女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
「初心者」さま
まずは昔話から入らせていただくことをお許しくださいな。
しろくまの時代、本格的な受験勉強というのは、小5から始まりました。個人塾などでは、算数しか教えません、という塾、ほんとうにあったんですよ。中学受験塾は「算数」だけ、教える。後は自分でやりなさいっ みたいなときが、ほんとうにありました。
やがて、国語が入り、理科が付加され、「近代的な」塾の形がつくられてきました。
前にも話したことなのですが、「そんなの昔の話ですよ、今はみんな早期から取り組んでいるのだから、早く始めないとだめですよ」とおっしゃられる方もおられることと思います。
でもね、問題をみるかぎり、しろくまの時代の問題のほうが難しかったり骨太だったりしますよ。とても簡単だった、というわけではない… で、合格最低点をみる… あんまり、昔と変わりません…
もし、早くから取り組むのが有利で、早くから取り組んだ子のほうが点数高くなるなら、合格最低点が昔より高くないとおかしいではないですか? そんなことはないんですよね。
☆ 早くから始めて何かを得たとしたら、同時に、何かを失っているんです。
中学入試を始めるにあたって、いくつか心にとどめておいてほしいことがあるのですが、これがその一つです。また、
☆ 何かを増やすということは、同時に何かを減らすこと
☆ 何かを減らすということは、同時に何かを増やすこと
ということも心にとどめておいてほしいと思うんです。
国語と算数だけではなく、社会と理科もやりましょう、と、なると、それは同時に、国語や算数の勉強時間を減らすことになりますよね。
負担を減らすために、4教科校をやめて3教科校にしよう、と、なると、国語と算数と理科の学習時間を増やしたり、内容を濃くしないといけなくなりますよね。
社会と理科はまだ必要ないのでは? という質問に
「今から押さえておけば楽です」という回答でよいのでしょうか? これって、必要な理由になっているのでしょうか…
「みんな取っているから」という回答でよいのでしょうか? これって、必要な理由になっているのでしょうか…
「楽」って、何でしょう?
中学受験勉強で、合格に必要な「核」というのは、「楽ではないが必要な部分」にこそあるような気がするんです。
「楽じゃないですけれど必要ですよ」
と、力強く言われたモノこそ、選択しなくてはならないモノのような気がするんですよね…
同様に、「みんなそうされていますが、あなたの場合は…」
と、優しく言われたほうが、一人一人をみてくれている塾であると思うんですよね…
塾トークというものを、どのように見て、そうして理解するのか、大切です。
何度も申し上げることですが、塾は利用するべきモノであって、塾に利用されてはいけません。塾に対して客体ではなく、主体でなくてはなりません。
算数と国語、まずはしっかり向き合ってみてください。「みなさん」とっておられますよ、と、言われても、いえ、「うちは」まず、2教科しっかりやらせてみます、と、言ってのけてください。
そうして2教科やってみて、これなら社会もやってみよう、理科もやってみよう、と、なったら付加していく、で、よいのです。
「先生の言うとおりにしてよかった」と言うのは「こちら」であって、塾がいうセリフではありません。
何か追加質問があればどうぞ。
「123」さま
「記述白紙少年少女のための記述法」というのは、以前、と申しますか、確か昨年の入試の直前、どーしても記述ができない、ボーゼンとして白紙になっちゃう、という子のための「記述法」を紹介したシリーズです。
けっこうシリーズで長いものですが、幸い、「外の人」さまが、「しろくまさんのまとめブログ」というのを作ってくださっていて、そちらを検索していただいたほうが、まとまってたいへん読みやすくなっております。
お子さまは、小6でしょうか。もし、関東などおすまいで、あと少しで入試だ、という場合で記述がここにきてもなお全然だ、どーしよう、という場合はご活用くださいな。
「う゛ぁにだ」さま
まずは、ここまでの道のりを思い出して、母子で語り合ってみてください。新しい出発のための過去の整理も大切です。
感謝など、とんでもありません。お子さんのがんばり、お母さんの支え、家族の力、塾の先生方… しろくまなど、それらの「輪」には入りません。
まずは、残りの小学校生活をしっかり充実したものにしてやってくださいな。ここまで合格のための道のりの途中で、落としてきたもの、忘れてきたもの、いっぱいあるかもしれません。そういうものを、拾って探す時間をつくってやってくださいな。
しろくまさま
しろくまさまの適切なアドバイス、心温まるお話、いつも感動しております。
この度は、現在5年生の娘の件で、ご相談に乗っていただけませんでしょうか?
娘は、小学受験専門の幼児教室に3才から通い始め、小学受験は残念な結果で、公立小学 校に進みました。せっかく通塾する習慣がついているのだからと思い、1年生からも別の塾 で算国のみで3年間通いました。
その後、4年生から進学塾に変わり、現在に至っております。
本人は通塾することを、今まで拒んだことはなく、むしろ楽しんでいるくらいでしたし、早 くから先取り学習をしていれば、少しでも賢くなるかなあと、ちょっと期待していました。
ですが親の期待もむなしく、5年の成績はひどいもので、4年のほうがましだったくらいで す。
ちなみに5年の公開の成績なのですが、(大変恥ずかしい成績なのですが、すべての状況を わかっていただきたいので公表します。)
第1回模試 第2回模試 第3回模試
算 37.3 45.9 30.9
国 45.0 36.5 32.9
理 31.1 36.4 38.1
社 53.2 46.6 37.4
と、散々な結果です。1年生から塾通いで、こんなひどい成績なので、夏休みがおわったあ と本人と話をし、後半3回の模試で、4教科偏差値50を超えなければ、5年で塾はやめる 受験もしないと約束させました。
本人もその話をしてから、やっと腹をくくったようで、ゲームもやめ、遊ぶ回数も減らし、 塾では居残りもし、必死でがんばっていたようです。
にもかかわらず、
第4回模試 第5回模試 第6回模試
算 39.1 42.1 42.2
国 49.5 52.8 42.6
理 44.4 38.5 40.9
社 41.0 39.1 40.2
という悲惨な結果に終わってしまいました。
私自身も正直、全部50超えは難しいかなあと思っていましたが、ここまでひどいとは思い ませんでした。
あまりのひどさに、おまけして許してあげることもできません。
本当は約束したのだから、ここでスッパリとやめさせるべきなのですが、(本当にそのつも りでした)
地元の中学はあまり評判はよくありませんし、兄が中高一貫校に通ってまして、私学の良さ は実感しております。
なので、やはりこのまま引き続き通塾して、受験させてもいいかなという気持ちになってし まいました。
そこでアドバイスいただきたいのですが、
① 今、現在、子ども自身は1月で塾はやめさせられると思っている。
② 塾の先生は、私がやめると言ってこないので、多分続けて来ると思っている。
という状況なのですが、このまま子どもと、きちんと今の状況について話し合いもせず、 塾を続けさせても、今の成績が上がるとは思えないし、本人に危機感とやる気を出させるた めには、どのように話を持っていけばよいでしょうか?
結果が出せなかったにもかかわらず、続けさせるので、それなりの理由がないと、次から も、なんやかんやいっても結局許してくれるんや と思われると親の言葉に威厳がなくな りますよね...。
情けない親ですが、助言していただけませんでしょうか?
どんな耳の痛い話でも、聞く覚悟はしているつもりです。
よろしくお願いします。
しろくまさま
初めてご相談いたします。
よろしくお願いいたします。
3年生から日能研に通塾し、この2月から新5年生のクラスがスタートする娘のことです。
塾では、2週間ごとに復習テストが行われています。娘は宿題もきちんとこなし、
復習も答えが合っていたところも間違っていたところも、解き直しをして、ほぼ完ぺきに
できるぐらいまで何回もしています。私も、理科や社会はテキストを見ながら、口頭で答えさせたり、
するんですが、これもほぼ完ぺきに答えられるんです。
ところが!
いざテストになると、とんでもない結果が返ってくるのです。
「なんでできなかったのかな?」と娘に聞くと、「わからない、出来たと思ったのにな。」
娘も私もこんなに一生懸命にやってるのに、なかなか点数に結びつかないことが
そろそろ疲れてきてしまいました。
勉強の仕方が何か違うんだろうと思うものの、これ以上どのように進めていけばいいのか分からず
途方にくれております。
新5年生になれば、もっと量も多くなりますし、もっと難しい問題になってますます時間も
要することとなると思います。
その前にこの状態から打開できる何かアドバイスを頂ければと思い、投稿いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
「さくら さくら」さま
「先取り学習が悪い」という話ではありません。いかなる教育手法も、メリット・デメリットは必ずあります。いろいろなことを知り、同学年の子ができない、解けない問題も解けるようになる… これは進歩です。
ただ、たとえば小3になって、いろいろなことを塾で学ぶ、小4になって、またいろいろなことを学ぶ… その過程の中で、あ、それ知っている、お、これ聞いたことがある、わかるかわる、できるできる…
いきなり「かたいもの」を囓るのはたいへんですが、歯も顎も強くなりますよね。先取りして理解していたこと、知っていたことが、当該学年になって出てきた場合は当然「既知」ですので、とーーしても、初見学習の子に対して、印象が浅くなる、わかっているから、と、「深み」がなくなり、表面的な理解、定着になってしまいがちになります。
むろん、先取りによって、当該学年のものが「反復」になるので、分野によっては(自分の好きな分野など)は、問題なくスパイラルがかかって深い理解になる…
現在5年と、いうことならば、ちょうど今から一年前の小4の1月あたりの模試、それ以降の小テストの復習、ということに力点を置かれる学習をしていくことをお薦めします。
たしかに、模試は、第1回から第3回下り坂のベクトルですよね。でも、第3から第5までは、算・国は、上昇しています。これで「模試物語」をするならば
国語は1回・2回と下り坂… これはやばい、と、気持ちを引き締め模試にのぞんで、第3・第4・第5と、まぁ、もちなおしていった… 算数なども同じで、第3回でがっくりきたから、これはまずいっ と、第4・第5とがんばってみた…
理科や社会は、この時期は暗記物も多いので、ちょっとやればすぐ点数になる… 第3の落ち込みは第4で回復したとみえたので、国語や算数に力を入れたため、あらあら第5回ではガクっと落ちてしまった…
そんな極端なことしちゃだめじゃないっ Aができていて、Bができていなからって、AをやらなくてBばっかりしたらそんなことになっちゃうでしょっ みたいな会話も第4回模試後にあったかもしれません。
ただ、約束された時期の模試で、「50超えなければ」というのは、ちょっとハードルが高いですよ。小5の後半は、ねていた「うさぎさん」少年が、ばっ と、駆け出す時期と重なります。
小5の時期の、「お約束」というのは、模試などの、数字(とくに偏差値)や順位で決めてやるのは避けたほうがよいのです。
何かと引き替えとするときの、小5段階での「お約束」は
① ふだんの学習習慣に関して
② 数字の設定なら、ふだんの小テストの成績で
というのが原則です。
文句を言わず、決められた時間に勉強を始めたら…
1時間は、途中で休憩やおやつなし、じっと机にむかえたら…
小テスト、連続して3回、8割とれたなら…
小テストの見直しを毎日しっかりとやったなら…
などなどの「条件」にするのがよいんですよ。「模試で数字を出せっ」ではなく、「模試で数字を出すための」「学習の取り組みをちゃんとしろ」という要求がよいのです。
これらをやってもすぐに結果はでません。申しましたように、「順位や偏差値」というのは本人以外の他の人のがんばりなどが影響されるからです。
「結果を求める」のではなく、「結果を出すためのプロセス」をさせる、というお約束をするんです。
何も今からでもおそくありませんよ。
学習習慣の軸がしっかり作られたら、必ず合格するための力はついていきます。
小テストなど、やればすぐに結果が出るもので、小刻みに結果が見えるもので、「成績実感」を身近なものにしていけば、前向きな勉強につながります。
さて、そこで、まずは、第1回から第6回の模試の結果を、しろくまにみせてくださったように表にして、あるいは、グラフにでも書いてみせて
「これをみてどう思う?」
本人が何も言わなければ「沈黙の10秒」後
「算数と国語は、第3回~第5回は上がっていったよね。理科なんかも第2回~第4回は上がっているよね。」
と、「上昇部分」を軽く評価してやって、
「3回連続、模試の偏差値を上げられたのは、どうしてかな? このときはがんばったのかな?」
など、色々問答して「本人から話」を引き出していってください。
「でも、これではやめさせられても仕方ないよね」
と、ちょっと押してみて、
「お母さん、考えたんだけれど、ふだんの勉強がやっぱり大切だと思うの」
と、切り出して、しろくまが申し上げたような「日々の学習の約束事」「小テストなど身近な数字の結果」に関するもので「再契約」でよいと思うんです。
つまり、「同種の再契約」は侮りを受けますが「異種の再契約」は、べつに親の言葉の威厳は損なわれません。それどころか、それがだめだった場合は
こうやってもだめだったし、こうやってもだめだったじゃないの
という「二重」の叱責が可能になりますし、受験をやめるにしても本人への説得力にもなりますし、何より親自身のナットクもいくところ…
また逆に、もし、ある程度その約束が実現すれば、「やればできるじゃないの」じゃあ、「次は」と、「模試の数字の約束」という「次の発展段階」に持ち込めますよね。
まぁ、たぶん、「日々の学習の約束事」「小テストなどの身近な数字の結果」による評価を続けていけば、その延長線上に「結果」は出るようになります。
こういう作戦でどうでしょうか?
「みれい」さま
それは、まずは安心してください。程度の差はあれ、塾での学習を始められた方なら、必ずといっても経験する現象です。むしろ、学年の節目には次々同じようなことが出てきますよ。
3年生から始められ、4月から小5になる、というわけですよね。
与えられた課題をこなす、解きなおしもまじめにしていく… 1問1答式に、軽く点検していってもちゃんと答える…
ところが「模試」の結果につながらない…
まさに、それが小5からの学習の課題になるんです。小3・小4は、そういう学習を続けて、小5から模試への結果につなげていく、という段階なのです。だからまさにこれから!
いろいろ原因があるんですよ。
(1)時間制限に弱い
ふだんの学習は自分のペースでできます。「学習とそのときに流れる時間」というのは大切な問題で、ご家庭での学習時間内で自分のペースでやるなら「力」が発揮できるようにはなっています。これはこれでたいへんよい習慣。今後、難しい問題が出てきたときに、まずはこれができなくては「じっくり」取り組めません。
「これから難しくなるのに…」と、ご心配ですが、むしろ、これから難しいことに対応できることはできておられるんですよ。だからこれはよいんです。
でも、模試はもちろん入試は時間制限があります。この問題を何分で、この問題は何分で、と、ふだんの学習にも時間制限を設定していきましょう。できるだけ「小刻みに」。
やりやすいところでやるなら「算数の計算練習」。目の前に時計を置き、さぁ、よーいどんっ という方法…
ただ、女の子の場合は、いきなりこういう「客観的時間制限」ではなく、「主観的時間制限」から入ってやります。
この計算問題、何分でできるかな? 時間を計ってみるね。時間を計るだけだから、自分のペースでやってみて。
から、始めます。ふーん、なるほど、何分かかっているね。これから少しずつ、早くできるようになったらよいね、と、言ってやります。
「早くしなさい」ではなく「これから早くなったらよいね」と、軽く言うておくことがポイントです。こちらから迫るのではなく、本人の自覚と意識にまずゆだねる、ということです。
もちろん、算数だけではなく、理科でもOK。また、国語の文章を読む速度も、同様に「主観的時間制限」を取り入れてください。
(2)学習環境の同一化が図られていない
これはまだ、それほど、大げさに考えないようにしてやってください。ご家庭で、お勉強しているスタイルはどうなっているでしょう? まずは、お勉強部屋で、イスに座って机に向かっていますか?
リビングなどで、ふだんの試験会場のイスと机とはまったく違う、ソファーやイスとテーブル、などで勉強している人もおられます。親の目がとどく、という点、それから、難問をじっくり考えるスペース、という意味では、これは悪いことはありません。でも、時間制限をする場、作業的な学習の場、というのは、机とイスにしっかり座ってやる、というのが大切になります。
とくに、入試は、学校の教室内でおこなわれる場合がふつうで、その机上の広さは
40㎝×60㎝
なのです。どうでしょう。お子さんの机の上は、整頓はされていても、机いっぱい自由に使える環境にあるのではないですか? 参考書も問題集も、ゆったり広げられる、自分のもっとも楽な姿勢で学習ができる…
でも、40×60の世界は、あんがいせまい… そこに問題をひろげ、解答用紙に答えをかく。問題用紙を持ち上げ、下にある解答用紙に書き込む… 筆記用具もそのスペースにあるから、作業中に動かしたり、ちょっとじゃまになったりして、1動作、本番では余分に入りますよね。あれ、消しゴムどこいった、と、問題用紙を持ち上げると「思考の中断」もおこっているでしょう?
このように、「ふだんの学習」とは違う環境下に、模試のときはあるんです。どうです? こう考えると、女の子の場合は、ふだんの力を模試で出しにくい、というのがわかりませんか? これに「手の遅さ」や、時間制限での焦りが加味されると、問題文の読み飛ばしや、読み落としが数問出てきても不思議ではないでしょう…
かくして、「おかしいなぁ、家でやったらできるのに」という定番の「失点疑問」が起こるのです。
(3)「カラーコピー」ノート少女になっている
ふだんの塾での学習姿勢もチョ~まじめ。ノートもしっかり美しくとってくる… でも、講義を「聞きながら」ノートをとっているというより、黒板をうつすという授業姿勢になっている可能性があります。
色々なペンやカラフルなボールペンを筆箱いっぱいにつめて、講師の板書が、左半分から右半分にうつっているのに、まだ反面をうつしている… 講義のノートは汚くても粗雑でもよいんですよ。講師の話を聞きながら、板書をうつす、という作業が同時進行になるようにしていく… で、家に帰ってから、ゆっくり好きなようにまとめなおす、ということをしていけばよいのです。
講師は、講義の中で、かならず重要な部分には、自然と力がこもります。「同時進行」受講ができている子は、その講師の顔の表情や話の抑揚などから大切なものを嗅ぎ取っているんですよね。
もし、カラーコピー少女になっていると、「平板な講義」の理解となっていて、講義の「核」とその「周辺」の起伏がみえない、つかめない、と、なっているんです。
(4)「発表型」学習の不足
まじめな少女は、どんどんいろいろなことを受け入れていきます。よく聞き、よくまとめていく…
自分で説明させる、という工程をちょっとでよいのでふだんの学習に取り入れてみてください。
お子さんのような場合、模試でまっさきにひっかかるのは、理科などでしたら「実験」型の問題。条件を読み、実験結果をみて、問いに答えていく、というものになると、なかなか得点できない… 社会でしたら地理の図表や統計グラフの読みとり、などですね。
お母さんがボケで、お子さんがツッコミになる学習も必要です。お母さんが中学受験経験者で、はい、これは何? え、それは違うわよ、これはこうね、で、これは? はい、正解… という「母ツッコミ・娘ボケ」だと、模試の思考型問題で時間がかかってしまう子になります。
「え? これはどういうこと? お母さんに教えてよ」
「え~ こんなんわからんのぉ? これはなぁ…」
と、本人に説明させるんですよ。人にわかりやすく説明する、ということは理解できている、ということですし、説明しながら思考は整理できます。しかも、定着しやすい。忘れにくいんですよ。比と割合や、角度を求める問題など、「正解!」ではなく、ちょっとちょっと、どうしてわかったん? 教えてよ、と、いうのが大切なんですよね。
何もしょっちゅうする必要はありません。時間をかけてできた問題などは、「よくできたね」というホメ言葉よりも、「え、できたの? どうやって解けたか教えてよ」のほうが効果が出ます。
どうでしょう、この4項目のうち、1つでも該当すれば、女の子の場合はふだんの学習と模試の直結が妨げられます。
こういう部分に着目して、修正していきませんか? あわてて大々的にやる必要はありません。春休みまでにじっくり計画していけばよいですからね。




































