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投稿者: ひまわり (ID:qDrhhjOE7IY) 投稿日時:2015年 10月 11日 13:59
古代史の理解を広めていきたいと思います。
仮説であってもその刺激感がたまりません。
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【4011601】 投稿者: 二俣川 (ID:FdDMWynQZtA) 投稿日時:2016年 02月 23日 01:46
上述『東芝柳町事件』問題の本質は、独占大企業と臨時工との資本制労働関係※①をどうみるか、ということである。
封建的身分制を打破した近代市民法は、その代替的法理として「契約」概念を採用した。身分制ゆえの「命令」は不可ゆえ、新たに当事者の「合意」を根拠にする。蓋し、奴隷や農奴とは異なり、資本制社会での労働者は一個の独立した人格者として認められているからだ。
そこで、労働契約においては使用者・労働者の当事者双方がともに「対等かつ自由な」立場に立って労働者の商品である労働力の取引を行う、との建前を採用した。
しかしながら、それは虚構であり、当該労働力取引の自由は、実質的に自由ではない(『自由な契約による自由の販売』。その理由は既述)。これが、労使関係(労働契約)の従属性である。
しかも、資本は競争過程において自己の存立維持のため、たえず生産規模を拡大、生産力向上を図る。それは資本の蓄積でのみ可能になる。
このような資本の致富衝動により資本による社会的再生産は拡大する一方、労働者の労働力の生み出す剰余価値(賃金不払労働=使用者による利益の横取り)率の増大を招く。すなわち、労働者は働けば働くほど利益を使用者に収奪され、貧窮化は避けられなくなる(逆に、使用者の富の蓄積は進む)。
本件東芝は、かかる低賃金でもって稼働させられる(労働力の生み出した剰余価値の搾取)臨時工の存在を欲していた※②のであった。
つまり、利潤追求のため賃金を抑制し、労務・生産コスト等を引き下げたい使用者と、尊厳ある生活のため賃金・労働条件を引き上げたい労働者とは、本質的に対立(労資の階級的対抗関係)として把握すべきなのである。
このような経済上の下部構造に、中間・上部構造として政治や思想、法制度等が反映・形成される。「国」制度もまた然り。
ゆえに、プロレタリアートが真に自己を解放、利益を確保・保全するためには、現在の支配階級であるブルジョアジーから権力(執権)の座を奪取するしか方途はないのである。
額に汗して働く者が主人公の社会の実現だ。
記
※①契約期間2か月の労働契約。しかし、エンドレスのように5~23回更新していた。
※② 今日におけるパート・有期・派遣等の非正規労働者の急増、常用雇用(正社員)との代替化促進をみよ。それが、わが国における、OECD加盟国中最悪レベルの社会的経済格差出来の主因である。
(以上、転載) -
【4011607】 投稿者: 今聖徳太子 (ID:eAg3PM10aac) 投稿日時:2016年 02月 23日 02:13
本日、歴史学自由ロマン派は、二俣川のマルクス講釈の本質が「マスカク口尺」
であると発表しました。 -
【4011637】 投稿者: 自由 (ID:QYleqEfgwcM) 投稿日時:2016年 02月 23日 05:31
この爺さん
真夜中に延々と
笑 -
【4011641】 投稿者: 自由 (ID:QYleqEfgwcM) 投稿日時:2016年 02月 23日 05:39
二俣川
>ゆえに、プロレタリアートが真に自己を解放、利益を確保・保全するためには、現在の支配階級であるブルジョアジーから権力(執権)の座を奪取するしか方途はないのである。
額に汗して働く者が主人公の社会の実現だ。
つ〜か、
まずは部屋に閉じこもってないで、
まずは、働きたまえ。
笑 -
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【4011675】 投稿者: 自由 (ID:TgPN6adb3tI) 投稿日時:2016年 02月 23日 07:08
冷静にかんがえると君
>小林秀雄の歴史観はベルグソン流の「時間」認識に影響を受けているとは、よくいわれているところ。
個人的な視点、例えば孤独感などを「あるべき」時間の流れに抗う感情として、時間軸のある一点に置く。つまり先に書いた物理的「現象」と歴史的「現象」が交差する座標点、言い換えれば「同一化」というのが彼の歴史認識のベースといえるのだろう。
つまりは、主観的歴史観を踏まえた上で、客観性を構築していくしかない・・とりあえず、小林秀雄氏の講演録をざっくり聞いた率直な印象。
主観を踏まえないと認識できない歴史について、客観的な歴史法則があるというのはデタラメである。 -
【4011790】 投稿者: 紙つぶて (ID:jfaif40IYK.) 投稿日時:2016年 02月 23日 09:02
自由さん、
>つまりは、主観的歴史観を踏まえた上で、客観性を構築していくしかない・・とりあえず、小林秀雄氏の講演録をざっくり聞いた率直な印象。
>主観を踏まえないと認識できない歴史について、客観的な歴史法則があるというのはデタラメである。
「物理的現象」と「歴史的現象」は、それぞれ「科学的客観性」と「社会的コンセンサス」を帯びた現象に置き換えられるでしょうか。冷静にかんがえるとさんが仰った物理的現象と歴史的現象を人は無自覚に混濁させているからこそ、その境界は存在しないように思うのです。
社会的コンセンサス、あるいは個人的な理念に無関係に現象を認識することは不可能です。人は無自覚にこれらを介在させながら現象を判断するものですし、「自らの価値理念が正しい」とする傲慢さも兼ね備えています。歴史は「この目で見ていないものを見る」のですが、存在(あるもの)に対しての当為(あるべきこと、なすべきこと)の混入を遮断するのはほぼ不可能です。慰安婦問題などがよい例だと思います。 -
【4011805】 投稿者: きゃりー神ゅ神ゅ (ID:S1vA4BbuOs6) 投稿日時:2016年 02月 23日 09:09
何を言っているのかサッパリわからん。
日本語で頼む。笑笑
w -
【4011856】 投稿者: 二俣川 (ID:FdDMWynQZtA) 投稿日時:2016年 02月 23日 10:00
私はソ連のことなど論じてはいない。
キミが勝手に持ち出しているだけだ。
ただ、この際次の点を指摘しておく。
すでに述べたようにロシア革命の世界史的意義は大きかった※①。
他方、当時専制政治による士気低下でドイツに敗れ、国民の生活は窮乏した※②。
その意味で三月革命、十一月革命は必然であった。
だが、残念であったことは革命が当時農業国であったロシアで成功したことである。
周知のように、マルクスは資本主義の最後の腐敗段階である国家独占資本主義に到達し、ブルジョアジーとプロレタリアート間の階級的利害が最高潮に達したとき、プロレタリアは蜂起するとした。
だが、ロシアや中国・北朝鮮はそれに該当していなかった。また、労働者に先進的自覚乏しく、封建的身分制の残滓ともいうべき遅れた意識さえ濃厚であった。
しかも、ソ連においてボリシェヴィキ政権が成立後も国内に反革命軍が横行(各地に反革命政権樹立)し、日帝を始め米・英・仏もそれらを援助した。
さらに、諸国は自ら軍隊を派遣、ロシア各地を占領するとの干渉を行った③。
たしかに外国勢力からの干渉により、逆にソ連国民の団結は高まった(赤軍)。
しかし、それらの鎮圧に3年も掛かったため、膨大な国費を費消せざるを得なかった。これがその後のソ連政府による戦時共産主義の採用と失敗の原因になったものと考えられる。
むろん、レーニン死去後に世界革命を唱えたトロッキーが追放され、「一国社会主義」を主張したスターリンの独裁によりマルクスの世界からの変質が行われてしまったことは周知のとおりである。
ゆえに、私たちは旧ソ連をもって社会主義の在るべき姿とは到底考えていない。
記
※①資本家や金持ちの上に君臨する皇帝を倒し、労働者の国を作ろうとした。
※②露仏同盟を結び重工業やシベリア鉄道建設を進めたが、労働条件が劣悪のためマルクス主義が拡がった。ツァーリによる専制政治も続き、都市部では物資が不足し国民生活が苦しくなった。
※③天皇独裁化の日帝は労働者の団結に驚愕、ロシア革命をつぶそうとした(シベリア干渉戦争)。第一次大戦終了後、出兵した国々はいずれも撤兵した。だが大軍を派遣した日帝のみは、その後もシベリアに軍隊を残したまま駐留を続けるという悪質さだった。他方、これが米騒動惹起のきっかけにもなった。
(転載)
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