世界で活躍する卒業生が語る!女子聖のグローバル教育

女子聖学院中学校高等学校
他者とともに歩み、一人ひとりの個性を大切に育む女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)。その温かな校風と充実したグローバル教育は、生徒一人ひとりの未来を拓く大きな力となっています。今回は、2020年度に卒業し、現在は外資系金融企業で活躍しているY.T.さんにインタビュー。学校生活の中で得た経験は、大学進学やキャリア形成にどのようにつながったのでしょうか。女子聖での6年間を振り返ってもらいました。

女子聖で育んだ「ありのままの自分」

国際的な舞台で活躍するY.T.さん。その原点は、中高6年間を過ごした女子聖にありました。失敗を恐れずに挑戦できる今の彼女がいるのは、どんなときも「ありのままの自分」を受け入れてくれる環境があったからです。入学のきっかけや女子校ならではの魅力についてうかがいました。

Y.T.さん

プロフィール画像

高校卒業年度:2020年度
出身大学:上智大学国際教養学部

現在のお仕事について教えてください。

Y.T.さん 大学卒業後、外資系の金融企業で働いています。
女子聖の英語教育や、高校時代の留学経験を通して英語が好きになり、「将来も日常的に英語を使って働ける職業に就きたい」という思いから、現在の職場を選びました。

Y.T.さん
上智大学の学校案内パンフレットにも掲載されるほど活躍していたY.T.さん

女子聖に入学されたきっかけは何だったのでしょうか。

Y.T.さん 聖学院小学校に通っていたので、卒業後はそのまま女子聖に進学しました。中高という多感な時期を、ありのままの自分をさらけ出せる女子校という環境で過ごせたことは、その後の人生を歩むうえでの大きな自信につながっていると思います。

「女子校でよかった」と感じる場面はありましたか。

Y.T.さん 運動会や合唱コンクールなどの学校行事です。女子だけだからこそ、周りの目を気にすることなく、仲間と本気で一つの目標に向かってぶつかり合うことができました。そういった全力で取り組む空気感も、女子聖の魅力だと思います。

Y.T.さん女子聖在学時
かけがえのない友達と
Y.T.さん女子聖在学時
先生方の存在も大きな支えでした

異文化に触れ、自分の可能性を広げるグローバル教育

女子聖では、英語力を磨くだけでなく、日常的に異文化や多様な価値観に触れる体験が待っています。
英語を単に「学ぶ」のではなく「使う」ことを重視した授業、そして1年間にわたるアメリカ留学についてお話を聞きました。

女子聖での英語教育で印象に残っていることはありますか。

Y.T.さん 定期的に開催される英語関連のイベントが、大きな刺激になっていました。特に、自分の意見を英語で発表する「スピーチコンテスト」や、異文化理解や世界の人々と心を通わせることを目指したオールイングリッシュの「Global 3Day Program」など、座学だけでなく実践的なアウトプットの場が豊富に用意されていたことが大きかったです。英語を「話す」ことへの心理的なハードルが、自然と低くなりました。また、外国の講師の方々も身近にいてくださるので、日常会話を通して視野を広げることにつながったと思います。

留学に参加した経緯や当時の思いについて教えてください。

Y.T.さん 「もっと広い世界を見たい」「英語力をさらに伸ばしたい」という思いから、アメリカへの留学を決意しました。高校1年生のときに交換留学の制度を利用し、1年間ホームステイをしながら現地の公立高校に通いました。

Y.T.さんアメリカ留学時の思い出
学びと交流にあふれたアメリカでの留学生活
Y.T.さんアメリカ留学での思い出
視野が大きく広がった貴重な1年でした

アメリカ留学を通して、英語力以外に得られたものはありますか。

Y.T.さん 積極性が養われたと思います。もともとピアノが得意だったのですが、留学初期に教室にピアノがあったので弾いてみたところ、クラスメイトがみんな盛り上がってくれました。そのことがきっかけで、当時所属していたミュージカルクラブでもピアノを弾く役をもらえたり、今まで話したことがなかったクラスメイトとも仲良くなったりと、一気に世界が広がりました。「勇気を出して一歩踏み出すと世界が広がる」ということを、身をもって学んだ貴重な経験です。

女子聖での経験は、大学や社会人生活でどのように活かされていますか。

Y.T.さん 女子聖には、生徒の「やりたい」という気持ちを尊重し、何にでも挑戦できる環境があります。私も、スピーチコンテストや留学だけでなく、合唱コンクールの伴奏など、興味を持ったことには積極的に挑戦してきました。この「未経験のことでも、恐れずに飛び込んでみる」という度胸は、女子聖での6年間で培われたもの。大学生活や現在の仕事でも、この姿勢はそのまま活かされています。

Y.T.さん
女子聖での学びが、今も日々の仕事に活きています

女子聖から次のステージへ

グローバル教育で培った英語力や積極性は、大学生活や社会人としてのキャリアに確かな力を発揮しています。これからも多くの卒業生が、自らの足で次のステージへと歩みを進めていくのです。

2026年2月から新たにスタート!「スカラシップ英語資格利用入試」

その「挑戦を後押しする」姿勢は、未来の受験生にも門戸を広げます。
2026年2月からは、英語学習に励んできた受験生にとって大きなチャンスとなる「スカラシップ英語資格利用入試」が新たにスタート。英検4級以上の資格を“みなし得点”とし、国語・算数(各100点)と合わせた合計300点満点で評価する仕組みです。

スカラシップ英語資格利用入試について

成績優秀者はスカラシップ(特待生)合格となり、一般入試へのスライド合格も可能。さらに、この入試の合格者は、自身の英語力をさらに飛躍させるための、以下のような特別な「英語教育システム」に参加できます。

スカラシップ英語資格利用入試について

この入試は、英語への意欲が高い生徒を温かく迎え入れ、その能力と挑戦心を最大限に育みたいという、同校の教育理念そのものが形になった制度といえるでしょう。

9月と11月には、本制度に関する説明会が開催されます。ここではお伝えしきれなかった魅力についても詳しく聞ける絶好の機会です。興味を持たれた方は、ぜひご参加ください。

「英語力を伸ばす環境」としての女子聖の魅力について教えてください。

Y.T.さん 女子聖には、英語を実践的に使える環境が整っています。海外出身の先生方が多く在籍されていますし、授業だけでなく、休み時間や放課後などに気軽に英会話を楽しめる「イングリッシュラウンジ」もあります。さらに、学校主催の留学や英語プログラムも数多く用意されており、英語が日常生活の一部として自然に溶け込んでいました。先生方とのコミュニケーションやプログラムを通して、英語力そのものが伸びただけでなく、英語で話すことへの抵抗感もなくなりました。素晴らしい時間を過ごせたと思っています。

受験生と保護者の皆さまへメッセージをお願いします。

Y.T.さん 私は、女子聖のグローバル教育のおかげで何事も恐れず挑戦できる強さが育ったと思います。女子聖の英語教育があったからこそ留学の道を選び、人生の糧となる経験もたくさんできました。また、どんなときも温かく見守ってくれて、時には背中を押してくれる先生方に出会えたことも何物にも代えがたい宝物です。女子聖には、皆さんの視野を広げるチャンスがたくさんあります。柔軟な感性を持つ10代をこの環境で過ごせたことで、私は広い視野を持って物事を考えられるようになりました。ぜひ女子聖で、自分の可能性を広げる6年間を過ごしてほしいと思います。

恩師とY.T.さん
恩師と。先生との出会いも、女子聖で得た大切な宝物です

編集後記

女子聖のグローバル教育は単なる語学力の習得にとどまらず、生徒が自ら一歩を踏み出す勇気を育てています。温かい校風の中で、生徒一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にし、挑戦を後押しする環境。それこそが、卒業生が国内外で活躍するための「人間力」を育む土台となっています。同校の教育や、新しい入試制度に関心のある方は、まずは学校説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

イベント情報

9月と11月に「スカラシップ英語資格利用入試」の説明会が開催されます。入学後の具体的なメリットなども直接聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

 

日曜日の説明会 2025年9月21日(日) 9:00~10:00
スカラシップ英語資格利用入試・BaM表現力入試説明会① 2025年9月27日(土) AM
入試問題対策会
2025年10月4日(土) 10:00~11:30
日曜日の説明会 2025年10月5日(日) 9:50~10:50/13:45~14:45
入試問題対策会 2025年10月11日(土) 10:00~11:30
入試問題対策会 2025年10月18日(土) 10:00~11:30
記念祭 2025年11月1日(土)、3日(月・祝)
入試問題対策会 2025年11月15日(土) 10:00~11:30
スカラシップ英語資格利用入試・BaM表現力入試説明会② 2025年11月29日(土) 10:30~12:00