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自ら考え、社会に提案する――探究プロジェクト「JSG “ME”RAI Project」で育む真の主体性と自立心

女子聖学院中学校・高等学校(2026年度 連載第2回)メインビジュアル

女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)では、紫外線対策に向けた生徒主体の取り組みとして、アイウェアブランドと連携した「めのため、未来のため」JSG “ME”RAI Project(ジェイエスジー・ミーライ・プロジェクト)を進めています。今回は、プロジェクトの中心となって活動しているメンバーの皆さんにインタビューしました。

2025年に本格始動!「めのため、未来のため」JSG “ME”RAI Project

JSG “ME”RAI Projectとは

紫外線から目を守る文化を広げるための生徒主体の取り組みとして、アイウェアブランド Zoff(株式会社インターメスティック)と連携して進める探究プロジェクト。国内で初めて中学校・高等学校生活での指定サングラス着用が可能になり、2027年度から制服にオリジナルサングラスを正式導入する予定です。

「制服導入」「啓発活動」の2つをテーマに、中学生と高校生が学年を超えて校内外への啓発や探究旅行、記念祭出展など、さまざまな活動を行っています。

R.H.さん

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高校2年生/プロジェクト全体リーダー 制服導入チーム
ダンス部所属、運動会実行委員長、生徒会補助委員、GX/SXプロジェクトリーダー

幼い頃に斜視の手術を受け、退院後も生活が制限されたことから目を守る大切さに気づかされる。その経験から、プロジェクトに入って目を守る仲間を増やしたいと思い参加

A.H.さん

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高校1年生/制服導入チームリーダー
バレーボール部所属、GX/SXプロジェクトメンバー

新しいことへの挑戦が好きで、プロジェクト発足前に学校で実施したモニターに参加。その後立ち上がったプロジェクトに興味を持ち、挑戦したいと思い参加

Y.I.さん

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高校1年生/啓発活動チームリーダー
茶道部所属、生徒会副会長

紫外線やサングラスの知識はなかったものの、中学から活動している生徒会での人前に立つ・人に伝える経験を「目を守る」という活動に活かしたいと思い参加

プロジェクト2年目の今年はどのような活動をしていますか。

R.H.さん 制服導入チームでは、昨年実施したアンケートを元に、実際に販売するサングラスの決定や生徒手帳に記載するルール事項などを話し合っています。

Y.I.さん 啓発活動チームでは、校内や外部フェスタ、PTA総会での啓発活動に加えて、校内着用率を上げるための企画を考えています。

新中学1年生に向けた啓発活動も行いましたね。

R.H.さん 4月に試着会を開催しました。資料を見る⇒クイズ形式で紫外線やサングラスについて学ぶ⇒試着して自分に合うものを見つける、という3段階でまずは興味を持ってもらえるよう工夫しました。

啓発活動の難しさを感じることはありますか。

Y.I.さん 校内着用率はすぐに上がるものではないので、知ってもらうだけではなく「サングラスを着けて目を守りたい」と思ってもらうためには?を考えるのが難しいです。啓発活動に使うスライドもインパクトが出るように、色やフォントを考えたりイラストを入れたりして工夫しています。

「知る」から「学び」を深め、「社会に提案する」を体験した企業訪問

昨年はメンバー全員で企業を訪問。ワークショップやセミナーを通じて学びを深め、企業からの課題を元にプレゼンテーションを行いました。

制服導入チームはオリジナルサングラスづくりに挑戦しました。

A.H.さん 私たちが提案したのは「清楚ギャル」をコンセプトにしたサングラスです。“清楚”と“ギャル”は正反対のイメージなのでいろいろ議論しましたが、「視点が新しい」と言っていただけました。

R.H.さん 自分たちでペルソナを細かく設定するのは難しかったです。企業の方から「清楚ギャルは抽象的」とご指摘いただいて、“清楚”も“ギャル”も人それぞれの感じ方が違うことに気づきました。

啓発活動チームはマーケティング戦略を実践したのですね。

Y.I.さん マーケティング実践シートを元に、ターゲット・価値提案・コミュニケーション戦略・拡散計画・評価指標の5つの項目について話し合いました。紫外線の影響を受けることが多い運動部の中高生をターゲットに、全員が着用する1日サングラスデイやSNSを使った啓発活動なども考えて発表しました。

企業の方からのアドバイスで印象に残っていることはありますか。

R.H.さん プレゼンで言葉が詰まったときに、詰まったところから続けると聞きづらいとご指摘いただきました。それから自分で聞き取りやすいプレゼン方法を調べて練習するようにしています。

Y.I.さん ターゲットを絞っても、なぜその人たちに必要なのか根拠のある理由が必要ということです。私たちの発表は全員が納得する理由ではなかったので、もう少し勉強してからその理由を伝えられると良いとアドバイスいただきました。

自分たち主体で活動するからこそ得られたたくさんの学びと成長

JSG “ME”RAI Projectは教員が見守り役に徹し、単なる健康対策だけではなく、生徒の主体性と探究心を育むためのプロジェクトとして位置付けられています。

自分たちが主体になって動くことで、自分のどんな成長を感じていますか。

R.H.さん 自分でスケジュールを立てて、自分で決めたことを守りながら計画的に進められるようになりました。そのための決定力も身についたと思います。

A.H.さん 行動を起こすときに何が必要なのかを考えたり、発言できていない人に自分から声をかけたりできるようになりました。話を回すのは得意ではないですが、挑戦できたことが自分の成長だと感じています。

Y.I.さん 生徒会活動で身につけた力を活かしながら、自分で考えて行動する力とそこで得た気づきをチーム内に共有する力を磨けたと思います。企画も考えるだけではなく、反響を客観的に振り返ることで次の活動につなげるようにしています。

探究活動を通じて、どんな学びや気づきを得られましたか。

R.H.さん 今までは正解が決まっていないことに対して自分から行動することができなかったのですが「答えが1つではないからこそ、周りの意見を聞きながら試行錯誤をする」面白さを感じました。自分の考えを言葉にして伝える力も身についたと思います。

A.H.さん 探究活動は積極性や主体性が大事だと思いました。やりたいと思って集まっているからこそ、その気持ちを失わずにみんなが積極的に関わることが大切。何事にも主体性を持って取り組んだ方が成長につながるし、「やって良かった」と思えると思います。

Y.I.さん 紫外線や目の健康に関する大学の論文や本を読んで勉強しました。人に伝える立場として、自分の中にきちんと知識を入れることを意識するようになりましたし、興味がなかった分野でも、何かをきっかけにもっと頑張りたい、勉強したいと思える経験ができました。

今後挑戦したいことや、なりたい姿を教えてください。

R.H.さん 挑戦せずに後悔することがないように、これからも正解がないことにも積極的に挑戦したいです。自分の考えをきちんと形にできる人、周りの意見を取り入れながらより良いものを一緒につくっていける人になりたいと思っています。

A.H.さん リーダーとしてもっとリーダーシップを発揮したいと思います。今つくっているものを形にして発表したとき、実際に商品を手に取るみんなの姿や反響が楽しみです。

Y.I.さん さらに正確で詳しい知識を身につけて、将来的には文部科学省に啓発しに行きたいと考えています。啓発活動では、チームの目標である校内着用率80%を達成したいです。

編集後記

自分たちが主体となって“新しい校風”をつくっていく頼もしい姿が印象的でした。PTA総会でも試着会を行い、保護者の方にも好評だったそうです。今年の記念祭でもブースがありますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

イベント紹介

イベント名 実施日時 備考
記念祭 2026年11月2日(月)
2026年11月3日(火・祝) 9:00~15:30
予約必須
入試問題対策会 2026年11月21日(土) 10:00~11:30
6年生対象
予約必須
学校説明会「わたしは女子聖」 2026年11月21日(土) 14:00~15:00
5年生以下向け(6年生も申込可)
予約必須
スカラシップ英語資格利用入試・BaM表現力入試説明会 2026年11月28日(土) 10:30~12:00
予約必須
入試体験会 2026年12月5日(土)
8:45集合、9:00開始

予約必須

 

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