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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4280624】 投稿者: 風雲  (ID:i6CoAzcn9O6) 投稿日時:2016年 10月 10日 18:30

    >プロジェクト予算の時限付きポストならいくらでもつけられますが、常勤ポストの今の給料では海外の優秀な研究者は来ないですよ。

    確かに・・・。相場が全然違いますね。
    やっぱり何でもアメリカと同等に考えるのは難しいです。

  2. 【4280665】 投稿者: バラード  (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 10月 10日 19:11

    風雲様がご心配の、学力低下?の件は、センターに代わる大学進学希望者テストとかSATやTEAPをどう見るのかでしょうか。

    慶応はやってませんが早稲田などはセンターのみ入試で、かなりの高得点者(東大理Ⅲの合格者平均を上回る)でないと合格できませんし(政経や法他)、東大も今回の推薦ではセンター8割程度? なかおつ学部によりますが高校の成績上位5%10%以内とか担保しています。

    センターに代わる統一テスト、SATモデルかどうかわかりませんが、SATも何度も受けられても高スコアでないと、難関へはいけない仕組み。
    その上に今までと同じようにペーパーを二次で大学ごとに課すのかという話。

    今までは、まずセンターで高得点とれる勉強して、次は二次試験で志望校ごとに高得点採れる準備対策していた、というのが二次では高校生活全体の活動と、大学で学べるかどうか、どこまで見識がありそうか、いろんな方法で見ましょうということだと思っています。統一テストのあり方が問題ですね。

    センターより難しくなるのかどうか、それともガラリと変わって複合問題、記述や、TEAPのように英語は全般やっていくのか。
    英語は資格グレード取り入れるのか。

    どちらにしても、中学、高校で今までとは違う内容の(テストでよい点取る)勉強が混じってくるということですね。
    これと、学力をどう見るのかです。

    学んだ力はたしかに知識やテストの点で見れますが、学ぶ力がどこまであるのかはかり知る方法をどの大学でもそれこそ学びだしているのではないでしょうか。

  3. 【4280673】 投稿者: 学ぶ力  (ID:9fVAmV3Cfew) 投稿日時:2016年 10月 10日 19:18

    バラードさんの学ぶ力、学んだ力論、前にもどこかで見たことがありますが、今の大学入試(中学入試はもちろんですが)は、学ぶ力を見ていると思います。
    なぜ、英語の試験をするか。大学では英語の文献を読んで学ぶからです。
    国語の読解を試験するのは、読解力がないと勉強ができないからです(だから、大学受験では物語文より論説文が主流ですね)。
    数学を試験するのは、数学をベースに、物理や化学、経済学などの勉強をするからです。
    早稲田の世界史だけは違いますね。あれは、暗記パンのような能力をみるものです。バラードさんは、大学入試と言えば早稲田の社会なのでしょうか?

  4. 【4280688】 投稿者: パズル  (ID:wrJ9OiAvOxU) 投稿日時:2016年 10月 10日 19:46

    そもそも、アメリカと日本では、国の成り立ちも、置かれている立場も,まったく
    違うわけですから、人物本位の選考がアメリカで機能しているからといって、それが日本でも上手く行くかどうかはわかりません。
    衰えたりといえども、アメリカが、いまだ世界ナンバーワンの国であることに変わりはないわけで、その国力を背景に世界中から学生や研究者をあつめているのが現実でしょう。
    日本がアメリカの追随をしたからといって、同じように世界中から優秀な人材が集まるとは限りません。
    むしろ、人物本位にこだわる余り、学生の学力が低下するようなことになれば、それが
    そのまま、日本の国力の低下につながりかねません。
    日本が今後も、世界における地位を保ち続けるためには、技術立国を支える理系の優秀な人材が
    絶対に欠かせません。
    その意味からも、安易なアメリカ追従が本当に正しいのかどうか検証してみるべきだと
    考えます。

  5. 【4280701】 投稿者: あおいとり  (ID:CMRO8CJBWsY) 投稿日時:2016年 10月 10日 20:03

    学ぶ力さん

    早稲田の世界史については、
    「それだけのことを知ってる/覚えているということは、その分野にそれだけの意欲関心をもっているということだ」
    みたいな理屈に基づいた出題なんですかね。
    ある意味一理あるとは思うけど、史学科行くのでもなければオーバースペックという状況になりますね(^_^;)
    東大よりはむしろ早稲田の方が「オタク性推奨」の気風は強いのかな~。
    (むしろ東大ほど学生の「オタク化」を避けるのに汲々としてきた大学もない)

  6. 【4280703】 投稿者: ゲ  (ID:BR/P91RjZ.E) 投稿日時:2016年 10月 10日 20:04

    はじめて書き込みます。(途中読んでません。)算数抜き入試の進学校、これをやっているのが例えば日比谷高校ですね。私自身、算数の入試とは縁がありませんでしたが公立中学、県立高校で大学入試は特に不利には感じませんでした。

    東大実績が欲しい私立の中高一貫校の作戦として試験をどうするかは大した問題ではありません。小学校の勉強以外で(例えば英語、楽器、親の経済力など)で評価しても大学進学実績は変わらないと思います。

    個人的には小学生の時点での能力の差はすぐに逆転すると思っています。数を集めて量をやれば少数精鋭の学校に実績で勝てるはずです。

  7. 【4280706】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 10日 20:05

    パズルさん
    私はアメリカの入試制度を真似することが日本にとって良いこととは一言も書いていませんよ。
    でも、日本人は舶来品が好きでグローバルスタンダードという言葉に弱い、さらに、経済力が低下して自信を失っている、昔以上にインターネットでアメリカの情報が入ってくる、こうした中で、民主主義がどういう選択をするか、ということです。

  8. 【4280723】 投稿者: バラード  (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 10月 10日 20:26

    パズル様のおっしゃることはごもっともで、アメリカの真似をしていく必要はありません。日本の企業がアメリカのよいとこドリをして、まだまだ終身雇用的、年功序列的なところ、(年々序列ではありません)残しておいてよい部分だし、管理職比率が男女半々でなくても、訴えられることはまずありません。

    ただし、今までのわが国の発展は、聖徳太子の神仏融合からはじまってなのか?海外からの輸入物を食にしても技術にしても、自動車もITも、着る物も家もいろんなところで日本の良い部分取り入れて、モノにしてきた歴史があると思っています。

    教育も同じと思っています。よいところは取り入れる。
    日本の優秀な人材が海外の大学に行かないと、海外で活躍できない、世界の企業で認められないということは少しずつでも解消していきたいところ。

    音楽でもまだまだ留学しないと世界で認められない。
    スポーツも錦織選手もサッカーも。
    教育も閉鎖的だと、そうなってしまいますので、日本なりにオープンに、日本で出来る真のグローバル教育(日本流でいいと思ってます)を。

    学ぶ力様が書かれた、学ぶ力は大学受験にも中学受験にでも今でも測れるとのお話ですが、もしかして麻布の「自分の考えを書きなさい」的な出題でしょうか?

    国語の読解力は、私はまさに学んだ成果と見ています。
    数学の計算、図形空間、数列、三角関数、微積分、証明も、どれだけ演習やってきたかにかかって来ます。今の試験方法が学んだ力を見るものですので。

    かりに、ペーパー試験やって、失敗しました。が、
    これで終わりでなく、一ヵ月後に類題同じようなものやらせて、得点伸ばしてきた、ならその一ヶ月間は学ぶ力があったと言えるでしょう。

    あるいは、「この大学学部で何をどんな方法で、どんな目的のために、どのような経験キッカケを通じて、学んでいきたいのですか?」 の面接なら ある程度わかります。

    よく科学者とかノーベル賞受賞者が述べてますが「何千回、何年間の失敗もおそれずに」なんていう学ぶ力があるかどうかは、そう簡単には測れないと思います。

    これは、教育学、心理学、学者、あるいは新入社員うんと入れて60まで面倒見た会社の採用面接記録など見て、メソッドを一律ではなく研究するのは面白いかもしれません。

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