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【3871615】歴史はロマン

投稿者: ひまわり   (ID:qDrhhjOE7IY) 投稿日時:2015年 10月 11日 13:59

古代史の理解を広めていきたいと思います。
仮説であってもその刺激感がたまりません。

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  1. 【3947363】 投稿者: 暇なおじさん  (ID:1DesB9gqus6) 投稿日時:2016年 01月 04日 07:28

    歴史は新説が発表されてもそれが教科書に反映されるのは、20~30年の期間を
    要するようです、つまり今の教科書に掲載されている内容は昭和の頃のものだと
    いう事になります。聖徳太子の肖像画も40年も前から違うと言われていたようで
    すし鎌倉幕府の開かれた年も1185年となりました。
    そういう実態から見るとここに書かれている稲作のお話やその他のお話も教科書
    に正式に採用される可能性が高い物が多くあるのかもしれませんね、30年後の
    話になるのかも知れませんが。
    教科書の内容ががころころ変わってもいけないのでしょうが、新説の定着を待つ
    ためか20~30年の年月は長すぎるような気もします。今サムスン等の韓国
    企業と東芝との違いはスピードの差なんですけどね、日本企業は決定変更に時間
    が掛かり過ぎて今の数ヶ月で変化する経済になかなか付いていけません。
    検定教科書という役人の検閲した教科書を憲法違反だと批判しそうな方が何故か
    違うようですね、私は少しばかりの違和感を感じますが。

  2. 【3947404】 投稿者: 徳仁天皇  (ID:Bl9JteBzPB.) 投稿日時:2016年 01月 04日 08:54

    「慰安婦」朝日誤報を明記 大阪府立高補助教材の全容判明、政府見解や戦後70年談話も
    2015.10.28 05:30 産経新聞

     府教委は、慰安婦問題を授業で扱う際、対象の生徒全員に補助教材を配布することや、すべての内容を指導するよう府立学校に通知する方針。さらに、補助教材の活用状況について年1回、府教委へ報告するよう求めている。
     補助教材をめぐっては、昨年10月の府議会教育常任委員会で、西田薫府議(大阪維新の会)が「(慰安婦の強制連行についての)根拠のない記載がある教科書が多くの高校で採択されている。子供たちに正しい情報を伝えるための具体的な行動をどうするのか」と質問。松井一郎知事が「朝日が誤報だと認めたことで強制連行の証拠がないと分かった」として補助教材の配布を明言したのを受け、府教委が戦後70年談話などを踏まえて作成した。


    アベ自民党やおおさか維新のような偏った極右思想を教育現場に押し付けるのは問題だろう。
    子供たちに強制連行はなかったと誤った意識を植えつけることになる。
    学校の教科書に政治思想を持ち込んではならないのだ。
    自民党の憲法改悪や安保法制の危険性などを教科書に載せることによって子供たちには事実を教えていかなければならない。

  3. 【3947405】 投稿者: 音速の貴公子  (ID:SQrwMLvktpU) 投稿日時:2016年 01月 04日 08:54

    新発見や新事実が判明してから、20〜30年は確かに長い。コロコロ変わっても困るし、ある程度の時間を要するのは仕方ないとしても、5年でよいのではないか。笑


    w

  4. 【3947408】 投稿者: 自由  (ID:TYiDkfJSBC.) 投稿日時:2016年 01月 04日 08:56

    >そういう実態から見るとここに書かれている稲作のお話やその他のお話も教科書に正式に採用される可能性が高い物が多くあるのかもしれませんね、30年後の話になるのかも知れませんが。


    歴史観には必ず何らかのバイアスがかかっていて、感情的な反皇国史観、唯物史観が退場するまでは、教科書にはなかなか反映されないということかと。

    バイアスというのは、例えば、

    世界史で、古代ギリシアの後継がヨーロッパであるという歴史観があるけども、これはウソなんだよね。ヨーロッパ中心思想によるでっち上げ。
    15世紀くらいまではヨーロッパは遅れた地域で世界の辺境だった。むしろ、イスラム世界の方が進んでいた。
    そのコンプレックスを解消しようと捏造されたのが、我々は古代ギリシアの後継だ・・我々は進んでいるんだ・・というヨーロッパ中心主義思想である。
    しかも、その源流たる古代ギリシアの評価にも疑惑があって、実はエジプト文明の下流にあった。黒いアテネ論という立場から、ヨーロッパ中心主義歴史観に強い批判がなされている。

    このへんの関連で、もしチャンスがあれば、
    NHKスペシャル「知られざる大英博物館」(2)古代ギリシア”白い”文明の真実
    をご覧いただきたい。
    なんと、あの白い神殿遺跡や、白い彫刻は、実は、エジプト文明の影響を受けカラフルな多彩な色がついていたのである。
    しかし、大英博物館でそれに気がついていたにも拘らず染料を洗浄し隠蔽した。ヨーロッパの源流は、「純粋で高度な白い文明」でなくてはならなかったからである。


    さてさて、話を日本史に戻すが、

    日本の稲作は、何が何でも朝鮮半島経由であったことにしたい人達がいる。

    さもありなんである。

  5. 【3947444】 投稿者: 自由  (ID:TYiDkfJSBC.) 投稿日時:2016年 01月 04日 09:33

    (再掲)

    >そういう実態から見るとここに書かれている稲作のお話やその他のお話も教科書に正式に採用される可能性が高い物が多くあるのかもしれませんね、30年後の話になるのかも知れませんが。


    歴史観には必ず何らかのバイアスがかかっていて、感情的な反皇国史観、唯物史観が退場するまでは、教科書にはなかなか反映されないということかと。

    バイアスというのは、例えば、

    世界史で、古代ギリシアの後継がヨーロッパであるという歴史観があるけども、これはウソなんだよね。ヨーロッパ中心思想によるでっち上げ。
    15世紀くらいまではヨーロッパは遅れた地域で世界の辺境だった。むしろ、イスラム世界の方が進んでいた。
    そのコンプレックスを解消しようと捏造されたのが、我々は古代ギリシアの後継だ・・我々は進んでいるんだ・・というヨーロッパ中心主義思想である。
    しかも、その源流たる古代ギリシアの評価にも疑惑があって、実はエジプト文明の下流にあった。黒いアテネ論という立場から、ヨーロッパ中心主義歴史観に強い批判がなされている。

    このへんの関連で、もしチャンスがあれば、
    NHKスペシャル「知られざる大英博物館」(2)古代ギリシア”白い”文明の真実
    をご覧いただきたい。
    なんと、あの白い神殿遺跡や、白い彫刻は、実は、エジプト文明の影響を受けカラフルな多彩な色がついていたのである。
    しかし、大英博物館でそれに気がついていたにも拘らず染料を洗浄し隠蔽した。ヨーロッパの源流は、「純粋で高度な白い文明」でなくてはならなかったからである。


    さてさて、話を日本史に戻すが、

    日本の稲作は、何が何でも朝鮮半島経由であったことにしたい人達がいる。

    さもありなんである。

  6. 【3947561】 投稿者: 遊び  (ID:mVV5ncP339M) 投稿日時:2016年 01月 04日 11:55

    稲作のお話、とても興味深く。

    「史実」って何だろう?
    ある「事柄」があって、それを人々が「どう」捉えるか、で、「事実とされるもの」が随分と変わってきてしまう。

    大和和紀さんの作品に『天の果て 地の限り』というのがあって、これは額田王を扱っています。私はこれを小さいころ読んで額田王を知りましたので、天智天皇と天武天皇の熾烈な恋の争いなどに思いを馳せて、うっとりとしていたものです。けれども、Wikiを見ましたら、『萬葉百歌』で池田弥三郎氏と山本健吉氏が「あかねさす・・・」「紫の・・・」の歌のやりとりは宴席上の座興ではと指摘されてからは、それが学会の通説化している、とのこと。高校のとき、隣の席にいた古典嫌いの男子が「ひめやもの恋をこんな文献に残すなよ!」と怒っていたのを思い出しました(笑)。

    天智天皇を天武天皇。
    なんだか凄いテーマを頂いた気がします。『萬葉百歌』から始めて、そのあたりの本を読むことを、今年の抱負としたいと思います。

  7. 【3947565】 投稿者: 遊び  (ID:mVV5ncP339M) 投稿日時:2016年 01月 04日 11:59

    おおお~<(ToT)>
    誤記初めですか(泣)。

    天智天皇「と」天武天皇 にご訂正を願います。

  8. 【3947624】 投稿者: 幼稚  (ID:krSUwzW5MWY) 投稿日時:2016年 01月 04日 13:14

    年末年始とフラフラと旅行に行ってしまい、中途半端になって失礼しました。

    話題の中心は移ってしまったようで今更感が強いので、稲作についてポイントだけ書かせてください。

    ヤタローさん

    石包丁についてですが、菜畑遺跡の資料館にあるものが日本最古とされていますが、これはスリットを入れて掴むタイプで、教科書に良く出てくる、穴に紐を通して手に掛けるタイプとは違います。日本でスリットタイプが出たのは、菜畑のほかには近隣の曲り田遺跡等、ごく限られています。一方、半島では多く出ている。また、生活土器については、菜畑では日本固有のものしか出ていないのに、曲り田では半島由来とされているものが出ています。僕は、これらから、稲作の伝来は、日本に住んでいた人々(縄文人)が半島から持ち帰った、半島から北九州に渡来したいずれのルートもあって、前者が菜畑、後者が曲り田だったのではないか(例のRM1b遺伝子問題から江南直接ルートもあったが)と考えています。

    日本から半島というルートは、稲作の技術だけならともかく、稲そのものについては、半島にあって日本にないRM1d~hの遺伝子が説明できません。遺伝子を持って稲作伝来のルートを推し量る方法と一貫しないことにもなります。

    また、縄文人のルーツが複数あることはほぼ確実と言われていますが、その中にスンダランド説、チベット説等があり、ここから縄文稲作が伝わった可能性も否定できないのではないかと考えます。自由さんに質問した、RM1bのルーツは中国に限らないのでは?というのはこの意味でした。

    稲作伝来ルートについては、もう少し腰を落ち着けて調べてみようと思っています。とりあえず調べなければならないと思っているのは以下の点です。

    ・稲(熱帯ジャポニカ、温帯ジャポニカ)と水田稲作の伝来の関係。佐藤洋一郎氏は、日本における初期(縄文)稲作は熱帯ジャポニカでこれは江南から、温帯ジャポニカの水田稲作は半島からという意見のようであり、熱帯ジャポニカ=陸稲・焼畑ではなく水を溜めたところに直播する方法もあるようです。また、温帯ジャポニカも、伝来時は現代日本の田植え作業を伴うような本格的な水田稲作でなく、湿地に直播で育てていたという意見もあります。これらをきちっと分けて把握しないと、結論ありきの話になりそうに思います。

    ・対馬海峡横断航海の現実性。海峡をはさんで北上・南下いずれのルートについても言えることですが、いまでも事故がしばしば起こる対馬海峡(昨年もありましたよね?)を当時の舟・航海技術で自由に行き来できたとは、容易に納得できないです。どのようにやったのか。また、おそらく事故、死者も多く出たはず。日本列島を海外沿いに行き来するのとは訳が違います。それを押しても渡ろうというインセンティブがどこにあったのかも併せて調べられればと思っています。ヤタローさんからは人口爆発の示唆がありましたが、縄文時代に人口が爆発的な増加とそれに続く急激な減少があったのは東日本(三内丸山が発展途中で放棄されたと見られる理由)であり、西日本、九州ではそのような事情はなかったはず。

    紹介いただいた本を、1月中に帰国した際にピックアップしてこの辺のヒントが得られればと思っています。

    今年も宜しくお願いします。

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