「女性宮家創設」へ｜掲示板スレッド

先生は、
　世の中から大企業はなくなってしまえ！
　大企業がなくなったとて、我われ国民は一向に困らん！
と考えますか？

そこまで考えた上で大企業を批判なさっているのであれば、それはそれで結構ですが、
　大企業は我われのためにたくさん稼いでたくさん税金を納めるべきである
というのであれば、それは、あまりに見識のない発想だと思いますよ。

大企業って社会的なインフラをたくさん使うし、国内の消費者の可処分所得を吸い上げる力も違うし、応分の利益を得るならまだしも、力って集まりだすとそれ以上の優遇を受けるから階層が固定化して既得権益が生まれやすいんだよね。笑







w

>応分の利益

これが難しいんですよね。
だって、今はもうすでに高度経済成長期とは違って、日本がものをつくれば世界が買ってくれる時代じゃあないし、「日本の経済」というのも日本国が頑張っただけではいかんともしがたいという世界になってしまっているのだから。
その上で、そもそも「応分の利益」を計るなんてできやしないし、では、その「応分の利益」をどんなスパンで計るかと言えば一年単位に精算するというのも難しい（いつどんな理由で世界の経済情勢が変わるかわからないしね）。
そんな状況で、単純に労働者の働きやすさや生活とのバランスだけをもって企業を規制してしまうと、それこそ「共倒れ」になってしまうってこと。

リストラにしたって、それはリストラされる側のことを考えれば「酷い！」という話になるけど、リストラなどの痛みを伴う改革をしなければ「総崩れ」してしまう恐れがあるのだから一概に企業ばかりを責めるわけにはいかないのだと思う（決して、リストラはあってしかるべき制度だとは言いませんが）。
ゴーンさんの日産にしたって、最近のパナソニックにしたってリストラなしに経営の再建はできなかったんですよ。
今、それらの会社で働いている人達はリストラされた方々の犠牲のもとに生きていられるとも言えるのではないかと思います。
そういう人達は、決して、会社批判ばかりはしないでしょう。

どちらか一方ばかりを悪者に仕立てあげ、「対立」を煽るだけでは何も前進しないのではないかと思います。

企業も労働者も前向きに思考できる労働環境というものが求められているのではないでしょうか。
というか、そういうことを考えている企業は少なくないはず。
そういう前向きな企業およびそこに働く労働者については手厚い支援をしてあげるなどの施策を講じる方が「明るい未来」を感じます。

＞＞あちこちに、500円のいちごのパックを買えない親がいるとも思えん。

＞そうかな。

ええっとですね。
「買う人はいない」のであれば、そもそも、スーパーでそんなもの売るはずないと思いますが、、、

それと、先生はその母親が買ったものを全て確認なさったのですか？
もしかしたら、ブランド牛肉を買っていたかも知れませんよ。
「今日はお父さんのために牛肉奮発しちゃったから、いちごは我慢して」という発想だったかも知れません。
いちごを買わなかったという事実だけをもって、その家庭の財布事情を計るって、あまりよい趣味とは思えません。
それに、誰が何を買ったかをいちいち確認するのもやめた方がいいと思います。
「怪しいおじさん」だと思われちゃいますから　笑

老婆心ながら（老婆じゃないけど　笑）

＞その母親が買ったものを全て確認なさったのですか？




ハイ。レジまでいって確認しました。笑




w

むろん、他人様の買い物かごを覗くような趣味はない。
但し、その場にあれば、たとえあなたであっても私と同じ気持ちになったと考える。
要は、想像力の問題である（ROMされる方々には、私と気持ちを共有される方々もあろう）。

さて、本論へ。

＞ゴーンさんの日産にしたって、最近のパナソニックにしたってリストラなしに経営の再建はできなかったんですよ。
今、それらの会社で働いている人達はリストラされた方々の犠牲のもとに生きていられるとも言えるのではないかと思います。
そういう人達は、決して、会社批判ばかりはしないでしょう。

その通り。
ゴーンは、労働者や下請け企業に過大の犠牲を強いた反面、自らは当時から法外な役員報酬を受けていた。
また、悪名高き日産の御用労組の労働貴族どもも、自らの保身のため事実上それに加担したのである。
そんな連中が、どの口をもって「会社批判」できようか。

＞どちらか一方ばかりを悪者に仕立てあげ、「対立」を煽るだけでは何も前進しないのではないかと思います。

まったくの誤解。
憲法の労働基本権や労働法への理解不足か。

「グローバリゼーションの中で国際競争が激化する今日、労働法は悪者扱いされやすい。
しかし、安上りの使い捨て雇用を増やしても、『人間らしい』くらしは後退する一方だ。
不安や差別あるような職場には競争に参入する活力も生まれない。
こういう時代こそ、グローバル化された労働基準に合わせた労働法の復権が必要だと思う。
『公正と平等』を実現するための法規制は決して譲れない。浅倉むつ子早大教授『労働法』（有斐閣アルマ）」

まったく同感。
安倍政権による一連の労働規制緩和攻撃は、今日も額に汗して働く労働者を奈落の底へ追い落とす亡国への道である。
またそれは、これをROMする多くのご家庭とも無縁ではない。

＞先生は、
　世の中から大企業はなくなってしまえ！
　大企業がなくなったとて、我われ国民は一向に困らん！
と考えますか？


とんでもない。
彼らが我々の生活の向上に果たした功績は十分に評価している。
しかし、現状は大企業に甘すぎるということである。
今日の彼らの繁栄の陰には、多くの労働者や下請け企業の涙がある。

また周知のように、安倍による円安政策で大儲けしているあのトヨタは、
この5年間に亘りわが国に一円の法人税も納めていないという。
たとえ、それが「合法」的に処理されていたとしても、
中小零細企業や労働者からすれば理不尽な話である。

わが世の春を謳歌する自動車業界。
そのトップランナーであるトヨタのあの世襲社長や役員連中は、
昨年一体いくらの役員報酬をお手盛りで決め、フトコロしたのであろうか。
また、割り当てられる潤沢な接待交際費をどのように費消したのであろうか。

大好きないちごを買ってもらえず、悲しそうな顔をしたあの女児の気持ちが胸に刺さる。
彼女の若い父親は、決して多くない給与から所得税などを支払っているはずである。

同じ国で生まれ生活していながら、この違い。

おかしいだろう！