型選抜で東大に合格を果たした2名から感じられたのは芝への深い愛情。主体性をとことん重んじる学校だからこそ、国際経済オリンピックやアジア物理オリンピックなどに出場するほど知的好奇心が育まれたのでしょう。生徒の主体性を重んじる芝の雰囲気を学校説明会やイベントで体感してください。

イベント情報

説明会終了後、希望者を対象に校内を見学できる時間が設けられる予定です。

イベント名 日時 内容
第1回 学校説明会 2026年5月16日(土) 11:00〜12:00 ・教育理念や教育方針
・日頃の生徒の様子について
・入試全般について
第2回 学校説明会 2026年5月30日(土) 11:00〜12:00
第3回 学校説明会 2026年6月20日(土) 11:00〜12:00