日大櫻丘の卒業生に聞いた!外部難関大学を目指した理由

日本大学櫻丘高等学校
2024年度、難関私大への合格者数が3年前に比べて約3.5倍にも増えている日本大学櫻丘高等学校(以下、日大櫻丘)。外部の難関大学に挑戦する生徒が増えている理由と進路指導について、進路指導部主任の大山啓明先生に聞くとともに、今年難関大学への進学を果たした卒業生2名に、高校生活や受験についてお話を聞きました。

進路指導担当者に聞く!進学実績と外部大学進学推移

最新の合格実績と、近年の傾向についてお聞かせください。

大山先生 近年、当校では難関私立大学(早慶上理・GMARCH)の合格者数がかなり増加しています。2024年度卒業生の難関私大の合格者数は107名(前年度は102名)、早慶上理に限ると14名(前年度は7名)と大きく伸びました。3年前の難関私大の合格者数は32名でしたので、ここ数年で合格実績は確実に伸びています。
付属推薦を利用して日大に進学する生徒は約7割、外部大学への進学が約3割と、ここ数年で大きな変化は見られません。しかし外部大学を目指す生徒の中では、国公立大、難関私大に挑戦する生徒が増えており、本校としても進路指導の体制を整えています。

難関大学に合格した卒業生に共通する点はありましたか。

大山先生 英語力の高さが挙げられます。本校では英検の全員受験、ネイティブ教員による少人数の実践的な英語授業、各種留学制度を整えています。特に英検への意識は年々高まっており、準1級を取得する生徒も増えています。実際に昨年度の入試においては、上智大学の学校推薦型選抜に合格した生徒5名のうち4名の生徒が英検準1級を取得していました。

進路指導のサポート内容について教えてください。

大山先生 進路指導部では進学先のミスマッチを防ぐために、キャンパス見学や大学講師による出張講義を行っています。またキャリア教育の一環として、卒業生(社会人)の講演会や企業訪問なども積極的に行っています。
日大への進学を希望する生徒には、86学科から自分が学びたい分野を選べるように、親身に指導しています。外部大学への進学を目指す生徒に対しては、入試の最新情報や学習方法を指導する説明会を定期的に開催しています。今年度からは、大学のオープンキャンパスや進学フェア、講演会などの進路情報を生徒の端末に発信する取り組みを始めました。多様な進路を実現するために、情報を積極的に発信し、生徒の可能性を広げていきたいと考えています。

日大櫻丘の学習環境や進路指導の良さはなんでしょうか。

大山先生 本校は日本大学文理学部に隣接しており、大学キャンパスを日々の学びにフル活用できます。文理学部の図書館を活用したり、テスト前に教職志望の大学生に勉強の相談をしたりもできます。また進路に関しては日本大学、外部大学を問わず、生徒の第一志望校を実現するための支援体制が整っています。充実した学校生活を送り、希望する進路を実現しましょう。

都立大、中央大進学の卒業生に聞いた日大櫻丘の学校生活

難関大学への進学を果たした卒業生2名にお話を聞きました。

自己紹介をお願いします。

Y.I.さん 私は特別進学クラスから、東京都立大学人文社会学部人間社会学科に、学校推薦型選抜で進学しました。大学では、社会調査、実習などの多様な方法で、実践的かつ理論的な課題解決能力を習得したいと思っています。高校時代は女子サッカー部に所属し、大学でも女子サッカー部に所属しています。

日大櫻丘女子サッカー部
日大櫻丘女子サッカー部

R.O.さん 僕は今年、特別進学クラスから中央大学法学部政治学科に進学しました。大学では主に政治学やそれに関わる法を学び、時代の流れに適した法律とはどんなものなのかを模索していきたいです。高校時代は生徒会に所属し、文化祭などで積極的に活動していました。

日大櫻丘に入学した理由を教えてください。

Y.I.さん 女子サッカー部があったことと、勉強ができる環境がしっかり整っていたからです。

R.O.さん 高校受験では堅実に合格できる高校に入学したいと考えていたので、学力的にも問題なく、大学の付属で施設も整っている日大櫻丘は、自身の理想に最も近かったからです。

学校生活で思い出に残ったことはなんでしょうか。

Y.I.さん 女子サッカー部のみんなでさまざまな経験をできたことが一番の思い出です。週6で部活をしていたので勉強との両立は大変でしたが、それを成し遂げた経験は今の生活にも生きていて、大学でも週5で練習をしながら勉強との両立ができています。

R.O.さん 3年間の生徒会活動ですね。文化祭や体育祭の運営は面白く、何より達成感を得られました。自主創造という教育理念は振り返ってみると、自身でやるべきことを見つける力を得るきっかけになったと感じます。

日大櫻丘学園祭の運営に取り組んだR.O.さんたち
学園祭の運営に取り組んだR.O.さんたち
日大櫻丘の生徒会
日大櫻丘の生徒会
学園祭で活動するR.O.さん
学園祭で活動するR.O.さん

自らの強い意思で進路を選び、受験に取り組んだ

現在の進路を決めた理由について教えてください。

Y.I.さん 国公立大学に行きたくて、その中でも東京都立大学が一番学びたい学部学科があり、自然豊かなキャンパスが気に入ったからです。人との関わりが好きなので、人間の心理について学びたいと考え、人文社会学部人間社会学科を選びました。

R.O.さん 国家公務員か地方公務員になりたいと考えて大学選びをしました。特に中央大学法学部は公務員就職に強いので、進学を希望しました。

どのような受験対策をしましたか。

Y.I.さん 小論文があったので、早いうちから小論文の型や書き方などを勉強しました。また共通テストの配点の割合が高いので、その対策にも力を入れました。どんなに小さなことでもいいから1日の目標を決めて取り組むことで、勉強を継続するモチベーションになりました。

R.O.さん まず勉強習慣の早期確立に力を入れつつ、何を目的として大学受験に臨むのか、自身に意義付けを行いました。たとえ模試でA判定をとろうとも、過去問で合格ラインを越えようとも決して慢心せずに本番まで備えました。また、勉強のつらさは勉強することでしか取り除けないので、死ぬ気で勉強し続けました。

日大櫻丘のサポートは受験に生きましたか。

Y.I.さん 単語テストを高校1年生のときからやってくれていたので、単語で困ることがなかったですね。進路サポートでは、「とにかく体調を崩さないためにも、生活リズムを崩さないことが大切だ」という教えが生きました。

特別進学クラスの集合写真

R.O.さん 自身にとって必要な勉強を最短ルートで攻略することを学びました。自分の限界を引き上げる貴重な経験だったと思います。

受験生に向けて、日大櫻丘ではどんな学校生活が待っているか教えてください。

Y.I.さん 夏期講習や受験対策講座、自習室の利用、赤本の貸し出しなど、大学受験に向けて充実した環境で取り組むことができます。勉強以外にも、文化祭や体育大会などの行事にも力を入れていて、とても楽しい思い出がつくれます。人工芝のグラウンド、陸上グラウンド、温水プール、吹き抜けの校舎、さまざまな施設が整っており、本当に楽しくて充実した高校生活を送ることができました。

R.O.さん 日大櫻丘は大学付属であるだけでなく、他大学進学に対するサポートも手厚いので、自身の将来に多くの選択肢があります。校舎は新しく、学習環境が整っているのはもちろん、理想的な学校生活も謳歌できること間違いなしだと思います!

編集後記

クラブや生徒会の両立をしながら難関大学に合格したY.IさんとR.Oさん。勉強と手厚い進路指導サポートの成果が着実に表れていることを実感した取材でした。

イベント紹介

イベント名 実施日時 備考
キャンパスツアー 2025年7月下旬~8月上旬 会場:日本大学櫻丘高等学校校内
本校教員が校舎内をご案内いたします。
要予約
部活動体験 8月中旬~下旬実施予定 詳細が決まり次第、HPで公開いたします。
要予約
授業公開 2025年11月1日(土) 1時間目(8:40~)から3時間目(~11:30)
要予約
第1回入試学校説明会 2025年10月18日(土) 会場:日本大学文理学部百周年記念館(本校隣接) 日本大学櫻丘高等学校校内
要予約
第2回入試学校説明会 2025年11月8日(土) 会場:日本大学文理学部百周年記念館(本校隣接) 日本大学櫻丘高等学校校内
要予約
第3回入試学校説明会 2025年11月22日(土) 会場:日本大学文理学部百周年記念館(本校隣接) 日本大学櫻丘高等学校校内
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