卒業後も武蔵野へ!OBOGの教職員が語る武蔵野の魅力とは

武蔵野中学高等学校
卒業生が教員や事務員として帰ってくることも多い、武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)。卒業後も関わりたいと思える武蔵野の魅力は、どこにあるのでしょうか? 今回は、武蔵野を卒業した教職員である3名に語っていただきました!

自ら心を開き、生徒との信頼を築いていく先生の存在

まずはそれぞれの在学時代についてうかがいました。どうやら3名とも、先生方の印象が強いようです。

島田先生
島田先生
山口先生
山口先生
後藤さん
後藤さん

皆さんは在学時、武蔵野にどんなイメージを持っていましたか?

島田先生 先生方が何事にも全力だったのを覚えています。文化祭も体育祭も、生徒に負けないくらい本気モードで挑んでいました。

山口先生 冗談を交えて授業を進める先生が多かった印象です。例えば英語の先生はタイミングを見て「みんな疲れてない?」と砕けたムードを作る先生で、苦手だった英語も頑張ろうと思えました。

後藤さん 私も、オープンに接する先生が多かったように感じます。当時は悩みがあっても言葉に出せなかったのですが、先生はそれを察して「何かあったの?」と話しかけてくださり、こちらも心を開きやすかったですね。

卒業後に「武蔵野での学びが活きた」と思えたものはありますか?

島田先生 「何事も一途に続けること」は、教員になった現在も体に染みついていますね。私も在学中いろいろなことで悩んでいました。そのようなときに、先生が「とにかく学校へ来て、悩みがあれば聞かせてね」というスタンスで接してくださり、部活も勉強もやりぬくことができました。

山口先生 私も同じく「続けること」です。部活も勉強もはじめは大変ですが、コツコツ続ければ習慣になっていくものです。おかげで私は高校3年間皆勤賞でした!

後藤さん 私は「礼儀」です。先輩を敬い、後輩を思いやり、同学年の仲間とは切磋琢磨する。そして元気よく挨拶し、時間を守る。集団生活に欠かせない礼儀の基本を教えてもらい、人として恥ずかしくない姿で卒業できましたね。

「武蔵野が好き!」という思いで、教職員は学び舎へ帰ってくる

島田先生と山口先生は、なぜ教員を目指したのでしょうか?

島田先生 高校2年のとき、英語の先生を見て「こんな先生になりたい」と思いました。実は英語が苦手だったのですが、その先生は基礎から丁寧に教えてくださり、少しでも点数が伸びれば褒めてくださったおかげで、授業に楽しく向き合えるようになれました。

山口先生 私は、大学の陸上部顧問に教員を勧められたことがきっかけでした。中学生の頃から陸上競技一筋で、教員として陸上に関わるのも面白そうだと思い教員を目指しました。

教員や職員としての道も、武蔵野を選んだのはなぜですか?

島田先生 やはり武蔵野が好きだからです。せっかく教壇に立つなら、よく知る学校が良いという思いもありました。

後藤さん 私も「武蔵野が好き」の一言に尽きます! 大好きな場所にいながら、大好きな武蔵野の魅力を発信できる立場になれたら素敵だなと。

山口先生 母校であれば、学校の特色を掴みながら生徒を指導できるかなと。高校時代の楽しい授業を思い出し、「自分もあんな授業がしたい」とイメージしていました。

「武蔵野が好き」と語る皆さん
「武蔵野が好き」と語る皆さん

先生も日々全力! LTEなどの教育カリキュラムも

卒業生の皆さんから見て、現在の武蔵野にはどんな生徒が多いですか?

島田先生 一人ひとり個性を持っているのが、武蔵野生らしさだと思います。英語が得意な生徒、スポーツに全力を注ぐ生徒、とびきり電車に詳しい生徒まで。英語の授業で自己紹介するときは、「アニメが好き」「このスポーツが好き」と自分のことを話してもらいます。それをきっかけに打ち解けあっていくさまも微笑ましいですね。

山口先生 私の在学時と比べると、物静かな生徒が増えた印象です。「そこへいかに入り込んでいくか」というコミュニケーションは、教員として心がけています。担任のクラスでも、私が顧問を務める陸上部でも、ふとした瞬間で笑いを入れたり、アニメの話をしたり。はじめは引っ込み思案だった生徒が、私を少しずつ頼ってくれるようになる瞬間は嬉しいです。

後藤さん 私はとにかく、LTE(Learning Through English)がうらやましい! 時折、生徒がネイティブの先生と話しているのを見ます。中にはとても流暢に会話する生徒もいて。もちろん生徒の努力の賜物ですが、英語力をグンと上げるための環境が日常にあるのです。「私の在学時代にもあれば……」と、いつも思います。

山口先生 私は現在中高一貫コースの高校1年生を担任しており、LTEを通じた生徒の成長ぶりには驚きます。英語でプレゼンテーションする機会も多く、タブレットで資料を作ったり、分かりやすく伝える方法を考えたり。英語だけでなく他のスキルも大きく育っているのです。

英語教師の島田先生は、LTEなどの教育環境をどう捉えていますか?

島田先生 英語力を底上げする体制は整っています。LTEの授業では6割をネイティブ教師、4割を日本人教師で行い、生徒の習熟度に合わせてサポートしています。また、英検の面接試験対策ではネイティブの先生が指導します。こういった環境下で、英語が苦手だった生徒が「試験で満点取れました!」と嬉しそうに報告してくれることもあります。

武蔵野の教職員になってから印象に残っていることはありますか?

島田先生 どの教職員も忙しい毎日を送りながら、生徒と向き合うことは決して怠らない。そういった姿をたくさん見てきました。教員同士で協力して生徒の悩みを解決するケースも珍しくありません。山口先生も私も高校1年の担任であり、それぞれ陸上部とダンス部の顧問でもあるため、よく生徒について話しています。

山口先生 私にとって印象深いのは体育祭です。冒頭で島田先生が話したように、教職員も本気になるのです。教員リレーの他、学年対抗のダンスにも出場します。生徒の大玉転がしでは、先生がメガホン片手に声援を送りながら並走していますね。

後藤さん 私が忘れられないのは卒業式です。式を終えて涙を抑えながら花道を通る姿は、グッとくるものがあります。私たち事務員に「ありがとうございました!」と言ってくれる生徒もたくさんいて。別れを惜しみながら学び舎を去る、あの光景を思い出すだけで、ウルッときてしまいます。

最後に、受験生の皆さんへメッセージをお願いします!

島田先生 得意なことや好きなことが見つかっていない生徒にこそ、武蔵野を選んでいただきたいです。「勉強にもスポーツにも自信がない……」という生徒の魅力も、本校の教職員がきっと引き出します。

山口先生 英語はもちろん、それ以外の科目や授業にも全力で取り組んでいます。生徒をさまざまな観点からバックアップし、一緒に成長していける環境です。

後藤さん 武蔵野の教職員はとにかくバイタリティ溢れる人たちばかりです。安心して入学してください!

入学をお待ちしています!
入学をお待ちしています!

編集後記

日々生徒と全力で向き合う武蔵野の教職員。その親しみやすさや熱意に憧れた3名が、時を経て武蔵野へ帰ってきたということにも、納得です。

またもう一つ、耳寄りな情報が! 中学生・高校生ともに利用可能なカフェテリアは、2025年10月にリニューアルオープン予定。ピカピカで過ごしやすいカフェテリアでのランチタイムは、武蔵野での学校生活をさらに彩ってくれるかもしれません。

イベント紹介

イベント名 実施日時 備考
第4回高校説明会 2025年10月11日(土) 13:00~15:00
教育内容やクラブ活動を通じて在校生の様子をぜひご覧ください。
校内ツアーでは、在校生がご案内します。
※要Web予約
第4回中学説明会 2025年10月18日(土) 10:30~12:00

学校紹介/募集要項/個別相談会など。
また、武蔵野体験プログラム④「武蔵野の授業見学会」も開催します。
※要Web予約