歴史はロマン｜掲示板スレッド

たとえば、プロ・レーバーの論客・沼田教授は次のように述べた。

「（前略）逐次、全体主義的な（自由主義的粉飾を通して、且つ専制的独裁的な民主主義概念によって）、統制原理を打ち出さねば措かないであろう。現に、その方向への準備となる政治的措置は着々と進められているようである。『労働法論序説』（法律文化社）96頁」

アベ内閣による過剰な家父長的パターナリズムによる国民生活への露骨な介入。
たとえば、教育基本法改悪、国旗・君が代強制、国家主義的価値観での道徳科目再編、
さらには「女性が活躍する社会」「一億総活躍社会」等々。

また、当初の竹中・八代らを用いた小泉路線継承による乱暴な市場原理主義路線。
ところが昨今の相矛盾する経済界への露骨な統制的介入の数々。
たとえば、執拗な賃上げ要請・企業内部留保に対する課税恫喝による支出強要等々。

「国際資本主義の脆弱な一環であり、それ故に世界恐慌からの切り抜けは非常の手段を以ってしなければ不可能な状態に追い込まれた国々において、ファシズム政治体制と統制経済とは顕著に進められた。ヒトラーのナチスは、貧困その他の社会的害悪を資本制社会にではなく、ヴェルサイユ世界体制に帰することによって国粋主義・排外主義を煽り、労働者階級の分裂に応じて台頭した。沼田稲次郎『前掲書』101頁」。

これは、アベ政権誕生とともにより露骨化した自民党政権お得意の『産経』等三流御用新聞を用いた反公務員キャンペーン。
同時に、アベの盟友であるハシシタ・ヒトラー元市長ならびにその走狗である野村修也弁護士らによる一連の違法な大阪市労働者・組合攻撃等々。

いずれも、民間労働者らの離反促進を画策した労働者分断策動の一環である。
残念だが、知見乏しき一部労働者らはその罠にはまってしまった。
その結果が、ＯＥＣＤ中最悪レベルの社会的・経済的格差あるわが国の惨状である。

この年末になり、気の毒な犠牲者らが自ら命を絶つ悲劇が今日も懸念される。
アベ政権になり自殺者の増加も異常な数字を見せてしまっている。
アベの退陣実現こそが、この国の喫緊の課題である。
もはや、残された時間は多くない。

今日も空港では、年末年始を海外で過ごす人々で賑わおう。
他方、この寒空に身を寄せる場所すらなく、
日差しのある日中に睡眠を取らざるを得ない多数の路上の人々の存在。

彼らを「自己責任」「怠惰」等々の無責任な言辞で切り捨ててしまってよいのであろうか。
果たして、彼らだけの責任であろうか。
アベ政権の「恩恵」は、支配層・大企業にのみ浴したのではないか。

間違っている、アベ政権は。
こんな社会にしてしまった政権が、およそマトモであろうはずがない。
自公両党は恥を知るべきだ。
高齢者にはした金をばらまいて帳消しにできる問題ではない。

社会的問題に目をつぶり、小さな幸せだけの固執に小心翼々の愚民たち。
自覚と勇気なき愚物たちは、荒波に揺れる小舟の如くただ打ち震えるだけ。
そんな連中に、「哀れ」以外かける言葉はない。

心ある人々だけが、社会の主人公として資本主義の生み出す諸矛盾を克服して行くのであろう。
自己運動の結果、矛盾ある物はやがて消滅して行く。
社会の発展、科学の進歩しかり。
資本主義もその例外ではない。
それらを促すものは、我われの自覚ある学習と運動である。

わが国の社会的矛盾から目を逸らせるために、無関係な事象をでっち上げて糊塗する。
先に紹介した如く、世界共通、戦前からのファシストらの常とう手段である。

たしかに、韓国社会に問題点は存する。
だが、それをもってわが国と比較することは妥当ではない。
原因が異なるからだ。

このようなお為越しにすらならぬ稚拙な妄言に、
我われは騙されぬようにしなくてはならぬ。
わが国の問題は、自ら解決する。
その契機が、アベ政権の退陣である。

人間世界に完全完璧は無い。人類史上最良の社会である自由民主主義と自由資本主義の世界にも欠点がある。その欠点を針小棒大に過大評価して自由社会を否定する事は間違いである。現代日本社会、安倍総理についても同じである。いずれも最良の社会、最良の首相である。

12月27日NHK教科書が変わる 日本人のルーツを探る旅より

国学院 小林達雄名誉教授によると、新潟馬高遺跡で発見された縄文土器
火焔土器は縄文中期5000年前頃の物であるが、土器の中におこげあり。
煮炊き用土器であったとか、スッポン、牡蠣、猪肉、きのこ いも等で、
煮炊きしてたらしい。焚き火、炎の中に材料水を入れた土器を置き調理
スタジオで試食していた。
素材の味、だしの味とゲストも感想語る。現在我々が食す鍋料理の原形である。

ロンドンのオークションで土偶がなんと19000万円で落札されている
5000年前の長野尖石遺跡一帯300ヶ所の縄文遺跡から二体の土偶が国宝になっているが、女性をかたどった縄文ビーナス、顔を仮面で隠した仮面の女神
いずれも妊婦臨月の土偶であり、生命誕生に神秘を感じ、無事を祈った
縄文人の豊かな心情が現れ伝わって来るかのようであった。

日本列島、沖縄から北海道、ウラジオストク半島広く伝わる新潟糸魚川産の
ヒスイについてである、光をあてると蛍光 緑の光を発する。
当時としては、神秘であり最高の宝石であった。航海術を持ち合わせた
縄文人が船で運んだ。
ヒスイはダイヤモンド並みの硬さであるが、石英というこなを竹の先につけ
切りのように穴を開け、紐を通し、首飾りにしてたそうだ。

Natureの論文にも縄文時代が取り上げられる時代になり研究が加速している。
30000年前に海を渡った縄文人の航海術を再現するため当時の製法で船を製作
台湾から与那国島100キロを横断する実験が、国立科学博物館海部氏を中心に
人類学者研究グループがおこなっている。
考古学者グループは従来の定説にこだわる余り動きは鈍い
しかし、科学の進歩によるDNA解析、稲の遺伝子解析などの結果
人類学者が貪欲に最先端のパイオニアとなり、さらなる発見が相次ぐと思う。

近い将来、番組名、教科書が変わる時代が必ず来ると確信した次第である。

自由さん

了解しました。ヤタローさんのお勧め本と併せて注文しました。次回帰国した際にピックアップします。この本にプラントオパール分析で年代が確定できること、プラントオパールのDNA解析を行ったことが書いてある箇所があるということですね？

また、僕はウィキを参考文献検索のために利用することはよくありますが、ウィキの記載そのものは信用していません。特に日韓がからむと、左右いずれかに偏向した記事が多いので。

半島の熱帯ジャポニカについてはヤタローさんからご教示いただいた内容で了解しました。