歴史はロマン｜掲示板スレッド

ヤタローさん

＞法隆寺金堂薬師如来

同じ金堂の釈迦三尊像の光背銘とは明らかに意匠（宝珠形？）が異なるというのは聞いたことがあるが、造立が金堂の建立時期と重なる、光背銘が追刻だとしたら時期としては天武朝後半から持統朝前半くらいがじっさいのところなのでしょうか？
そうか、、おっしゃるように造立が仮に607年前後だとすれば、推古朝での刻字ということになり、大きな根拠になりますね。最新の調査結果は分らないが慶応大学の西川何某という名誉教授の著作をチラ読みした程度で、古代美術史についての知見がまったくありません、お恥ずかしい、、

自由　さん

＞もうひとつ興味深いのは藤原氏で、

おっしゃるように興味深いところだと思います。
もともとこの一族は父親の鎌足からして謎が大きい。神祇職の中臣本家の養子だったのではないか。長男定恵にしても10歳そこそこで遣唐使に加わっているし、帰国後１，２か月で暗殺されるというのも解せない。それを主導したのが鎌足ではないかというにいたっては、あるいは定恵は幸徳の子だったのではないだろうかとの憶測も生じる。不比等との年齢差は16歳であり、逆にいえば不比等の生母は通説の言うように与志古だったのか、実は天智の采女の安見児、あるいは鏡王女のどちらかではないか。であれば持統とは異母姉弟にあたり、その後の重用も合点がいく（黒作懸佩刀という太刀を通じて、持統、文武、聖武よりの信頼を勝ち取ったという説話もある）。
大宝律令後の不比等の望みは外孫の首皇子の即位、妻の三千代の望みは安宿媛をその妃とすることで、平城遷都後に聖武、光明皇后として成就することになる。
不比等はここまで計算していたのだろうか、、ただ、平安時代に入ってからの藤原氏の繁栄と不比等台頭のきっかけとなった律令制の崩壊が合致する「皮肉」を予想しえたか否か、さすがに計算外だったのではないか（「古代史の真相」、黒岩重吾著、PHP文庫）。
うーん、、古代史はほんとうに面白いと感じるところです。

この話はここまでにしますが、

607年に刻印されたか、法隆寺再建の670年につくられたか、
以下のようなす仮説で、調べるしかないと思います。
科学的根拠と新しい発見が必要になります。

斑鳩寺. 現在法隆寺金堂に安置されている釈迦三尊像・薬師如来像は推古朝のものである。また、天智９年（６７０年）４月３０日の法隆寺全焼の際に、釈迦三尊像・薬師如来像を運び出すことは出来なかった。

この二つの条件を満足さす解は、釈迦三尊像・薬師如来像は、６７０年以前に存在していた他の寺院から、再建後の法隆寺に移されたと考えれば成り立つ。それらの寺院は聖徳太子ゆかりの地、斑鳩にあった法起寺・法輪寺・中宮寺（中宮寺跡）であると考える。

批判する以上、当該対象の在り方を知ることは当然のこと。
日本共産党を知るに、その根本テーゼたる同党規約は不可欠である。
たとえば米国も、太平洋戦争以前から日帝の全てを詳細に研究していた。
それが戦争勝利に大きく貢献した。

その点、日本人は不合理な感情優先によりそれらを疎かにしがちだ。
敵を知るために研究者を登用し、日本語学校を開設した米国。
他方、必須のツールである英語を敵性語として禁止してしまった日帝。

キミたちはどうか。
例の「稲作」でも「冊封」でも、同じだった。
通説の権威者になる主張を確かめようとしない。
それでいて、声高に異見を申し立てるだけ。
反対説の何かを知らずして、いかなる説得力を有するというのであろうか。

私でさえ、「自民党憲法改悪試案」を精査している。
当たり前のことだ、自民党に反対する以上。

（再掲）

雑なでっち上げはやめなさい。

私は文科省検定済教科書は通説の立場で説明される。
そこに、稲作朝鮮半島伝来説が述べられている。
以上の事実を指摘したものだ。

キミは教科書検定と学習指導要領とを混同している。
教職課程で何を学んでいたのか。
不確かな知識による乱暴な書き込みは議論を混乱させるだけだ。

（再掲）

『日本共産党規約』に目を通したのかね。
同党を批判するのに、それすら知らずいったい何を語ろうというのか。
ド素人とはいえ、横着に過ぎよう（いつものことだが）。

そして、その都度私からの指摘を受け、慌ててにわか勉強。
今回の「学習指導要領」もまた同じ。
結局、私に刺激されて新たな学びを得られている（感謝しなさい）。

（再掲）

直属の部下に東北大法卒がいる、31日に宿題を出しといた
東北大研究者で朝鮮民族征服王朝説を唱え、菊の紋章が朝鮮王族のそれと似てる
と主張してる人がいるらしいから、探しておくように。

憤慨してたよ、母校にそんなやからがいるのかと。
判れば、質問状を出すつもり
その際は、エデユ掲示板に、HN二俣川と名乗る、現在早稲田大学院に通う初老とみられる爺さんが、東北大研究者から聞いたって主張していると

我が業界は4日から始業であるから、楽しみである。

ヤタロー君へ。

私は知人の研究者から聞いたと、当初から申している。
私自身の研究成果ではない。
その点が、他人の説をあたかも自らのoriginalの如く語った君との違いである。

しかも、キミは当初断定した稲作大陸伝来説が「定説だ」との貴見に対し、
私からの再三の指摘にも関わらず今日まで黙して語らずの体である。
過ちは素直に認めるべきではないか

郷土史家を目指すと自認した以上、看過できない不誠実な対応だと言わざるを得ない。
不可解な姿勢である。

東北大出身者だ。
実は、先の30日にも会っていた。
二人で忘年会を開いた。
京大に行けばよかった、と冗談を言っていたよ。

その直情径行気味の「後輩」さんとやらにも、
この機会に謙虚に勉強するように伝えておいてくれ。

私の友人は優秀だ。
だからこそ旧帝大出身者として、
民間などに就職せず、研究職に就けたのである。