「女性宮家創設」へ｜掲示板スレッド

まず、読み返してみると、通説の説明が日本語としてなってなかったので以下の通りに訂正します。失礼しました。

「主観的要件、つまりアイデンティティを感じる集団であることが民族成立に共通する唯一のメルクマールという定義」

自由さん

＞例えば、ある民族の人が、大和民族に征服された負の記憶を「民族の記憶」として内在している場合に、
我々は日本人として、どのような態度をとりうるのか。
それは、ひとつのテーマではないだろうか。
例えば、
自分も大和民族だと思ってないし、君も○○民族なんてやめようよ。俺たちのことではなくて、ご先祖どうしのことではないか。

このような態度は、妥当であろうか？
（改行詰めました）

おっしゃる「我々は日本人として」は、大和民族として、ではなく、被征服民族も含み、今の日本という政治的・経済的共同体に、文化的・精神的な共同体を構築できないかという視座だと理解します。

僕も自由さんと同様の疑問を自分自身に問いかけてきました。おそらくこれが現在日本という国を成り立たせる最も有効な視点だと思うので。

まず、このためには「差異」を認め合うことが前提だと思います。同一性だけに着目することは、特に多数派側からなされる場合、同調圧迫、新たな抑圧のようなものとなり、溝を埋めるのを難しくすると思います。

差異を認め合ったうえで、日本人を包摂する、我々、俺たちというアイデンティティがどのように成立するのか、これが重要だが難しい問いだと思います。

おそらく80年代までは経済的共同体意識がアイデンティティを提供していたのではないかと思います。外からはエコノミックアニマル、日本株式会社と言われながら、日本人としては、全体が経済的諸条件の向上に一丸となっていた感覚があったでしょう。外から悪しざまに言われることがかえって共同体意識を高めたとも言えます。勿論貧困もありましたが、そこは社会主義的ともいえる諸策で貧富の差を埋め、貧富によって引き裂かれないようにしてやってきたわけですよね。

しかし、今はそこにはちょっと頼れない。成長は鈍化し、貧富差は拡大しているし、それに対し政府の打ち手は限られている。経済的にはこれからも裂け目は広がっていくのだろうから、経済的共同体意識の上に共通のアイデンティティを築くことは難しい、だろうと思います。

政治はちょっと心許なく、これに共通のアイデンティティを感じるとは思いにくい。

では、何か。僕の仮説は実は2つあるんですが、1つは省いて、憲法の共有ではないか。憲法の下で生きていることが日本人の共通点であることは明らかなので、日本人のアイデンティティにはなりうる。ただ、ここにアイデンティティを建てるとすれば、いままでよりずっと掘り下げることが必須であると思います。その意味では、改憲という観点から議論することも有用でしょうね。

僕は、この観点から見た場合特に天皇の位置づけが最も重要だと思っています。憲法に書いてある通りだとすれば、天皇は日本人のアイデンティティとして有力です。国民の総意による、統合の象徴ですから。僕もその可能性はあると思っています。我田引水かもしれませんが、日本の経済力が相対的に弱まってきた時期と、天皇を再評価・再定義しようという動きが出てきた時期が一致しているのは何かを示唆している。しかし、憲法にそう書いてあるからアイデンティティを感じろ、というわけにはいかない。国民の側からどう捉えなおすかだと思っています。



ひまわりさん

政治的行動とか優遇措置の問題を除き、あくまで内心の問題、何にアイデンティティを求めるかという問題として考えたとき、自称○○民族が出てくることは問題でしょうか？。

単に島だからだよ。日本は。つまりガラパゴス。笑


狭い国土から海を越えて、他にゆくことが容易でない。文化の流入は海を超える技術の進化次第。こうした物理的障壁が日本人のアイデンティティ、特異な文化と意識を醸成する。

アイヌの民族性についても津軽海峡があるからね。沖縄も海がある。今は鉄道や航空などの運送技術、ネットなどの通信技術が発達しているからこうした民族性は薄れていくだろう。

w

陛下君

いちいち現れて、

議論のレベルを下げるのは、

やめたまえ。

笑

＞日本の経済力が相対的に弱まってきた時期と、天皇を再評価・再定義しようという動きが出てきた時期が一致しているのは何かを示唆している。

経済力もあるけども、やはり、中国なり、韓国なりの高圧的な外交姿勢が大きな原因になっているだろう。

例えば、

最近の嫌韓ブームだが、その世論がいつ出来たのか、分岐点がいつだったかというと、おそらく、2012年8月の李明博大統領の天皇謝罪要求である。

多くの日本人はそこまでは忍耐強く我慢してきたが、韓国大統領の天皇謝罪要求の瞬間にキレた、それが実態なのだろう。

野田前首相がブログで証言しているが、
何も、安部首相の右傾化により韓国が高圧的になったわけではなくて、民主党政権時に韓国政府が引き金を引いたのである。

多くの日本人にとって天皇は日頃、意識しない存在だが、外圧がかかると、一気に国民の意識に駆け上がる、そういった存在であろう。

憲法でコントロール出来るか分からぬが、

＞僕は、この観点から見た場合特に天皇の位置づけが最も重要だと思っています。

これに同感である。

＞最近の嫌韓ブームだが、その世論がいつ出来たのか、分岐点がいつだったかというと、おそらく、2012年8月の李明博大統領の天皇謝罪要求である。


この件については過去の女性宮家スレに書いたことはあるが、
李明博氏は天皇に謝罪要求したのではない。
大統領の真意は天皇訪韓によって日韓関係改善を図る提案であったとハッキリ言い訳している。
事実を捻じ曲げてはならない。


2012年9月9日　朝日新聞デジタルより一部抜粋

　李大統領は５日早朝、大統領府に専門家らを招き、約２時間にわたって日韓関係について議論。協議参加者らによると、李大統領は「私の発言がねじ曲げられて日本に伝わっている」と述べ、強い不快感を示した。

　また、「過去の問題が浮上するたび、日本との関係が悪くなる。この悪循環を天皇の韓国訪問で断ち切れないか。何とか自分の任期中にケリをつけられないか」という趣旨の説明をしたという。

　８月１４日の李大統領の天皇への「謝罪要求」は、天皇訪韓に条件を付けたものと日本側では受け止められていた。しかし、韓国政府関係者は「まず謝罪ありきのように強調されるが、一気に懸案を解決するには天皇訪韓ほどの大胆な決断が必要ではないか、というのが大統領の本意だ」と補足した。

　野田佳彦首相が謝罪と撤回を求めた「天皇発言」について、李大統領は竹島訪問以上に日本の反発を招いているとの報告を受けた。李大統領は外交ルートを通じて日本政府側に説明するように指示。すでに日本政府側に伝わっているという。

朝日新聞かよ


笑

当時、日本の国会で、与党だった民主党、自民党、公明党など多数で可決した天皇謝罪要求撤回決議も行われたような重大な話を

韓国大統領が言ったという「いや、そんなつもりは無かった」と朝日新聞の記事で済ませるのも、おかしな話だろう。

民主党の野田前首相が、8月18日ブログで以下のコメントを掲載しているが、現在の日本社会の嫌韓ブームは、明らかに韓国政府から能動的に日本バッシングを仕掛けた結果、その反動で起きたものである。


＞日韓関係の冷却の原因を日本の右傾化とする韓国側の主張は、現在の安倍政権を意識したものでしょう。しかし、両国関係の悪化は残念ながら既に野田政権の時から始まっていました。その時、日本は右傾化していたのでしょうか。むしろ、ナショナリズムとポピュリズム（大衆迎合主義）を連動させる動きが韓国側から始まったと見るべきでしょう。

ふうさんが韓国にキレたのもこのためだったな

韓流おばさんを嫌韓おばさんに変える破壊力だった


笑