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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【1995428】 投稿者: 誘導係  (ID:cAEYxBEl.Tk) 投稿日時:2011年 01月 28日 14:52

    しろくまさんへ
    「今できること」というスレが立っているのですが多分ここに書き込もうとして間違われたものとおもわれます。回答してさしあげてください。

  2. 【1995551】 投稿者: しろくま  (ID:f84nv2EQm0Y) 投稿日時:2011年 01月 28日 16:26

    「誘導係」さま

     重ねて、お礼を申します。あちらのほうに回答させていただきました。お手数をかけました。

  3. 【1995665】 投稿者: しろくま  (ID:f84nv2EQm0Y) 投稿日時:2011年 01月 28日 18:00

    ~しろくまの直前ギリギリ講習~ 麻布中学

     関東の麻布中学に関する国語のお問い合わせがありましたので、他の方にも役立つこともあろうかと、ちょっと麻布対策、と申しましょうか、物語文の記述に関するお話しをさせていただきたいと思います。

     国語がもう十分できている、という方は、関西に「洛星中」という学校があり、ここの国語の入試問題が、麻布の「異学校同傾向」問題としてはたいへん適しています。また、麻布は記述だけではなく、記号選択も出される年度もありますが、こちらは、女子中の「神戸女学院中」の物語文の記号選択問題が「異学校同傾向」問題となります。関東ですぐに手に入れられるようならば、過去問をもうやりつくしてしまった、という方で国語が得意な場合はご利用ください。

     まず、麻布の国語の問題をぱっとみると、物語文1題で、しかもたいへん長文… 設問も十問を超えますから、国語が苦手だなぁ、と、いう子はかなりめんくらってしまうことでしょう。
     また、ほとんどの年は、「私」型の文章で(「わたし」「ぼく」などが主人公で、ナレーターを兼ねて「わたし」が物語を進めていくという形式)、これは、心情変化を中心とした、そうしてちょっと主人公の「背景」が複雑で、また、性格も複雑な設定となっている場合が多く、精神年齢が低い子どもには、なかなか理解できず、親からみて「はぁ?? なんでそんなトンチンカンなこと書くのよっ」とイライラするような解答になってしまいやすい設問が多く出されます。

    (1)お子さんの黙読時間を測定してください。

     長文だから、時間がかかる、と、漠然と思うだけでは「戦う国語」になっていません。黙読時間を測定して、あなたはこの文章を何分かかって読んでいるよ、と、伝えてください。
     黙読時間の測定の際には、時間制限を意識させるのではなく「時間を計ってみるね、焦らなくてもよいのよ、あなたの一番気持ちよい速さで読んでみて」と言うてから測定してください。

     制限時間(60分)-黙読時間=思考・作業時間

    (2)時間内におこなうの作業レイアウトをする。

     これはもうしろくまがしてさしあげますね。本来なら自分で過去問をやりながら「編み出して」いくものなのですが、もうあまり時間がありません。麻布を受けるが国語がお手上げだ、という人はもうこれでいってください。

    ① 設問を先にみます。
    ② 「理由説明題」に○印をつけていきます。

     たとえば、平成21年の問題ですと「問三・問四・問八・問十」の4問がそれに該当します。まずは「理由を考える」という意識を子どもに持たせるためです。

    ③ 麻布に特徴的な「A行からB行までをよく読んで」という設問には、☆印をつけます。

    ④ ②③の下線部部分を本文からみつけて「前から」印をつけていきます。②は○印、④は四角で囲んでください。

     最初に考える問題は③にします。そのA行からB行を四角で囲んでください。

    ⑤ 一読していきます。

    ☆ 麻布は、「A行からB行までをよく読んで」という問題から取り組み始める

    (3)麻布型「しろくま読解」

    ① 気持ちを表す部分と、事実・行動をあらわす部分に分ける

     これはしろくま読解の物語文の基本です。ふだんの学習でこれを鍛える時間はもうありませんし、本番でこれをやるには相当の手際のよさを必要とします。そこで「麻布」に特徴的な文章に適用するいくつかのポイントをお話ししますので、実際の文章でためしてみてください。

     「わたし」型の物語文は、あたりまえですが「会話」と「非会話」の部分に分けられます。会話は「   」がついていますよね。で、「わたし」型の非会話部分は、ほとんどが「主人公」の心情告白となっています。
     
    ☆ 「会話」内の下線部の問いの解答は「非会話」内からさがせ(をヒントに考えろ)
    ☆ 「非会話」内の下線部の問いの解答は「会話」内からさがせ(をヒントに考えろ)

     と伝えてください。すべてが該当するとはむろんいえませんが、麻布の場合は、これで解答を探す場所をしぼれるケースが多いのです。たとえば平成21年の問7など

     「うつむいたきり動かない」~「兄貴がしんみりした顔になった」

     の間の「兄貴」が何を考えていたか、などは、「会話」文内の言葉の拾い出しとその構成で導けます。

     「俺って、やっぱ勝手なんかな」
     「長男やのにさ、面倒なことをお前におしつけて、家出て行くなんてさ」

     「自分が長男なのに、面倒なことを弟におしつけて、自分は勝手なんだろうな、と、思っている」

     というように作ることができますよね。

    ☆ 文末「のだ」は心情・理由の解き明かし

     麻布では、年度によって文末「のだ」がたくさん出る物語文が出てきます。平成19年などは、これをフル活用できるパターンです。

     1行から21行目までで

     「…つまり時代の要請というやつだった『のだ』ろう」
     「祖父はそのころ、すでにボケ始めていた『のだ』と思う」
     「麻布十番の古ぼけた写真館は、時代の要請という問答無用のラップにくるまれて、なるようになるほかはなかった『のだ』」

     心情や何か理由となるべきことの説明が浮かび上がります。問二などは、これがヒントになるでしょう? というか説明で使うべき言葉は浮かびあがっています。(また後に説明する部分もこの方法で浮かび上がっています。)

    ② A → B
        ↑
        C

     A:最初の気持ち・何らかの行動・事実 B:後の気持ち C:気持ちを変化させたもの

     これは麻布で頻出の「わたし」型に関して、とくに重要な把握の仕方になります。もう直前ですから、まっったく国語が苦手な子には、

     物語はね、わたしは最初こう思っていたけれど、何かの事件やできごと、ものがきっかけで、気持ちが変わる、という話なんよ。そう思って読みなさい。

     と、言い含めておいてください。麻布の「わたし」の理由説明題や心情説明は、この変化を書けばそれで○がもらえる設問が少なからずあります。
     とくに麻布の心情説明は「Aであったが、CによってBとなった」という鋳型でなんとかまとめられます。

     平成19年の場合、

     問六 「遠回しに不実をなじられているような気持ち」とありますが「ぼく」のこの時の気持ちを説明しなさい。

     A ポートレートを撮り直しさせるためにうそをついて祖父をつれ出した。

     ↓ ← C 「久しぶりにおまえをとってやろうなぁ」(という愛情あるおじいさんの言葉を聞く)

     B ごめんね、おじいちゃん(という申し訳ない気持ち、不誠実な気持ち)

     この流れで書ければ、なんとか点数になりそうです。

    ③ 類似・共鳴・投影

    ☆ 主人公(登場人物)と似ているものを探す
    ☆ 主人公(登場人物)と響きあっているものを探す
    ☆ 主人公(登場人物)の気持ちが映し出されている場面を探す

     これは上級編ですが、麻布の物語文はこれがよく出てくるものがチョイスされています。

     平成19年の場合、都電・写真館との共通点を説明させているだけでなく、じつは「祖父」もまた、これに投影されている、ということに気がつくでしょうか。

     のろまで、不格好で、厄介者で、時代の要請という問答無用のラップにくるまれて…

     都電=写真館=祖父

     であるなら、問十三のような、もう麻布の国語の定番のような問いでも、何とか記述に持ち込めますよね。つまり

     「都電が走っていた時代」=「写真館の時代」 時代の要請にとりのこされた時代

     「都電・写真館=祖父」であるならば、祖父そのものに主人公が抱いている思いを、この時代の説明に投影できますよね。

     「祖父はぼくの生まれ落ちた瞬間からぼくの育って行くありさまをそのライカに収め続けてくれていたのだ」

     祖父の人柄を時代の説明にすりかえれば、問十三は何とかまとめられそうです。

     平成20年の問題でも、「灯子」が、自分を「りんちゃん」と重ねる場面がありますよね。こういう、主人公が他の登場人物を自分に重ねる場合は、その心情説明は、その登場人物を説明している言葉を用いて説明できます。

     あと数日、麻布のような記述に関して、途方にくれているみなさん、こういう点にしぼって一度、お子さんに説明してやってください。なんとか白紙ではなく書いてくれる手かがりになれば、と、思っております。よければご活用くださいな。

  4. 【1995825】 投稿者: 青ざめた母  (ID:BjUoYqmX40w) 投稿日時:2011年 01月 28日 20:41

    しろくま様

    有難うございます!
    本当にもっと早くご相談出来ていればと悔やまれます。。

    息子は読みにくい素材文だと本当に時間がかかって
    最後の大型記述が書き切れない事が多々あります。
    例えば最近の物語「重松清」のものとかだと読みやすかったらしいのですが・・
    循環バスは、もう完璧にダメでした。
    女子の心理もの、初恋関係、時代が古いともうお手上げです。

    今日は手をつけていない最後の過去問に挑戦したのですが
    これがなんと、時代が古いうえに初恋ものという二重苦の物語で(平成5年です)
    親子共に、自信喪失にいたり、息子が泣きますので
    「これは無い事にしようね!こんな古めかしいのはもう出るはずがない!」と
    破り捨ててしまいました。
    これで良かったでしょうか?
    そのあとは逆流法で、一度やったものの解きなおしをしたりして何とか気持ちを持ち直しましたが・・

    麻布の算数は古いほど高得点、しかし麻布の国語は古いほど悲惨でした。

    上記のしろくまさんのアドバイスを何とか噛み砕いて
    逆流法をする時に説明してみます。

    本当にこんなにお時間を割いて頂き、有難うございます!
    後3日、あきらめません!!

  5. 【1995883】 投稿者: 三男  (ID:SOLZR06QKxg) 投稿日時:2011年 01月 28日 21:23

    しろくまさま
    以前、算数・理科に比べ国語の偏差値が低く、国語の勉強方法を教えて頂いた三男です。
    あの時は、新五年生は引き続きVクラスになる予定だが、国語はSクラスレベルなのでVクラスでの国語をどうしていったら良いかを教えて頂きました。
    新クラス発表があり、Sクラスになりました。3教科の偏差値はVクラスに相当だったので、個別教室で国語を習っているので、個別教室総括先生から聞いて頂いたところ、やはり、国語の偏差値が低いことが問題になったようです。
    個別教室総括先生からSクラスなら国語の個別は必要ないのではの助言を頂きました。算数と理科の宿題はVクラス範囲もしたらどうか。最レ算の資格があるのに受講しないのはもったいないから、個別教室にきていた時間分を最レ算受講に替え、小5なので、得意分野を伸ばすのも一つと助言を頂きました。
    前段が長くなりましたが、そこでしろくまさまに再度教えて頂きたいことがあります。
    Sクラスで国語を受ける場合も事前にテキストの文章を読んでおいて、わからない語句を調べてから望むことをしても良いでしょうか?
    それとも、Sクラスで国語の成績からすると適正クラスなので、基本通り予習は全くしないで受けることが良いでしょうか?
    2ヶ月ごとにクラス替えがあるので、三男はVクラスに上がりたいと思っています。
    私は、三男の国語レベルにあったクラスで学び公開テスト国語偏差値の大きな変動がなく、どんな苦手分野が出ても平均点はとれる状態を目指した方が良いのではないかと思ったりしています。

  6. 【1995907】 投稿者: しろくま  (ID:rekP2tMH5Bo) 投稿日時:2011年 01月 28日 21:35

    「青ざめた母」さま

     この時期、極端は避ける、というのが大切なことです。
     入試までに、バランスのよい学習を行うと同時に安定した精神状態にもっていってやることが肝要です。

     しろくまが平成五年のものを手元に持っていれば、じっくり解説してさしあげるところですが、23年度用のものは、過去10年しか掲載されていません。
     「できない文章」には「できない理由」が必ずあります。また、申しましたように、本人がやりにくい問題文のものは、「模範解答からの逆流法」で考え直し、その理由がナットクできればそれでよし、とすればよいのです。
     ようするに、同じような問いになったときに、どういうところに着目すればよいのかがわかればよいのですよ。

     こんな問題は不要だっ と、破り捨てる、みたいな「極端」はしてはいけませんよ。過去問すら「本番」で点数をとるための手段にすぎません。
     その点、その後に模範解答からの逆流法で持ち直したのですからよし、と、しましょう。

     国語ばかりに気をとられてはいけませんよ。申しましたようにバランス重視です。
     国語に時間をかけるのはかまいませんが、ちゃんと算数の、とくに「どこの学校にでも共通して出される」部分の演習、しろくまがよくいう「易問流し」を忘れないようにしてください。理科も同様、必ずたとえ1問でもよいので解く、ということが大切です。
     国語で落ち込むことがあれば、算数のできる問題、得意な問題をさせて精神のバランスをとってやってください。

     「三日坊主」という言葉があります。これは、裏返すならば、三日間あればどんなことでもできる、ということです。
     入試直前の三日こそ、大切なんです。あきらめる必要などまったくありませんからね。

  7. 【1995926】 投稿者: しろくま  (ID:rekP2tMH5Bo) 投稿日時:2011年 01月 28日 21:49

    「三男」さま

     国語の成績はSだけれども、ここはあえて、まだ下のクラスだ、という意識を持たれて学習することをお薦めしますよ。

     なかなか上位校をねらう方は、自分の偏差値より下の学校の問題であったり、学年1つ前の問題を解かれたりすることに抵抗をおぼえる方(あるいは本人も)がおられます。
     ○○中学をめざすのに、こんな××中学の問題なんて… と、思う場合もあるんですよね。算数はときに難しい問題にチャレンジすることが「ひっぱりあげる」働きがありますが、国語は、語彙や経験値、精神年齢がそろっていなければ、難しい問題をすることは得点力をあげるための効果を出せない教科です。
     
     「読める」→(   )→「解ける」

     読めるからといって、解けるとは限らない、というのが国語でもあります。「読めない」ならば「解けません」。
     この(   )が大切なのです。

     ですから、素材は、今のレベルよりも下のものを用いて、(   )の部分、すなわち、設問の解き方、答え方、解答の探し方、出題者の意図をくみとる… などなどを理解させていくことが大切になります。

     そういう意味で、しろくまは、まず「模範解答からの逆流法」は苦手な子の場合は大切、と、考えているんです。読める文章を用いて設問を考えていく…

     ですから、Sクラスであっても、前に申しましたように、「あらかじめの仕込み」はなさっておいて可ですよ。
     ここは丁寧に慎重に進めましょう。

     「公開テストを安定させる」
     「苦手な文章が出ても平均点に持ち込む」

     というのは、国語が苦手な子が入試までに持ち込むべき「理想」ですよね。ただ、これは、クラス帯そのものよりも、そのクラス帯で、どのような学習をするか、というところで解決はできます。
     とりあえずは、Sクラスで、「あらかじめの仕込み」をおこなう国語の学習でいって、3月くらいの公開テストで様子をみてみる、という作戦でどうでしょうか?

  8. 【1996553】 投稿者: 三男  (ID:SOLZR06QKxg) 投稿日時:2011年 01月 29日 13:22

    しろくまさま
    ありがとうございます。
    しろくまさんのご助言を本人に話したところ、嬉しい表情で「よっしゃ」。
    私もエネルギーを頂きました。
    しろくまさんがおっしゃってくださった語彙力は弱く、精神年齢も偏りがあり、長文問題を解く経験も少なく、まだまだ、課題がある状態です。
    しろくまさんからの助言で、その事は課題でもあるが、確実に語彙力を積み上げ、長文問題を解く経験を逆流法から増やし、精神年齢が上がってくることを待つことで、まだまだ、のびしろがある我が子なんだと輝いて見えてきました。
    仕掛けをして講義にのぞみます。
    そこで、もうひとつ教えてください。
    今までは意味が解らない語句は辞書で調べ確認し、辞書に付箋を貼るようにしていました。
    しかし、意味が解らない語句を翌日に聞いたら、理解していないことが多々あります。
    英語単語帳のようなものを作成することはどうなのでしょうか?
    えっ!そんな語彙も知っているの?と思うことを言って、意味もわかっていたりということもあったり。
    これも経験値や精神年齢からくるものなんでしょうか?
    よろしくお願いします。

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