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【3871615】歴史はロマン

投稿者: ひまわり   (ID:qDrhhjOE7IY) 投稿日時:2015年 10月 11日 13:59

古代史の理解を広めていきたいと思います。
仮説であってもその刺激感がたまりません。

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  1. 【3883312】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:XXULoPGPwTM) 投稿日時:2015年 10月 25日 10:24

    ひまわり さん

    >もう一つ驚くのは古事記に書かれている事が魏志倭人伝も描写されていると言う事です。
    古代から日本人は魏志倭人伝に紹介された風習をずっと続けている事。
    そのことを記載している古事記と魏志倭人伝が同じ事を伝えている事。
    古墳にしてもそうですが私が思っている以上に日本列島と大陸・半島の交流があった事を今更ですがすごく感じ入っています。

    うん、壮大なロマンですね、、
    話型に着目すると、キーワードは違えど、古事記に記載されている伝承に似た神話は中国、インドネシア、ニューギニアなどを中心とした環太平洋地域全般に伝わる説話と極めて類似しているという学説もあるようです。有名なのは例の「山幸彦・海幸彦」の交換説話などは「失われた釣り針」として、あるいは「因幡の白兎」などは智慧者物語として「小鹿と鰐」の寓話となって、マレー半島辺りの部族の伝承に酷似しているそうだし、、古事記の天孫降臨神話で語られる「美醜」の寿命説話は、「木の華と岩」が「バナナと岩」となって、現にニューギニアの現地部族で語り継がれているそうです(中西進、「天降った神々ー古事記をよむ」角川書店、1985)。

    >点でしか見ていなかったことが線で繋がることの感覚は痺れてしまいます。
    日本人がどうやって形成されていったのか?

    もちろんよく言われるように東北アジア系のみならず、ツングース、ギリヤーク系の血を受け入れている可能性もあるだろうし、あるいは東南アジア系のマラヨ・ポリネシアン系の血も入っているかも、、ただ古代史のいずれかの時点で、「我々は日本人である」と宣言する必要性が生じたのかも知れません。

    >古代の人々は大国の存在を知っていて、この島国が大国に飲み込まれない為の術を考えていたのではないかと。

    先に書いた通り、独自の「神話を編む」ということがこの必要性に迫られたゆえに、あるいは独自の暦を用いることになったのも、この必然性があるがゆえに、という見方ができるのではないでしょうか。

    紙つぶて さん

    話が飛びますが、横浜の神奈川近代文学館(港の見える丘公園内)で「柳田国男展」が生誕140年を記して開催されていますよ。既にご存知でしたら読み捨て置きください。

  2. 【3883338】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 25日 10:59

    人権規定と天皇・皇族との在り方につき問題があることは当然だ。
    だが、私がここで主に議論しているのは国民主権と天皇制との本質的矛盾だ。
    現行象徴天皇制は、本来廃止されるべきであった天皇制を残置させるための政治的妥協による方便に過ぎない。
    憲法学者はそれを明示した1条の解釈として、本質的に矛盾する存在でありながら、「政治的権能を有しない」との点を絶対要件として現行天皇制を合憲と解釈する。
    すなわち、天皇制自体が国民主権主義に本質的に違背する制度であることになんら変わりはないのである。
    したがって、これを解消するには、私が主張する天皇制廃止(日本国憲法の本旨にかなう)、あるいは自民党憲法改悪試案にある憲法改悪後の天皇元首化(但し、憲法改正の限界を超えるものとして憲法学者は反対)のいずれかしかない。

    なお、付言。

    本日午後2時から、法政大学で「安保法制に反対する学者の会」と「シールズ」「立憲デモクラシーの会」らの共催によるシンポジウムが開催される。
    本スレでも登場する樋口・長谷部両教授ら有名人も登壇される予定。

    マスコミで報道された通り、本来立教大学で行う予定であったが、同大学が不可解な理由でこれを拒否。学問の自由・大学の自治にあるまじ姿勢だと、世間から批判を浴びた。
    他方、法政大学は何ら問題なく会場貸与を快諾。双方の違いが鮮やかになった。

    大勢の参加者が見込まれる。
    ゆえに、ネット中継もあるようだ。
    むろん、私も学者の会の一員としてこれから法政に向かう。
    ご関心ある向きはぜひ。

  3. 【3883816】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 25日 22:03

    今日の法政大学でのシンポジウムは良かった。
    会場一杯の1、200名以上が集まった(その他、300名ほどの入場を断ったそうだ)。
    とくに、樋口先生のお話は何度うかがっても賛同する。
    まさに先生のお考えと私とは同一文脈上にあると感じた。

    また、本日初めて直接話を聞いた慶應の小熊英二教授の話は興味深かった。
    同氏による『単一民族神話の起源<日本人>の自画像の系譜』(新曜社 1995年)の一読をぜひお勧めしたい。
    とりわけ、非科学的で作為的な迷信を盲信する神話的「皇国史観」主義者らに対して。
    「皇国史観」の嘘っぱちを思い知らされることであろう。

  4. 【3883821】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 25日 22:12

    汚臭漂うあの糞溜めスレで、
    糞が銀バエに対して
    「どうしても叩いてしまう」だと 笑

    糞と銀バエとの親和性を感じさせるエピソードである。

  5. 【3883963】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 26日 01:48

    Don't lose your way
    With each passing day
    You've come so far
    Don't throw it away
    Live believing
    Dreams are for weaving
    Wonders are waiting to start
    Live your story
    Faith, hope & glory
    Hold to the truth in your heart

    If we hold on together
    I know our dreams will never die
    Dreams see us through to forever
    Where clouds roll by
    For you and I

    Souls in the wind
    Must learn how to bend
    Seek out a star
    Hold on to the end
    Valley, mountain, There is a fountain
    Washes our tears all away
    Words are swaying
    Someone is praying
    Please let us come home to stay

    If we hold on together
    I know our dreams will never die
    Dreams see us through to forever
    Where clouds roll by
    For you and I

    When we are out there in the dark
    We'll dream about the sun
    In the dark we'll feel the light
    Warm our hearts, everyone

    If we hold on together
    I know our dreams will never die
    Dreams see us through to forever
    As high as souls can fly
    The clouds roll by
    For you and I

    『If We Hold on Together』
    by Diana Ross

  6. 【3884045】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 26日 08:27

    >憲法との関連を問題にするのならば、天皇となることあるべき皇族の「権利」の問題としてでなく、 憲法上の公序との適合性を問う、というアプローチが採られるべきである。 (『憲法I』樋口陽一著 131 頁)

    その通り。
    「憲法上の公序との適合性を問う」とは、現行憲法と天皇制との適合性という本質的視点から議論するべきだ、との意味だろう。
    まったく同感だ。
    この間、数度に亘り樋口先生のお話を直接伺ったこの私はそう考える。
    樋口先生はキミたち反動派の基準からすれば、明白に「左派」である。

    なお余談。
    昨日のシンポで、シールズの奥田君はこう述べた。
    当初デモ行進のやり方が分からず、
    参考にしたのはあの『在特会』のHPだった、と。
    その瞬間、会場は爆笑に包まれた。

  7. 【3884210】 投稿者: 二俣川  (ID:6xt24Znwja.) 投稿日時:2015年 10月 26日 12:27

    まったく理解できない者がいる。
    分かりやすいように何度も説明しているにも関わらず。

    私は「制度論」を主張している。
    樋口先生含む圧倒的多数の憲法学者らは、人類普遍の原理たる国民主権主義と世襲天皇制とを本質的に相容れない(矛盾)存在とする。
    すなわち、天皇制は当時「廃止」を主張する連合国内多数派とGHQとの政治的妥協の産物の結果、方便的に現行憲法1条において「象徴」天皇制と形を変え残置されたものに過ぎないからだ。

    そこで、憲法学者らはその解釈として、天皇が「政治的権能を有しない」との要素を絶対必要条件として、ギリギリの範囲で現行1条を以って合憲と解した※。

    だからとて、制度論としての本質論は別である。
    世襲制である天皇制が、今だ現行憲法の基本原理に違背しているという前述本質的事実になんら変わりはない。
    この意味で、樋口先生ら憲法研究者多数と私とは同じ次元に立つ。

    そもそも樋口先生の謦咳に触れた者であれば、
    同先生の学問がおよそ「戦争法案賛成」の輩に支持されるものではないことは明らかだ。
    本掲示板に巣くうあの反動に支持されたと知れば、苦笑なさるに相違ない。

    ※ゆえに、天皇制に関わる憲法解釈は常に縮減的・制限的観点から行われるべきことになる。
    皇族の範囲拡大や女性宮家創設など、まさに真逆である。荒唐無稽な寝言だと言わざるを得ない。

  8. 【3884266】 投稿者: ひまわり  (ID:qDrhhjOE7IY) 投稿日時:2015年 10月 26日 13:37

    こんにちは。

    冷静にかんがえると様

    >古事記に記載されている伝承に似た神話は中国、インドネシア、ニューギニアなどを中心とした環太平洋地域全般に伝わる説話と極めて類似しているという学説もあるようです。

    インドのタミル語が日本語とかなり近いので西方とはなんらかの繋がりがあるのかしらと思っていましたが、ニューギニア!バナナですか!
    日本では美女でニューギニアではバナナですか。。。面白いなあ。
    いや、旧約はりんごですからバナナがあってもおかしくないのですが。
    これは似通っているのは偶然なのか?それとも日本かニューギニアかどちらかから伝わったのか?
    バナナはその実ももちろんですが実になる前の花のがく?(バナナの赤ちゃん)や幹の柔らかい部分も食べれるそうですから、神話にも登場する大事大事な食べ物なんでしょうね。
    私は半凍りにして軽くシャーベット状にしたバナナにチョコとお酒をかけていただきます。冬場、おこたに入って頂いて、美味しいんです。

    >先に書いた通り、独自の「神話を編む」ということがこの必要性に迫られたゆえに、あるいは独自の暦を用いることになったのも、この必然性があるがゆえに、という見方ができるのではないでしょうか。

    私は、人が力を必要とした時代、古代という時代は力のみをもったものが支配するものという先入観で歴史を見ていました。皇統もそうです。
    ですから何らかの王朝交代があったであろうと雑な情報で考えていたのです。
    力だけではない、必然性により皇室と言うものが出来上がっていった日本の成り立ちは、世界でも稀有なものではないかと思います。

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