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投稿者: あおいとり (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44
いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?
私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。
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【4260885】 投稿者: 人事 (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 25日 11:30
英会話が音楽や体育と同じというのは皆さんご存じかと思っていましたが、意外とそうでもないのかな?
ただ、主要教科かどうか、はまた別の話でしょう。頭を使うものが主要教科とは限らない。世の中で必要とされるものが主要教科。平安時代は和歌が、近代ヨーロッパはラテン語が主要教科だったでしょう。 -
【4260912】 投稿者: 酒好きTOEICer (ID:jm93oOafz0w) 投稿日時:2016年 09月 25日 11:55
実用上は算数・数学を軽視して英語の配点増やすと国語力も上がると思います。受験で英語を重視したくない、という議論は実は日本語・国語を軽視していると思います。
高校・大学受験にかけて女子・文系/文系志向は国語・英語が高い傾向にあります。日本語・国語を重視するということは女子・文系/文系志向に高い評価を与えようとすることに他なりません。
共学で定員に男女枠を設けない場合英語の配点を上げれば女子が増えて国語の学力/素質が高い層が入ってくると思われます。小学校英語の男女差を仮に0として共学の試験で算数の配点を英語に丸々置き換えると女子が増えます。英語で集めた女子が特別に国語が苦手でない限り合格者国語力・問題文の難しさは上昇します。特別に国語が苦手な英語強者、は帰国子女が多いでしょうが理・社・国を日本語の問題文で問えば十分スクリーニングできるのではないでしょうか。 -
【4260938】 投稿者: 人事 (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:25
英語ができる人は国語もできるというソースを示してください。
あ、日本人に限ります。アメリカ人なら当たり前ですから。 -
【4260941】 投稿者: バラード (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:28
国語や英語の話になっていますが、それぞれ語学としての文法や語彙などとともに
だいたい難関入試になると、コンテンツそのものが理解できるかどうか、幅広い知識があるとないとでは、全然違ってくると思います。
どちらにしても新聞、朝日読売毎日なんでもいいですが、NYタイムスなど、年間通して読んで理解できる、考察できる力があるかどうかなど、、レベルを測る問題が多種出てくるような。
これは、社説や評論もありますが、内容が哲学、芸術、スポーツ、日常社会から
歴史や科学にわたるのでほんとに多彩です。
これは、リーディングの話だけでなくリスニングや会話も同じでしょう。
東大でかつて出た、レンブラントの絵画とか時代背景、カナダのピアニストグレングールドのバッハに関する評論、NYタイムスなどでも、アメリカ国内の人種や言語の移り変わりとか、それぞれの国や州の対応なんか。
小林秀雄の「モオツアルト」という評論がありますが、これ弦楽五重奏ト短調の冒頭は、哀しみが疾風のごとく、涙がとまらない、、なんて内容で、たぶん知ってないとこの本読んでもちっとも面白くないはず。
東大生でさえ、村上春樹は読んでそのまま理解できるけど、大江健三郎はいくら読んでも理解できない、何を言っているのかわからない、、とか。
科学系の評論や論文抜粋なども国語や英語で出たら、わからない人多数。
やはり、言語能力とともに文化教養、歴史や風習、社会、科学から哲学、芸術までどこまで食いついてくるのか、難関入試では試しているのかもしれませんね。
これ、たぶん算数数学も同じことと思ってます。 -
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【4260945】 投稿者: あおいとり (ID:1D.pBYRGdMA) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:34
TOEICさんの命題を端的にいうと
「受験算数を切り捨てさえすれば日本語と英語の体得は共存できる」
という話のようなのだけど、この命題の真偽についてはかなり判断に迷いますね…
先のフィンランドも計算は電卓にやらせて英語は小学生から入るらしいことを考えるとあながち偽という結論では片づけにくいし。
一方韓国がどうやって英語体得の時間リソースを捻出したかというと、結局漢字を捨てることでそれを獲得したわけですよね。(韓国の場合、ハングルの構造が基本的にはローマ字と同じであることもアドバンテージのひとつかも)
ただ、子どもの言語獲得のプロセスは成人学習者のそれとは大幅に違うのですよね。具体的にいうと子どもが10数年がかりでひたすら試行錯誤で体得することを成人学習者は主に文法というツールに頼って数年で達成しようとします。子どもの言語獲得プロセスは大人が思っているよりずっと非効率的なのだけど、それでもその非効率は避けて通れないものです。 -
【4260946】 投稿者: 人事 (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:39
バラードさんの仰っていることは前の私の問題提起の関連ですね。
英米の歴史や文化や各種雑学を知っていると英語の試験にも有利、で良いのか、それとも試験科目としての英語は語学の運用能力を測ることに徹するべきなのか。もし後者なら、日本語には翻訳されていないマイナーな書評などを出題すべきだと思いますが。 -
【4260950】 投稿者: あおいとり (ID:1D.pBYRGdMA) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:45
あと、日本の場合「母語ベースの文化水準の高さ」が問題を難しくしている面もあります。
母語ベースの文化が日常生活レベルの会話どまりであり、高等教育は英語やフランス語で受けなければならないような社会であれば、母語体得の負荷からして大して高くはなりません。そういう社会では10歳になるかならないかのうちに母語の学習は終わってしまってもいいわけです。しかし日本は近代化のプロセスでその道を選ばなかった。それがいいか悪いかはともかく。 -
【4260961】 投稿者: 酒好きTOEICer (ID:jm93oOafz0w) 投稿日時:2016年 09月 25日 12:54
人事さん
>英語ができる人は国語もできるというソースを示してください。
大学・学部・定員が揃ってれば大体文系、女性は国語・英語が得意じゃないですか?センター試験の平均点とかでもそういう傾向が見れたと思います。
あおいとり さん
>「受験算数を切り捨てさえすれば日本語と英語の体得は共存できる」
という話のようなのだけど
そんな話は読み取れますか?書いてあることだけを受験国語的に解釈してほしいです。受験算数を切り捨てなくても日本語と英語の体得は共存できる
と思います。受験算数を切り捨てるとこういう効果が予測できる、という
話をしているだけのつもりなんですが。
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