女性宮家創設へ｜掲示板スレッド

冷静に考えると　さん、

レスありがとうございます。

先週は冷静に考えるとさんへの返レスを考えていたわけですが、

①日本政府は、慰安婦個人への賠償には応ずることなく、アジア女性基金設立の経緯と河野談話の継承について国際社会に訴えつづける。（紙つぶて案)
②慰安婦問題を戦争犯罪の観点に立ち、韓国、中国、インドネシア、オランダ、フィリピンなどにおける慰安婦個人に調査の上、賠償していく。（冷静に考えるとさん案)

といったところでしょうか。冷静に考えるとさんが仰るように、いずれにしても全面解決には至らないと私も思います。
②の提案ですと、戦時国際法の交戦法規に照らし慰安婦の強制連行をハーグ陸戦法規の「文民の保護」に反する戦争犯罪になるのでしょうが、第二次戦争大戦から現在に至る小規模戦争まで、陸戦法規、海戦法規、空戦法規を遵守した戦争は存在しなかったのではと思います。日本が70年前の戦時行為に対して、自ら戦時国際法に照らし賠償を行ったとしても、国益に反する賠償に他国は頬被りをきめ込むでしょう。

＞一方、「慰安婦」は韓国・朝鮮人だけではない、ということ。 ～これだけ国際的に認知されてしまった「慰安婦」問題、現実的な解決（全面解決は無理でしょう）方法として取り得るのは、我が国が上記でいうところの戦争犯罪としての「強制連行」に関する証言（極東軍事裁判における公文書も含めて）を公開して、認めるべきところは認め、真摯な姿勢を国際社会に示した上で、個人賠償請求に応じる立法措置を講ずることではないか。その結果、韓国以外の他国（占領地を中心として）の被害者の方々の訴訟を通じて、上記の「強制連行」は戦争犯罪としての本来の意味に特化することができ、

韓国、朝鮮を除いた国の慰安婦の方々の個人補償はアジア女性基金設立により解決済みと言えませんか？慰安婦問題を外交問題にした国とは区別する方が良さそうです。また、そうなりますと現在の剣呑とした日中関係ですから、中国人慰安婦が新たにぞろぞろ名乗りを挙げそうですが。

＞一時的に国際的な評価が下がろうとも、長い目で見ればいわゆる広義の「強制性」という広範かつ曖昧な争点を忌避するとともに、国家（政治）意志とは無縁のところで本来の「救済」が可能ではないか（お察しのように時間的要素が大きいところですが）。

うー、極東軍事裁判の資料を証言として持ち出すとなると、極東軍事裁判とは如何なるものだったのか！！と、右側の人々を急先鋒として紛糾すること間違いなしです。
また、もう慰安婦問題でこれ以上国際的評価を下げたくないのも本音です。

＞ここで前回述べた「政治的妥協」を日韓双方で話し合うべきだということです。

そうですね。どちらにも妥協が必要ですから粘り強く交渉を続け、落とし処を見つけるべきだと思います。
そもそも、何故に日本政府は「強制性」を争点にしたのでしょうね？　日常を逸脱した戦時中の制度の強制性をゼロ・サムで論ずれば、ゼロを提示することは圧倒的に不利ですのに。
ストークス氏の
「サムシング　ディドント　イグジスト　アットオール、何かが全く存在しなかった」の立場による主張は極論すぎる。（『連合国戦争史観の虚妄』P 98)
に納得する次第です。

あ、ひまわりさん。

すみません、雰囲気無視で、書いちゃいました。
ちょっと、私にしては稚拙ですけれど頑張ってみました（汗）。

何をビクビクしているのだ？笑






w

みなさん、どうしてもひまわりさんに「売春は良いことだ！どんどんやれ～！」と言わせたいのですか？
ひまわりさんは決してそんなことはおっしゃっていないと思いますが。

ちなみに、どこで見聞きしたかは忘れましたが、以前、何かの折に「性行為はするけれど、キスはしない」という風俗店（？）に働く女性の話を聞いたこと（見たこと？）があります。小説だったかも知れない、、、汗
その女性としては、そうすることで「体は売っても心は売らない」という意思を貫いているということだったと思います。
つまり、「心」をどうやって護るかというのも本人の考え方次第なのだと思われ、特定の行為だけをもって、他人が「心」を売ったかどうかを計ることは出来ないのだろうと思うのです。

私は、売春なんて良いことであろうはずがないと言う考えですし、法にそむくことなのですから「罰せられてしかるべきだ」とも思いますが、だた、自らの春を売ることを糧にして生きている女性が存在し続けていることも事実。
処罰だけではなくならない現実をどのように考えればよいか、それを考えるには、単に「売春は悪いこと」と切り捨ててしまってはいけないのだろうと思います。

二俣川さん、

＞しかし、その愚民たちも先の消費税大増税に加え、安倍による一連の政策の真の狙いが財界など支配層による既得権保持にあるということが、

安倍憎しの余りに、極端な思考に陥っていませんでしょうか。
ウェーバーの研究家で政治学者、野口雅弘氏は、
新自由主義とは市場の機能を強調し、規制緩和や民営化を推進力して「小さな政府」を実現しようとするイデオロギーであるとしています。バブル崩壊後の日本経済の低迷期に、国民が官僚に対するイメージを「国益を担う優秀な官僚」から「既得権益にしがみつくエリート集団」に悪化させた時期（橋本内閣、小泉内閣時)に、官僚や公務員への不信が新自由主義の説得力を高めたと、著書の中で分析しています。

つまり、国民や政治家（自民党員や民主党員)の民主主義、平等化への情念が新自由主義を生み出したともいえます。
もちろん、日本を暮らしやすい国にするために新自由主義経済がもたらす経済格差は許容範囲まで是正されるべきとは思いますが、資本主義国家である限り、大企業も陰の支配者層も存在することは自明だと思います。

＞韓国、朝鮮を除いた国の慰安婦の方々の個人補償はアジア女性基金設立により解決済みと言えませんか？慰安婦問題を外交問題にした国とは区別する方が良さそうです。


アジア女性基金を設立して元慰安婦という方に金銭を実際に渡そうとしたが大半は受け取らなかった。
世間の目もあるだろうし、彼女達は金銭目的で声を上げている訳ではない。
実際に受け取った方達もそれで終わりということではない。

お金じゃないんだよ。
私たちに必要なこと、それは「誠意」である。

「韓国人さん、ごめんなさい」という気持ちを我々一人ひとりが持つことが大切であると私は思う。

君は、朝鮮韓国籍だもんな

＞新自由主義とは市場の機能を強調し、規制緩和や民営化を推進力して「小さな政府」を実現しようとするイデオロギーであるとしています。バブル崩壊後の日本経済の低迷期に、国民が官僚に対するイメージを「国益を担う優秀な官僚」から「既得権益にしがみつくエリート集団」に悪化させた時期（橋本内閣、小泉内閣時)に、官僚や公務員への不信が新自由主義の説得力を高めたと、著書の中で分析しています。


憲法や労働法の立場からは正反対の評価。
簡単に言えば、新自由主義とは機械的・形式的放任主義。自己責任という名の弱肉強食（ジャングルの自由）を志向するもの。
日本国憲法の志向する福祉国家像とは真逆である。
（18世紀ならいざ知らず）そのようなあほな言い分を主張する「研究者」が絶滅していなかったとは、本当に驚く。
むしろ、形式的平等観に立つ新自由主義を否定し、国家による私的自由への合理的介入によって実質的平等を実現させようとするものが、20世紀以降の欧米先進国の基調的流れだ。

もともと「小さな政府」とは、既得権ある富裕層が累進課税を目の敵にし、公租公課の負担を免れたいために言いだした屁理屈。
したがって、何事も「自己責任」との口実で、社会的弱者に対する社会保障費などを無駄遣いと攻撃する。その結果、わが国はOECD加盟国中最悪レベルの社会的格差ある国に転落してしまった。
非正規労働者の増加や労働者派遣の規制緩和＝放任化も、正社員としての人件費コストを削減したい大企業の論理の証である。安倍の首切り自由特区・残業代ゼロ法案も同じ文脈にある。

◎　あなたが、それらを真面目におっしゃるのなら、これまでの言い分と100％矛盾するものだと言わざるを得ない。
　たとえば、これまであなたはジェンダー的立場から昨今の女性差別問題を語ってきた。しかし、新自由主義的思考ならば、体力差など男女の本質的違いを何ら考慮することなく、
　機械的平等に取り扱うということにならざるを得ない。出産も子育ても理由にならず、それは「小さな政府」のもと、すべてご自分で負担し、解決しなさいということになる。
　換言すれば、国会や都議会でヤジを飛ばしてきた自民党親父の側に立つということである。それでは、いつまでたってもこの国は男社会のままである。メッキが剥げたようだね。