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中高6年間のLTE授業で育む実践的な英語力

武蔵野中高のセンサエイト生徒が並ぶ連載のメインビジュアル画像

オールイングリッシュによる授業「LTE」を実施している武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野中高)。独自の多彩なプログラムを通して、生徒たちは英語に親しみながら、グローバル社会で求められるコミュニケーション力や表現力を自然に身につけています。今回は、生徒2名にLTE授業の雰囲気や英語を学ぶ楽しさについてインタビューしました。さらに、担当の先生には、LTE授業のねらいや生徒たちの成長の様子についてお話をうかがいました。

グローバル社会で活躍できる「国際人」を育成

武蔵野中高では、中高6年間の一貫教育を通して、グローバル社会で活躍できる「国際人」の育成を目指しています。その取り組みの一つが、ネイティブ教員による週6時間のLTE授業です。
LTEは「Learning Through English」の略称で、英語を使ったグループワークやディスカッション、プレゼンテーションなどに取り組む、武蔵野中高独自のプログラム。英語を「使う」ことを重視した授業を通して、生徒たちはコミュニケーション力と実践的な英語力を身につけます。

中学1年生からオールイングリッシュで授業を行うLTE
中学1年生からオールイングリッシュで授業を行うため、英語を話すことへの心理的なハードルが自然と低くなります

ネイティブ教員とオールイングリッシュで学ぶLTE 授業

中学生2人に、LTE授業の魅力や授業の雰囲気、英語を学ぶ楽しさについてお話を聞きました。

包斉誠さん

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・学年:中学3年
・部活動:バドミントン部
・武蔵野中高を志望した理由:小学1年生のころから英語を学び、英語が好きになったことがきっかけです。先輩から「武蔵野中高は英語の授業が多い」と聞いたことや海外研修に参加できることにも魅力を感じ、志望しました。

佐藤栞さん

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・学年:中学1年
・部活動:卓球部
・武蔵野中高を志望した理由:小学生のときに卓球のクラブチームに所属していました。武蔵野中高の卓球部が全国大会に出場するほどの実力を持つことを知り、自分も団体戦のメンバーとして全国大会を目指したいと思ったことが理由です。

能動的な学びで育むコミュニケーション力と英語力

LTEの授業はどのような雰囲気ですか。

包さん ネイティブの先生たちがとても明るい方々なので、一緒にコミュニケーションを取っていると先生方のポジティブな空気に同調して楽しい気持ちになります。

佐藤さん まだ英語でコミュニケーションを取るのが難しいときもありますが、お互いに伝え合おうとする姿勢が楽しかったり、毎回新しい発見があったりして面白いです。

LTEの中で面白い内容は何ですか。

包さん 4人ずつのグループに分かれ、英語でクイズを出しあったことです。自分で考えたクイズに友達が楽しそうに答えてくれたのが、とてもうれしかったです。

佐藤さん グループワークで、これまであまり話したことのない友達と協力しながら英語でコミュニケーションを取ったことです。お互いに助け合ううちに仲が深まり、「もっと英語を知りたい」という気持ちになりました。

佐藤さんは最初から英語をスムーズに話せましたか。

佐藤さん 最初は日本語で話してしまうこともありましたが、先生から「言いたいことがうまく伝わらなくてもいいから、どんどん英語で話してみて」とアドバイスされてからは、少しずつ英語でコミュニケーションを取れるようになりました。最近では、自分から手を挙げて、みんなの前で英語の発表もできるようになりました。

中学3年生のLTE授業の様子。楽しい雰囲気が広がる
中学3年生の授業の様子。スペルテストの時間には、正解するたびに教員も生徒も一緒に喜び合い、教室には楽しそうな雰囲気が広がります
英単語の書き取り学習の様子。生徒はゲーム感覚で楽しく学べる
ネイティブ教員の発音を聞いて正しい英単語を書き取る学習では、耳を鍛えながらスペルも覚えられ、ゲーム感覚で楽しく学ぶことができます

英検や留学へ、生徒が目指す次のステップ

LTE授業を通して、英語に対する意識はどのように変わりましたか。

包さん 自分の語彙力不足を実感し、朝晩30分ずつ英単語の勉強に取り組んでいます。中学生は「チャンクで英単語」という単語帳を使い、毎朝英単語テストを受けます。そのおかげで、ネイティブの先生とのコミュニケーションでも英語をしっかり聞き取れるようになりました。また、先生から「すごいね」と褒めていただいたことが励みになり、勉強への意欲も高まりました。

佐藤さん 小学校では英語で話す機会がほとんどありませんでしたが、週6時間のLTE授業を通して、少しずつ英語で話すことに慣れていきました。ネイティブの先生と廊下ですれ違ったときも自然に英語で話せるようになり、「もっと話したい」と思うようになりました。

包さんは、街中で英語が役に立った出来事があるそうですね。

包さん はい。僕の家の近所には外国籍の方が多く住んでいます。以前、インド人の方が道に迷っている様子だったので、助けたいと思って英語で話しかけました。すると、「英語が上手だね」と言われ、とてもうれしかったです。

今後の目標を教えてください。

包さん 今年度中に英検準2級を取得することが目標です。また、ニュージーランド留学に参加したいので、ネイティブのような自然な英語を話せるように勉強しています。

佐藤さん 私は英検3級を取得しているので、今後はさらに上の級を目指して頑張りたいです。また、現在は簡単な単語で会話することが多いので、より難しい単語も使いながら、自分から英語で話しかけられるようになりたいです。

ニュージーランド留学で英語中心の生活を送る生徒の様子
高校1年次には、3カ月間のニュージーランド留学を選択できます。現地の学校に通いながら、英語中心の生活を体験します

週10時間の授業で「英語のシャワー」を浴びせる

山﨑幸之助先生

プロフィール画像

・役職:中学校副主任および英語科主任
・担当する部活動:女子バスケットボール部

LTE授業のねらいとは何でしょうか。

山﨑先生 生徒たちが将来社会に出たときに必要となるスキルを、英語を通して伸ばしていくことがねらいです。ただ英語を学ぶのではなく、週6時間のオールイングリッシュによる授業を通して、コミュニケーションの取り方やグループワーク、仲間と協力しながら課題に取り組む力を養います。
また、本校では週4時間の英文法の授業も実施しています。LTE授業と合わせて週10時間の「英語のシャワー」を浴びることで、生徒たちは自然と英語に慣れ親しむことができます。

授業で意識していることを教えてください。

山﨑先生 高校では中学校で学んだ内容をさらに発展させていくため、まずは中学生に英語を好きになってもらうことを大切にしています。そのため、ゲーム感覚で身体や口を動かしながら、楽しんで英語に触れられるアクティブな活動を多く取り入れています。

英語の「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく伸ばす武蔵野中高のカリキュラム
武蔵野中高では、LTEや英文法の授業を通して、英語の「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく伸ばすカリキュラムを展開しています

生徒の成長を実感した出来事を教えてください。

山﨑先生 中学1年生の担任をしていたとき、アルファベットも思うように書けず、英語のテストで赤点を取ってしまう生徒がいました。しかし、高校3年生になった謝恩会では、その生徒が何も見ずに約2分間、私に向けて英語でスピーチをしてくれたのです。高校ではLTEの成績も大きく伸び、最終的には英検準2級を取得して卒業しました。週10時間の「英語のシャワー」がこのような生徒の成長につながったと思うと感慨深かったです。

編集後記

山﨑先生からは、「日本人英語教員による英文法の授業では、LTE授業にもきちんと対応できるような授業づくりを意識しています」とお話がありました。また、ネイティブ教員と日本人英語教員が密に連携し、生徒たちの様子を日頃から共有しているそうです。このように、多くの先生が一人ひとりの生徒を見守り、手厚くサポートする環境が整っているからこそ、生徒たちも楽しみながら英語に向き合えているのだと感じました。

イベント名 日時 備考
中学校学校説明会 2026年9月26日(土) 13:30~ トピック「武蔵野の授業体験会(LTE含む)」
要Web予約
高等学校学校説明会 2026年10月17日(土) 13:00~ 要Web予約
文化祭 2026年10月31日(土) 、11月1日(日) 10:00~15:00 中学校体験イベントおよび個別相談会実施
※要予約
高等学校学校説明会(全体会)および個別相談会実施
※要予約

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