居心地の良い学校づくりを目指して。主体性を育む生徒会活動
今年6月に任期を終えたばかりの元生徒会長・西脇さんに、活動の様子や、在任中に印象に残っている出来事についてお話をうかがいました。
西脇美海さん

・在籍コース:特進クラス
・受験:中学受験
・所属クラブ:書道部
・生徒会の在籍期間:高校1年生の4月から高校3年生の6月まで。2年生の6月に生徒会長に就任し、1年間務める。
・八王子学園を志望した理由:都立中高一貫校との併願で受験。学校説明会に参加した際、駅から近く、自宅からも通いやすいところに魅力を感じた。
生徒会に入ったきっかけを教えてください。
西脇さん 私は中学1年生から生徒広報委員会に所属していました。広報活動を通して、人前でも緊張せずに話せるようになったことで、ほかのことにも挑戦してみたいという気持ちが生まれました。また、広報活動の一環で、多摩地域の学校が一堂に集まる合同学校説明会に参加した際、八王子学園を客観的に見る機会があり、「もっと学校を変えていきたい」と思うようになりました。
生徒会長に立候補した理由を教えてください。
西脇さん 生徒会の先輩方が、リュックやくるぶし丈の靴下でも登校できるように学校側と交渉を重ねる姿を間近で見て、私も先輩方のように学校をよりよく変えていきたいと思ったからです。


生徒会の主な活動内容を教えてください。
西脇さん
生徒会執行部は、学園祭を担当する学芸系、体育祭や球技大会を担当する体育系、総会系、書記系、会計系に分かれており、約80名の生徒が活動しています。
私が所属していた総会系は、生徒総会の運営や校則の改定、制服の扱いに関する改善などを担当しています。今年は数十年ぶりに生徒手帳を改定することになり、忙しい時期にはほぼ毎日放課後に集まって、現在の学校生活に合った内容になっているか、一つひとつ精査していくのがとても大変でした。
活動の中で印象に残っている出来事は何ですか。
西脇さん
体育祭と学園祭です。昨年の体育祭はとても暑かったので、朝6時半からテントを設置し、ケガ人や熱中症になった生徒への対応を行いました。保護者の方にも気を配る必要があり、とても大変でした。
また、本校の学園祭には2日間で約1万人が来場するため、大量のゴミが出ます。9月末でもまだ暑い中でのゴミの処理は量や匂いで大変ですが、生徒会役員全員で協力して仕分けや片付けを行いました。

熱い思いを持つ仲間とともに過ごす学校生活
生徒会組織をまとめるうえで意識していたことを教えてください。
西脇さん 生徒会は一人だけで成り立つ組織ではありません。また、みんな何かしら「学校を変えたい」という強い意志を持って生徒会に入ってくるので、必ずしも全員が同じ方向を向いているわけではありません。ときにはお互いの意見が衝突することもありましたが、生徒会長として、できる限り中立の立場で広い視野を持って物事を見るように意識していました。
八王子学園の良さを教えてください。
西脇さん
一番は、生徒たちが主体となって活動に取り組み、実現したいことや改善したいことがあれば、先生方が柔軟に話を聞いてくださることです。内気な性格だった私が生徒広報委員会に入り、人前で話せるようになったのも、先生方の支えや、自ら挑戦してみようと思える環境があったからだと思います。
また、学校に亀を持ってくる先生やアラビア語を話せる先生など、個性的な先生が多いのも魅力です。さまざまな面白い話を聞くことができ、自分の興味の種を育ててくれます。

生徒会活動の中でやりがいを感じた瞬間は何ですか。
西脇さん 生徒が私の名前を覚えてくれていたり、「ありがとう」と声をかけてくれたりしたことが、とてもうれしかったです。生徒会活動では、生徒と学校側との板挟みになることも多く、大変な場面もあります。それでも、お互いが納得できる解決策を地道に探り、周りから「ありがとう」と声をかけてもらえたときは、努力が報われた気持ちになります。
自分の役割を果たし、仲間と協力する。八王子学園で得た自信
生徒会での経験を通して感じた自身の成長を教えてください。
西脇さん 自分に特別な才能がなくても、与えられた仕事をきちんとこなすことで、誰かの役に立てると実感できたことです。私はレオ・レオニの『スイミー』に登場する赤い魚たちのように、みんなと一緒にものを運んだり、体育祭で審判をしたりと、さまざまな役割を担って学校行事に参加してきました。一つの小さな歯車として自分の役割を果たすことで、周りと協力して行事を成功につなげることができました。この経験を通して、今ではクラスの行事やグループ活動にも自信を持って取り組めるようになりました。
今後の目標を教えてください。
西脇さん 大学の西洋史学科に進学し、ドイツの歴史について学びたいです。小学生のころから歴史に興味があり、中学1年生のときに世界史の先生の影響でさらに好きになりました。将来は社会科の先生になりたいです。
受験生へ向けてメッセージをお願いします。
西脇さん 八王子学園の良いところは、自分がやりたいことに挑戦できる環境が整っているところです。生徒数が多い学校だからこそ、個性豊かな先生方や仲間たちとの出会いがあり、その中で自分自身を変えていくことができます。私にとっては第二志望で受験した学校でしたが、今では「八王子学園に来て良かった」と胸を張って言える場所になりました。受験生の皆さんにも安心して来てもらいたいです。私たちは、新しい仲間が入ってくるのを楽しみに待っています。

編集後記
新生徒会に対し西脇さんは「今の時代に合わせて柔軟に、自分たちのやりたいことを突き詰めていってほしい」と語ってくれました。生徒の代表であると同時に、縁の下の力持ちでもある生徒会。今回の取材を通して、よりよい学校にしていこうという生徒たちの熱い思いを直接感じることができました。そして、2028年には創立100周年を迎える八王子学園。こうした生徒たちの思いがこれからどのように受け継がれていくのか、今後が楽しみです。
イベント情報
| イベント名 | 日時 | 備考 |
|---|---|---|
| 中学校ナイト説明会 | 2026年10月14日(水) 18:00~19:00 | お仕事帰りの保護者を対象に概要ならびに入試要項を説明。【少人数制】 |
| 中学校授業見学会&説明会 | 2026年10月17日(土) 10:00~11:45 | 授業の見学を通して八王子中学が進める学校改革を体感。保護者には、学校概要ならびに入試要項について説明。【小学校5年生以下も大歓迎】 |
| 中学校入試問題ガイダンス&説明会 | 2026年11月14日(土) 10:00~11:45 | 八王子中学が実施する全教科・分野の入試問題の出題傾向について、各責任者より説明。保護者には、概要ならびに入試要項について説明。 |










