国公立大学合格者が語る！個々に寄り添う志望校対策

普段の授業から大学受験を意識

今回インタビューに答えてくれたのは、卒業生の塚越史哉くん、八幡悠斗くん、田辺優希子さんの3名。まずは、国公立大学を志したきっかけや、日大櫻丘で成績が伸びた教科とその理由についてお聞かせいただきました。

国公立大学を目指すようになったきっかけと、その時期を教えてください。

八幡くん 教育学を学んで教師になりたいと思っていたので、高校2年生のときに、教育研究に強い筑波大学を志しました。文系ですが理系も得意だったので、その強みを国公立大学受験に活かせると思いました。

塚越くん 高校3年生の4月に筑波大学の受験を決めました。工学系の複数の分野に興味があったので、大学1年生で総合的に学んでから専門分野を選べる筑波大学が自分にぴったりだと思ったからです。

田辺さん 高校に入る前から卒業後は国公立大学に進学したいと思っており、なかでも北海道大学が気になっていたため、受験を決めました。

日大櫻丘で特に学力が上がったと感じる教科と、その理由を教えてください。

塚越くん 僕は塾に通っていませんでしたが、学校の授業を通して特に化学の成績が伸びました。大学入学共通テストにも国公立大学の2次試験にも通用する演習を先生が厳選してくださり、とてもありがたかったです。そのおかげで、夏休みには参考書の問題が楽しく感じられ、学力アップの実感が持てました。

八幡くん 世界史の成績がぐんと伸びました。国公立大学を受験する生徒が少ないにも関わらず、先生は国公立大学の受験対策にも詳しく、高校1年生のときから論述などの演習プリントを用意してくださいました。おかげで楽しく勉強ができたと感じています。

受験期の勉強方法を教えてください。

田辺さん 大学入学共通テストの試験対策は、過去問と予想問題を解いて出来なかった部分を復習しました。国公立大学の2次試験は、受験する大学の過去問だけではなく、同じくらいの難易度の他大学の過去問も解いて対策をしていました。

塚越くん 理系科目は2次試験の記述問題に重点をおき、夏休みから本格的に取り組みました。9月からは大学入学共通テストの対策に切り替え、地理などの文系科目も勉強し始めました。国公立大学の受験勉強に力を注ぎたかったので、併願校の勉強は直前に集中して行いました。

八幡くん 1学期のうちに基礎固めをし、夏休み前半までに大学入学共通テストの過去問を解き終えました。夏休み後半からは、国公立大学の2次試験の過去問も解いて形式に慣れておき、9月以降は苦手分野の克服に力を入れました。10〜11月は公募推薦の対策を行いましたが、12月からは一般受験に切り替えて勉強をしていました。

学習プログラムと先生方による充実のサポート

続いて、受験で役立った日大櫻丘の学習プログラムや、先生方から受けたサポートについてうかがいました。

日大櫻丘の学習プログラムのなかで、特に受験に役立ったものを教えてください。

八幡くん 高校2年次に実施された勉強合宿です。特別進学クラスのみが参加するイベントで、勉強を怠りがちな時期に受験を意識できて身が引き締まりました。合宿の間は友達と励まし合いながら、勉強に専念できました。

田辺さん 長期休暇中に、所属クラス関係なく希望制で受講できる特別講座です。科目や受験形態ごとにクラス分けされており、国公立大学の2次試験にも通用するような難易度の高い演習問題を解くクラスもありました。通常授業よりも少人数で行われたため、質問もしやすかったです。

大学受験にあたり、担任や進路指導部の先生からどのようなサポートを受けましたか。

田辺さん 私は受験科目で物理が必要になったのですが、それまで物理の授業を選択していませんでした。そのような状況でも、先生が解説動画や補習などでサポートしてくださったので、他の生徒との1年間の学力の差を縮めて受験に臨むことができました。

八幡くん 公募推薦の小論文は、問題文が英文だったため大変苦労したのですが、先生が詳しく解説してくださり助かりました。面接の練習もしていただき、自信を持って試験に臨めました。

塚越くん 受験する併願校を迷っていたのですが、進路指導の先生がアドバイスしてくださったおかげで、無事に受験校を決めることができました。また、受験に関する説明会も何度かあり、心構えや勉強スケジュールを教えてもらえたのも心強かったです。

志を同じくする仲間とともに、前向きに取り組める！

最後に、モチベーションを維持する秘訣をうかがうとともに、受験生へのメッセージをいただきました。

受験期はどのようにモチベーションを維持していましたか。

田辺さん 特別進学クラスは文系と理系で2クラスに分かれていますが、各クラスの約3分の2の生徒が他大学を受験しました。同じ立場の仲間がたくさんいたので心強く、勉強も捗りました。

塚越くん 大学入学共通テストの直前期には、友達と近所の図書館で勉強をし、モチベーションを維持していました。休み時間に問題を出し合ったりしている生徒もいて、切磋琢磨しながら前向きに勉強に取り組める環境でした。

最後に、日大櫻丘を受験する生徒へのメッセージをお願いします。

塚越くん 日本大学を目指せる一方で、国公立大学受験のサポートも充実しているのが魅力だと思います。一般受験にもチャレンジしたいという方は、ぜひ日大櫻丘を受験してください！

田辺さん 先生が親身になって教えてくださり、質問もしやすく、安心して勉強に取り組める環境です。日大櫻丘で学べば自分の目標に一歩近づくことができると思います。

八幡くん 大学受験においては、高校3年の夏休み以降、どれだけ勉強に集中できるかが重要です。特に特別進学クラスでは国公立大学を含めた一般受験をする生徒が多いため、お互いに励まし合いながら試験本番に臨めますよ。

編集後記

卒業生3名のお話から、日大櫻丘は、内部受験と他大学受験それぞれに最適なサポートを受けられる学校だということが伝わってきました。また、卒業生の皆さんが「先生の熱心な協力が嬉しかった」と言っていたのも印象的。生徒一人ひとりが希望する進路にとことん寄り添ってくれる先生方の存在が、生徒の頑張りを後押ししてくれたようです。