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投稿者: あおいとり (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44
いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?
私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。
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【4293382】 投稿者: あおいとり (ID:DnZVzG0YO7g) 投稿日時:2016年 10月 20日 18:40
芸能/エンターテイメントがどんなプロセスで「古典/教養」化していくのか、ということを考えるとき、私が思い浮かべる実例のひとつは、昔の人気テレビ番組「8時だョ!全員集合」に対する、放映当時から今日までの約30~40年で社会的評価がどう変遷してきたか、ということですね。
私がリアルタイムで見ていた頃には、
「過激だったりお下劣だったりでお堅いオトナからは眉をひそめられながら笑い転げて見ていた番組」
だったのが、
「使用音楽やゲスト人選、構成の細部まで緻密につくりこまれた、今日では到底再現し難い番組」
というふうに妙に神格化される?ようになってきたのをみていると、
(そうか、もはやドリフも「古典」なのか…ああ、あの時代は本当の意味で終わってしまったんだな)
と一抹の寂しさを覚えます。
…思い切り世代バレやな(^_^;) -
【4293396】 投稿者: 酒好きTOEICer (ID:Ggb9LrShoLM) 投稿日時:2016年 10月 20日 19:00
そもそも中学生以降、下手すれば大人にってからも何百時間何千時間と英語の勉強をする将来が予想される以上ことさら受験算数を最重要視したがるのは論理的思考能力に難があるのではないでしょうか?思考力に問題がないのであればキャリア意識が低く今後のエリートコースを歩む上で資質的に難があるのではないでしょうか?
多くのライバルが英検準一級をとって有名中学に進学することが予想される場合英語を軽んじて受検算数などをやっている場合ではないという思考が普通になるでしょう。
英語はやってないと忘れるので英語上位層もこれで十分、とは思わずに
受験の配点が高い学校を志望して学力維持のカンフル剤とするでしょう。
今後受験算数は英語含めた学力全般が高く最難関が安泰な人間の趣味的な勉強になると思われます。ちょうど今の数学オリンピックがそんな感じです。 -
【4293413】 投稿者: パズル (ID:wrJ9OiAvOxU) 投稿日時:2016年 10月 20日 19:24
能にしても歌舞伎にしても、元々は大衆の楽しみだったわけですから、あまり堅苦しく考えないで、まずは楽しむことから始めれば良いのではないでしょうか。
芸術だの伝統文化だの難しく考えないで、取りあえず劇場に足を運んでみてはいかがでしょう。
狂言なんて、若い方でも充分に楽しめると思います。
落語などもいいですよ。私が初めて生で聞いたのは、桂米朝さんでしたが(小学校4年生の時)なんて面白いんだろう!と魅了されました。
子供でも、いいものは理解できます。取りあえず触れてみることが大事だと思います。
絵画にしても、例えば浮世絵なんて今のポスターやブロマイドのようなものですよね。変にありがたがるよりも、まずは素直に楽しむところからだと思います。
それに日本の文化と言っても古典だけではなく、アニメや漫画だって立派な文化です。
日々の生活の中で楽しみながら、少しずつでも知識を深めていけばよろしいのではないでしょうか。 -
【4293432】 投稿者: 酒好きTOEICer (ID:Ggb9LrShoLM) 投稿日時:2016年 10月 20日 19:42
小学生英検準一級≒早慶文系合格内定 >早慶付属 ≒ 麻布・桜蔭
早慶で十分な層にとって英検準一級まで取った上に
受験レベルの算国理社を追求するのはオーバーワーク
早慶文系が強い女子校なども同様でしょう
早慶付属・難関・中堅女子校から
100人-200人前後は 英検準一級・算数抜き入試の需要は出てくると見ました。これなら学校一つ作れます。
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【4293444】 投稿者: 文章修行 (ID:eyVaCpatxiY) 投稿日時:2016年 10月 20日 19:52
>フランス行くと、美術作品について、ドイツなら音楽について延々と語れる人が多くいますし、
>いくらか教養のあるひとランダムに、パリとかロンドン、ウィーンあるいはニューヨークで聞くのと、東京で聞くのとえらい差がありますね。
どれぐらい御自身の経験から語っていらっしゃいますか?
ドイツ人でクラシック音楽を日常的に聴く人はかなり学のある人でもとても少ないですよ。1割もいるかな?コンサートホールは白髪の老人ばかりです。
イタリア人でイタリア美術やオペラ、イタリア映画について長々と語れる人も
とても少ない。Giuseppe Sinopoliなんか誰も知りません。でも、40代の人ならほぼ100%がマジンガーとグンダム(ガンダム)を知っています。これってかなりの日本かぶれじゃないですか?(笑)
ヘンリー・ムーアの子供とパブリック・スクールで同級だったというオックスフォード出の人が知り合いにいますけど、別にイギリス文化にそれほど詳しいわけでもないですよ。Ian McEwanの名前すら知らなかった。
バラードさんはきっとダボス会議の出席者とでも知り合いなのでしょう。 -
【4293480】 投稿者: あおいとり (ID:DnZVzG0YO7g) 投稿日時:2016年 10月 20日 20:33
そういえば、中国人は案外三国志(演義)を知らないという話もよく聞きますね。
言い出せばきりのない話で、よくいわれるのは「地元民は地元の『名所』には行かないもの」京都人は寺社巡りはしないということもよくいわれるし、大阪でン十年過ごした私も通天閣には登ったことがない。
ある意味、今日の文化・教養というのは「コンテンツとしての『交換価値』」で成り立っている面もありますね(^_^;)それは日本だけでなくてどうも世界的にも似たようなものみたい。 -
【4293705】 投稿者: 東大理系OB (ID:EQnQmVj8zqI) 投稿日時:2016年 10月 20日 23:41
変なところに反応しますが。。。。。
全体、本筋に関係ない横道です。
ロンドン、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコなどでは、クラシック音楽の客層、演劇の客層と、ミュージカルなどの客層は、あまり変わらない感じがしています。
カーネギーホールの平土間の真ん中や、オペラ座(ガルニエ宮)のロイヤルボックス脇コンパートメントでも、意外に若い人が多かった。
年よりばかり、という感じもしません。
だから、若い人の間に、クラシック音楽や、ややこしい現代劇が広がっている、というようにも思わないんですけれどね。
ただ、うらやましいと思うのは、ルーブルでも、ウィフィッチィーでも、大英博物館でも、学校の先生が小学生を先導して、クラスで美術品を鑑賞する場面に遭遇します。日本より、はるかに、世界的名画との物理的距離が近く、たとえば「ヴィーナスの誕生」など、ガラス一枚で、顔をキャンバスから10センチくらいまで近づけます。小学生は、こういう空間を体験しながら、車座に座って、先生の解説を聞いています。この中の何%かは、本物の教養人になるのではないか、とか、ぼやぼや考えています。
イギリスのそれなりの知識人がMcEwanを知らないのも驚きですが、一昔前に比較して、現代のエグゼクティブは、教養という意味では低下しているかも知れません。アメリカでも日本でも、投資銀行などで巨万の富を築く人がいちばんエラい、みたいな風潮があり、こういう人の価値観は、無条件に、いくら稼いだか、だけ、だったりしますので。
反知性は、上下両方から蔓延しているのかもしれません。
#さらに余談です。
Ian McEwan、原書で読むと、味わい深いですよ。しかし、読み解くのに幅広い教養を要求するし、語彙レベルは非常に高いし、、、、。ということで、ご興味があれば、気合を入れて、チャレンジなさってください。洋書を読み慣れていない方には決しておすすめしません。日本語訳も出版されていますし。
しかし、チャレンジ精神のある方は、読んでみて、がっかりすることは無い、と断言します。
最新作、Sweet Toothは、まだしも、多少、読みやすいです。 -
【4293800】 投稿者: アメリカン (ID:RYoS.l0T.uM) 投稿日時:2016年 10月 21日 01:36
横話、大好きです。
教養って何でしょうね。通ぶっていても、心が伴っているかどうかは、好きな人にはバレるものです。
(さすがにGiuseppe Sinopoli は有名じゃないかなぁ・・・。)
“目指せ教養人”は、妙に要領だけ良くて、超有名人しかセレクトしないんですよね。忙しさを理由にしつつ、足繁く通う情熱はないから。本当に好きな人は、マニアックなアーティストの中にも良さを認め、時間を割いています。
文化は、結局生に接するのが一番なので、満喫するには手間暇かけなければいけない。
例えば花火鑑賞ひとつとっても大曲や土浦は、スケールが段違いだし、デパートの生花展を観た後、假屋崎省吾さんの展示を観ると、なぜあれほど有名になったかを実感します。
音楽でも美術でも、特に音楽や歌舞伎や相撲は、コストも結構かかるから、文化人を目指すのは多少厄介かもしれません。
スペシャリストが、芸術を好きである必要はないと思いますが、なぜか教養として求められてる感がありますよね。
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