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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4263844】 投稿者: 陰り  (ID:4EwB6jUAbYU) 投稿日時:2016年 09月 27日 22:58

    日本人全員英語をやらなくてもいいと思うんです。
    海外との取引が多いとは言え、技術者の二割程度が英語が出来れば十分ではないですか?

    前から思っていたんですけど、慶應の入試、SFCや経済等英語一辺倒の入試で優秀な人材がちゃんとセレクトできてるのでしょうか?


    医学部は個人的には完全に文系だと思います。
    少なくとも臨床は。
    医学部が文系になったら灘始め中学受験も様変わりするのでしょうか?

  2. 【4263859】 投稿者: あおいとり  (ID:Re3w6qiXzp2) 投稿日時:2016年 09月 27日 23:16

    TOEICさん
    落ちこぼれ法学士ですがこの説明で通じるでしょうか…

    団体などで、自前の意思決定機関(代表者や役員会議、メンバー全員による総会など)をもっていて、その事業の目的の範囲で財産を持ち、売買などの取引を行う権利を法律で与えられたものを法人といいます。

    例えば、日本国内にある○○市は、国の法律で禁止されていない限り、いちいち政府に指示を仰がなくても職員の給料を決めたり必要な財産を購入したり必要な事業を行ったりすることができます。そういう意味で○○市は日本国内にあるといっても日本国政府とは別の法人ということになります。

    同様に、東京大学などの国立大学も学内の意思決定で政府を介さずに総長を決め、与えられた予算+何らかの事業収入などの範囲でその使い道の割り振りを決め、研究者や職員を採用することもできるという意味では国とは別個の法人となります。

  3. 【4263870】 投稿者: 東大理系OB  (ID:R355cMeQwcg) 投稿日時:2016年 09月 27日 23:29

    風雲さん

    >日本のマジョリティは何故にこのような志向なんでしょうね。

    今までの流れを見れば明らかですね。
    たかが中学入試の算数がちょっとできただけで、それ自体が罪であるような言い方をされる。
    マイクロソフトはアメリカの会社だと思うんだけれど、マイクロソフトの戦略が日本の技術者優遇のように言われる。

    日本社会の同調圧力のすごさに磨きがかかっていること、中流のほとんどが下流に転落して余裕を失っていることが原因かと思います。
    変な算数ができただけで自分らよりいい職についたりするのは許しがたい、というような。

    最近、殺伐とした気分なんです。

  4. 【4263877】 投稿者: 東大理系OB  (ID:R355cMeQwcg) 投稿日時:2016年 09月 27日 23:35

    陰りさん

    べつに、日本人全員が英語ができる必要はさらさらない。

    これも、日本人の同調圧力、変な結果平等主義で、やりたい人だけがやる、ということにはならないんですよね。

    下手な英語は使わないほうがいいといわれる。フィリピンかなんかの通訳を使えばいいといわれる。
    そんなに立派な企業ではないので、下手な英語でも海外に出ていかないといけないし、そこで、東南アジアや中南米の企業と対等に戦わないとなりません。
    ただでさえ人件費が高いのに、通訳など雇ったらコスト割れします。
    それに、副社長クラスならともかく、社員が通訳なんか同道したらその時点で信用されません。

    あくまでも、フィリピンを見下して通訳に仕えなどという余裕はありません。フィリピン企業とガ[削除しました]勝負して負けたりしています。

    それほど、せっぱつまっています。

  5. 【4263883】 投稿者: 風雲  (ID:i6CoAzcn9O6) 投稿日時:2016年 09月 27日 23:40

    東大理系OBさん
    不躾な質問にもかかわらずご返信ありがとうございます。
    理系のみならず海外のご見識も豊富とお見受けいたしました。

    グローバル化がさかんに言われ、世界が広がっているはずなのになぜか同調圧力は高まっているのが不思議ですね。やはり、先の見えない不安のせいなのでしょうか。

    この先、少子高齢社会で資源の乏しい日本は、従来のような技術力を手放して、商品として英語力やコミュニケーション能力に長けた便利な人材の供給国となることも選択肢に入っているのかもしれません。
    TOEICerさんの戦略はこのような国を作るのには向いているのでしょうね。

    自分が算数や数学を重視するのは、人間はもちろんAIであっても克服できない『自然』を理解し探求し、普遍的なものを創造するために不可欠なものであると考えられるからです。

    さらに世界では、温暖化や、疾病、エネルギー問題等、まだまだ様々な課題が山積しています。これらを解決し人類に貢献するためにも理系の学びは必要と思っています。

  6. 【4263886】 投稿者: 風雲  (ID:i6CoAzcn9O6) 投稿日時:2016年 09月 27日 23:46

    東大理系OBさん
    書き込みを拝見し、自分の認識の甘さを痛感しております。
    自分の考えていることは、単なる理想論なのかもしれません。

  7. 【4263921】 投稿者: あおいとり  (ID:Re3w6qiXzp2) 投稿日時:2016年 09月 28日 00:22

    営利企業という枠組みでは「技術の損益分岐点」というのは絶対無視できないのは、根本的にはUSAだろうが日本だろうが同じことです。

    テレビやスマホでも「液晶技術でより高画質化、省スペース、省電力」もあるとしても、消費者の技術需要は飽和点に達しているということも多くて、「とりあえずカラーで映ればいいからもっと安く買いたい」「機能が豊富でも必要な機能選び出して使うまでが煩雑、私に要る機能だけ入っているものを安く買いたい」てなもんです。
    残念ながら、技術的に高度化さえすれば高付加価値で売れるというものではなくなってきている中で、研究開発への投資にしても
    「良いものであるとしても本当にそれをお客さんは欲しがるのか?」
    は無視できない。
    そうなるとダウンサイジングの局面で今度は確率・統計の出番と。

    突き詰めると「技術の数学vs.経営の数学の争い」という落ちがつく感じでしょうか。

  8. 【4263947】 投稿者: パズル  (ID:wrJ9OiAvOxU) 投稿日時:2016年 09月 28日 01:10

    確かに、今の時代これといって欲しい物が無いというのはありますね。
    ただ、かつてSONYがウォークマンを売り出したように、社会を変えるような
    商品であれば、需要があると思います。
    でも、最近の日本の企業に、そんなブレイクスルーできるような活気を感じません。
    将来の日本のためには、理系の人材育成は必要不可欠だと考えますが、その前に
    まず、技術者や研究者の待遇をもっと良くする必要があります。
    その余力が今の日本にあるかどうか。
    技術者や研究者の地位をもう少し、というか、もっともっと高いものにしていくべきだと思うのですが。
    そうしないと今後も、理系の優秀層が医学部に流れるのを止められないと思います。
    皆が揃って医学部を目指す状況、なんとか変えられないでしょうか。

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